若い頃使っていた手帳に挟んでいたメモに、私が日頃敬服している実践派クリエイターである森本亜矢さんの手によるブログで引用されている一編の詩に目が止まった。森本さんには、本ブログのデザインもお願いしている。
マザーテレサが愛したケント・M・キース氏の言葉だそうである。
人は不合理、非論理、利己的です。気にすることなく、人を愛しなさい。
あなたが善を行うと、利己的な目的でそれをしたといわれるでしょう。気にすることなく、善を行いなさい。
目的を達しようとするとき、邪魔立てする人が出てくるでしょう。
気にすることなく、やり遂げなさい。
善い行ないをしても、おそらく次の日には忘れられるでしょう。
気にすることなく、し続けなさい。
助けた相手から、恩知らずの仕打ちを受けるでしょう。
気にすることなく、助け続けなさい。
あなたの中の最良のものを、世に与えなさい。
蹴り返されるかもしれません。
でも気にすることなく、最良のものを与え続けなさい。
「逆説の十ヵ条」と題するこの詩に初めて接したとき、目の前がパッと開け、ものの見方・考え方が180度変わったのを今でも覚えている。