商都が動く

             

24日、近畿地域農林水産物等輸出促進協議会設立総会が大阪で開催された。

       

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天下の台所と呼ばれる日本の食文化のメッカでもあり、商物流の西の拠点でもある関西地区でも農水産物輸出に関する地域連携、情報共有の動きが始まった事は注目に値する。

     

   

新協議会の会長にも就任された近機農政局長が「農政をめぐる最近の情勢」について自らプレゼン。

   

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ここまでわが国の農業をめぐる内外の環境が変化しているとは!!」

   

目からうろこが落ちるとはこのことだ。

驚きと共に、系統的で分かりやすくとても勉強になった。

       

農水省からも担当官が講演し、施策の紹介と所見を述べた。

とても熱意あふれる発言でとても新鮮。つい聞き入ってしまう。

      

ほかにも地元有力企業や先進JAの講演が続き、今回も大いに刺激を受けることとなった。

     

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近畿は各県いずれももともと歴史が古く、文化度も高い地域であり、自身に巨大な市場や全国から引っ張りだこの伝統野菜などの商品を数多く持つ。

    

このような地域の商品がいかなる動機で海外販路開拓に臨むのか、今後大いに興味深いところである。

    

日本の商都の動きから目が離せない。

     

        

おりしも総会の会場となったホテルは、25日から始まる世界陸上大阪大会のオフィシャルホテルになっているらしく、しかもアメリカチームの選手達がわんさかいるので警備も物々しく、翌日に開幕を控えた緊張感が私達にも伝わってくる。
     

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よそ者だと、こんなポスターにすぐに目がいく

   

また、梅田の地下街を歩いていると、子どもの頃から記憶がある各県の物産コーナーを発見。
        
      
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今、地域資源活用プロジェクトの仕事をしているから、また別の視点で見入ってしまう。

   
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さすが大阪。こんなに早くから地域資源を使って商売してたんだ!

   
アジア版のショールームも、こんな感じで展開するといいのではないかな。

   
          
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ここでも「宮崎県の彼」を発見

      

  

新聞に寄稿しました

      

ブログで初めて告知します。

       
来る8月12日日曜日の下記新聞朝刊のサンデー版に
農産物輸出に関して寄稿をしました。

    

もし良かったら、読んでいただけませんでしょうか。

     

     
掲載紙は、
北海道新聞、河北新報、東京新聞、中日新聞、北陸中日新聞、日刊県民福井、西日本新聞、琉球新報の各紙のサンデー版の中の見開きカラー2ページにわたる「大図解」というコーナーです。

     

このコーナーは、図版で構成されていてとても分かりやすいので、中高生の学校の教材に使われているそうです。

     

ですから、非常に平易に網羅的に記述していますが、
全国に広がる農産物輸出の現状についてビジュアルに把握できると思います。

      

また、昨年の5月からですが、
農業関連の全国専門紙である「日本農業新聞」にも毎月、農産物輸出に関するコラムを毎月寄稿しています。

     

今月分は9日に掲載されたそうです。

    

すでに2年目に突入していますが、全国の生産者、農業関係者の皆さんから多くの反響を頂き、私にとって大変大きな励みになっています。

    

良かったら、ご一読くださいね。