東京都の禅寺にて
<日本の農林水産物の輸出、海外展開><新時代の地域活性化><アジアとの新連携>を目指し、 海外に向けてニッポンを売り込み、地方の元気作りを支援する行動派コンサルタントの奮闘記
昨日3日は、全国各地で入社式が行われた様子が
ニュースで報道されていた。
きょう4月3日は私の誕生日である。
いつもビジネスでバンコクを訪ねる時は
空港とホテルとオフィスを行き来することばかりで、
最近は近代ビルのジャングルしか印象がないのだが、
今回、空き時間を利用して旧市街を歩いてみたら、
バンコクは「水都」だと改めて認識。
バンコクの街をゆったりと流れるチャオプラヤー川の河畔に佇むと、なぜか心が落ち着いてくる。海原とも違う気分。
大都会の河川にも人々の日々の生活が息づいている。
時間が少しあるから、河川交通手段のひとつであるチャオプラヤエキスプレスというボート船に乗ってみた。
切符を買って乗り込むだけ。バス感覚。
川面から吹いてくる風が、火照った体に気持ちいい。
当てずっぽうに、知らない船着き場で下船したら、
偶然、香辛料の卸売市場に踏み込んだ。
僕には不思議なアンテナが備わっているらしく、
国内外どこへ行っても何故か市場やマーケットに出くわす。
予備知識も地図がなくてもである。実に不思議な習性。
犬も歩けば市場にあたる…
界隈には、トウガラシ、ニンニク、エシャロット、ライムなど
タイ料理には欠かせない香辛料の数々が売られている。
プリッキーヌと呼ばれるトウガラシの種類だけでも様々。
トムヤムクンやタイカレーに欠かせないバイマックルー(こぶみかん)の葉
レモングラスに カー(タイショウガ)
タイもまた地大物博の農産国だと改めて感じる。
隣接する花卉市場(フラワーマーケット)に潜入。
花卉の海外取引は、これからの課題でもある。タイもその舞台のひとつ。
プミポン国王崩御前だったが、とにかく広く敬愛の対象であった
多忙なスケジュールの合間に、
時を忘れて川の流れに身を任せるのもいい・・・。
はや今年も残すこと三週間となった。
アップ出来なかった訪問先を
画像で回顧してみようと思う。
今年3月、支援業務でタイのバンコク・アユタヤを訪れた。
到着したタイのスワンナプーム国際空港で目撃した、
タイ人観光客の爆買いぶりには初日から驚いた。
中国人に負けていない…。
日常風景になりつつあるとはいえ、
目の当たりにするとそれは壮観であった。
中心市街地に行くと、相変わらずの慢性渋滞。
ここで僕は頭をタイモードにリセットする。
イライラ・セカセカは、心のムダ・・・
すっかり近代都市に変貌した。
夕方の退勤時間帯の自家用車は、高級車がめっきり増えた。
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今回も、バンコク市内の高級店舗やショッピングモール、郊外店舗を精力的に視察し、最新事情を紹介してもらった。
既に見慣れた光景とはいえ、手ぶらが多い日本人観光客に代わって、ローカル消費者の購買が増えた。
ますます日本を含む世界中の一流品が集まると同時に
郊外のスーパーでも本物日本商品や外食店舗が広がっていることに驚く。
バンコク郊外のショッピングセンターで。 お米の国タイで日本式おにぎりが。
新設のショッピングモールには、大抵日本食レストランがテナントになっている。
ラーメン、カレー、どんぶり、弁当、定食、スイーツなど、国民食レベルが次々と進出。
東南アジアの拠点として、
これからもしばらくバンコク市場はホットポイントであり続けるに違いない。
10月に逝去されたラーマ9世プミポン国王に
心からお悔やみ申し上げます。
日本政策金融公庫の月刊誌「AFCフォーラム」12月号に寄稿した拙文が掲載されたので、ご紹介します。
https://www.jfc.go.jp/n/findings/publish.html
「主張・多論百出」というコーナーです。
今、全国の自治体による農産物輸出は、
海外における各種プロモーションやマーケティング活動、
いわゆる川下戦術が花盛りですが、
これからさらに伸ばすために、
産地、商物流の川上・川中対策の必要性を訴えています。
同誌がお手元にある方はご一読いただければ幸いです。
貴重な寄稿の機会を頂いた
日本政策金融公庫農林水産事業本部情報企画部各位に
厚くお礼申し上げます。
今日は彼岸の中日。
太陽が極楽浄土があるという真西に沈むことから、
亡くなった人をしのぶ日とされている。
彼岸という日本固有の仏教信仰について
改めて思いを馳せる。
また、彼岸と言えば、おはぎが付きもの。
ぼた餅ともいうが、もちろん同一の食べ物である。
厳密に言えば、御萩、牡丹餅と書き、
おはぎは萩の花にちなんで秋の彼岸に粒あんで、
ぼた餅は同じく、牡丹が咲く春の彼岸にこしあんで、
となるそうである。
確かに、萩も牡丹も赤い花が印象的。
小豆の赤色は、邪気払いとして先祖に供えられるという。
いつもは餡として、中に隠れている小豆も
この日だけは外に包まれ、主役でもあるかのようだ。
暑さ寒さも彼岸までというが、
今年は果たしてそうなるだろうか?