首相の施政方針演説から

小泉首相は、21日の国会施政方針演説で、

「海外では、ナシやリンゴなど日本の農産物が高級品として売れています。
やる気と能力のある農業経営を重点的に支援するとともに、企業による農業経営への参入を進め、
農産物の輸出増加を目指すなど「攻め」の農政に転換いたします。 」

と表明した。
文字にしてわずか数行しかないが、その意味するところは大きいと思う。
やる気と気力のある農業経営を重点的に支援、というのが
何を意味するのかは、必ずしも明確ではないが、
日本の農産物輸出が、ひとつのテーマになったことだけは間違いない。
三年前、福岡でこのプロジェクトに着手してから、
まさか首相の施政方針にも加えられるとは、誰が想像しただろうか。