4月はスタートの月。
多くの人が気分一新して
「元気」に満ちていることだろう。
「元気」に満ちていることだろう。
この元気という言葉は、
これまで僕は講演の場で多用してきたキーワードでもある。
これまで僕は講演の場で多用してきたキーワードでもある。
地域の元気創りや全国の元気人たちの挑戦という風に
あまりアカデミックな言葉では無いけれど
自分らしくていいやと考えたし、
実際多くの人たちの共感を得た。
あまりアカデミックな言葉では無いけれど
自分らしくていいやと考えたし、
実際多くの人たちの共感を得た。
元はと言えば、この「気」という字に長年興味を
持っていたからでもある。
旧字体では「氣」と書き、中国語の繁体字圏では
今でも使っている。
持っていたからでもある。
旧字体では「氣」と書き、中国語の繁体字圏では
今でも使っている。
この氣の字の成り立ちは、
大地を表す「米」の部分と
天空と地面の間の空間を表す「气」の
部分から構成されるという。
大地を表す「米」の部分と
天空と地面の間の空間を表す「气」の
部分から構成されるという。
まさに大地に作用する眼に見えぬ
エネルギーを表しているのではないだろうか。
エネルギーを表しているのではないだろうか。
僕の知る限り元気という単語は日本語であり、
中華圏では日常的には使わない。
中華圏では日常的には使わない。
元気の訳語としては、
ニーハオ の好や精神、活力、精力などが普通だ。
ニーハオ の好や精神、活力、精力などが普通だ。
が、台湾では元気ブームがあったのだろうか、
一時期、街のあちこちで元気の文字を見かけた。
一時期、街のあちこちで元気の文字を見かけた。
台北の朝食スタンドの屋号にも使われている
日本語っぽい流行語としてはやったのでは
ないだろうか。
ないだろうか。
とにかく元気な台湾の人たちにピッタリの表現かも知れない。
屋台のどら焼きまで元気の二文字が・・・
もしかしたら、この10年ほどの大陸への産業空洞化や
韓国ほかの途上国との経済競争によるお疲れ気味で
「元気だそうよ!」と自ら鼓舞しているのかもというと
勘繰りに過ぎるだろうか。
勘繰りに過ぎるだろうか。
高雄のファストフード店で
元気ブランドといえば、
もう20年以上も前から香港や東南アジア各国で
成功を収めた日本の元気企業を忘れてはいけない。
もう20年以上も前から香港や東南アジア各国で
成功を収めた日本の元気企業を忘れてはいけない。
香港にて