今、南米編を自動更新でアップしているが、
実はその間、香港へ出張していた。
現地で目の当たりにした時事の話題を臨時アップする。
香港入りしたその日は
まもなく台風「ハッカビー」(黒格比と漢字表記)が通過するということで少し慌しくなっていた。
真っ黒い雨雲が猛スピードで動いていく
香港島・西区の問屋街でも、
いつもは冗談交じりの下町独特の風情だが、
この日は夕方の再接近に備えて、商品の搬送にも心なしか緊張が走っているように思えた。
動きがいつもより慌しい・・・
補修を急ぐ
午後を過ぎると、風雨が強まり3級台風警報のシグナルが発表されると仕事を切り上げて家路に急ぐ人の姿が目に付くようになった。
一晩中激しい風雨が吹き荒れ、特に予想外の降雨に「少し様子がおかしいな?」とよそ者の僕にも感じるほどの凄さだった。
外での営業ももう限界。店閉まいだ
そろそろ傘も役に立たなくなってきた
翌日の方では案の定、香港の沿岸地区、マカオの一部地域で浸水被害に見舞われ、
「こんな水害は50年来経験したことがない」
というTVニュースでの住民のコメントも。日本でも最近よく聞くフレーズだ。
その後も台風一過とはいかず、大雨に見舞われて動きが取れなかった。
ひどい風雨だった・・・。
たまに居合わせた台風を恨めしく思ったが、
その日さらなる暴風雨に見舞われることになったのだ。
(次回に続く)