赤くて甘いもの

今日は彼岸の中日。

 
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二十四節気ではもちろん秋分である。
 
 
春分と共に、国民の休日にもなっていて
最も人口に膾炙している節気である。
    
      
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今年も庭に紅白の彼岸花が咲き誇る。寸分ずれることなく・・・
 
 
太陽が真東から昇って真西に沈み、
昼と夜の長さがほぼ同じになることは
誰でも知っていることだろう。
      

太陽が極楽浄土があるという真西に沈むことから、
亡くなった人をしのぶ日とされている。

  
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彼岸という日本固有の仏教信仰について
改めて思いを馳せる。

 

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また、彼岸と言えば、おはぎが付きもの。

 

 

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ぼた餅ともいうが、もちろん同一の食べ物である。

    
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厳密に言えば、御萩、牡丹餅と書き、
おはぎは萩の花にちなんで秋の彼岸に粒あんで、
ぼた餅は同じく、牡丹が咲く春の彼岸にこしあんで、
となるそうである。

 

       
確かに、萩も牡丹も赤い花が印象的。
      
      
小豆の赤色は、邪気払いとして先祖に供えられるという。
                

 

いつもは餡として、中に隠れている小豆も
この日だけは外に包まれ、主役でもあるかのようだ。
     

 

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暑さ寒さも彼岸までというが、
今年は果たしてそうなるだろうか?

 
    
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田中 豊

地域の元気づくりと海外ビジネスを通じて、日本を元気にしたい行動派プロデューサーです。 海外ビジネスの参謀役として長年活動してきました。 とりわけ農林水産業を振興にすることで地域が元気になることを現場の生産者、支援者の皆さんと共に日々実践していることをとても誇りに感じています。 「地域を活かし、そしてつなぐこと」をスローガンに訴え、いつの時でもチャンス(chance)ととらえ、絶えずチャレンジ(challenge)し、チェンジ(change)を果たしていくことの「三つのC」をモットーにしています。