昨夜、テレビ東京系列で「ガイアの夜明け」が放映されました。
僕も数カット登場し、始めはあまりの恥ずかしさに、
手で顔を覆って指の間から垣間見る始末。
青森との二元構成でテンポ良く無事終了。
その直後から翌日の今日一日で、
70通を越えるメールや電話を頂きました。
テレビ番組の威力を改めて知ることに。
多くが励ましやお褒めの内容でしたが、中には私が一時間ずっと登場するものと思っていた方にとっては「消化不良だった」とか、さらには、海外での販売現場でいろんな技を駆使しているのを知っている方からは、「試食だけだなんて一体ナンだったの?」と率直に批評してくれる方もいて、とにかく、その暖かい心遣いに、文句なくたまらなく嬉しかったです。
以前からお世話になった方、親しい友人、共に苦労をした仲間、そして多くのかつて一緒に、黎明期の海外販路開拓に携わった、県庁や国、農業団体、生産者、メーカー担当者の皆さんから
「あなたの顔が懐かしかったよ」
「昔一緒に苦労をしたことを思い出したよ」
「まだ頑張ってるんだ」
など暖かいエールを送っていただきました。
この人たちこそ、本物の「ニッポンを売る!」主人公たる立役者なのです。
寄せられたメールを一通一通読んでいたら、
涙がにじむほど感激してしまいました。
番組を看て、新たに関心を持っていただいた視聴者やブログで取り上げていただいた方、そして僕のことを思い出してくれたすべての人々に対する感謝の念こそが、今回の最大の収穫であり、喜びであり、そして僕を支えてくださるかけがえのない大きな財産なのだと再認識しました。
本当に皆さんありがとうございました。
ようやく確定申告が終わり(笑)、明日からまた出張の連続ですが、
頂いたメールには、時間はかかりますが必ずお返事を書きます。
また、この2ヶ月間、数多くの現場や関係者の皆さんを収録させていただきましたが、そのほとんどがオンエアされませんでした。
数日前から準備していただいたものや
熱く語っていただいたインタビューなどもあり、とても心残りです。
この場を借りて、深くお詫び申し上げます。
でも、一番苦しい思いをされたのは、数十時間の収録済テープを、泣く泣く十数分のストーリーに編集されたディレクターさんだったことは、想像に難くありません。
改めて皆さまに申し訳なく、ご協力に感謝いたします。
でも番組を通して、シソの吉川さん、リンゴの片山さんや山野さんという農業生産者が自らの意思と行動で海外に活路を求めていく姿は、しっかりと伝わったのではないでしょうか。
ディレクターさんの許しが出れば、お蔵入りになった秘蔵シーンも
いつかブログで紹介しますね。
それにしても、テレビカメラを向けられていても、
写真機で写している僕は、もうほとんど病気ですね!!
番組で紹介されたミーゴレン(マレー風焼そば)シソの葉添え
シソだって、イチゴだって、ハイブリットカーだって、
日本人のやる気とパワーと誠実さを武器に、
世界の大舞台で奮闘しているのです。
さあ、明日からは、私も脱皮します。
まったく違うジャケットに着替えて、
新たなスタートを切りたい!と、心ひそかに誓っているのです。