(先々回より続く)
サンパウロ市は人口1,074万人(2005年)のブラジル経済の中心であるが、実は南半球で第一の大都市でもある。
緯度的には実はほぼ南回帰線上にあって、年平均気温19.5℃の亜熱帯地域に属している。日本の近くでいうと台湾くらいだと思えばよい。
この日の夕刻もご覧の気温
だから日本と反対で真冬だと言っても、まったく寒いと感じることはなかった。
ブラジルの首都は内陸の人工都市ブラジリアであるが、サンパウロはちょうど中国・上海のようなビジネス・経済の拠点であり、日系企業のほとんどがここサンパウロに支店やオフィスをもっている。
サンパウロのビジネスの中心 -パウリスタ通り
予想に違わず近代的都市で、東京をはじめ他の都市と比べても何ら違和感のない大都会である。
朝の出勤風景も東京と少しも変わらない
高層ビル、広い道路、秩序ある都市機能などいずれも遜色ない印象だ。
パウリスタ(サンパウロに住む人の意)も都会派だ
ブラジルは治安が非常に悪いので絶対に単独行動しないように!と、ガイドさんに何度も釘を刺されていたのだが、私にとっては単なる脅しにしか聞こえない。
初日からさっそく独りでタウンウオッチングに出かけた。
(良い子の皆さんはゼッタイに真似をしないようにネ)
ブラジルというとなぜかビートルのイメージが・・・
やはりこの国でも携帯電話が日常風景
ファッションも流行の発信地
背中がパックリ開いたデザインが流行している(ように思えた!?)
オシャレが気になる・・・
あちこちに美味しいお店が
このような新聞雑誌スタンドがあちこちにある
telephone stand
足が棒になるほど異国の街を歩き回ったら、
久しぶりに全身の細胞がテンションをあげてきた。
(次回に続く)
個性的な建物が実に多い
忘れられないサンパウロの夕景
田中 豊
最新記事 by 田中 豊 (全て見る)
- 人生で一番高いところに登った日(その3) - 2021年2月10日
- 人生で一番高いところに登った日(その2) - 2021年2月5日
- 人生で一番高いところに登った日(その1) - 2021年2月1日
渾身のレポート!感激しています。続編も楽しみにしています。
じーこむらさん 応援ありがとうございます。出来るだけ画像を多くして、少しでも南米のヒトと土地の空気が伝わるようにトライしてみますね。
「脅し」ではなく、本当に危険なのに・・ご無事でなにより。。
saranさん ご無沙汰しています。 コメントありがとうございます。サンパウロを知っているsaranさんにはご心配おかけしました。この後も毎日のように朝昼晩と公式行事の合間を縫って単独行動にいそしんでいました。まあ、こうして元気にブログをアップしているわけです。サンパウロも、リオも、ブエノスアイレスも大型バスからだけでなく目線の高さで街の匂いを感じることが出来ました。必ずまた行く街です。