遠くて近い国へ(その1)

               
えっ!! まさか、こんなところまでッ!

    

    
成田から遠く1万8,497キロ。 飛行機でおよそ24時間

      

時差は12時間で、季節も冬。
    

反対の、そのまた反対だ。

       

そう、日本のちょうど真裏に当たるブラジルにやってきたのだ。

       

足元を掘り続ければ、地球の中心を貫いて日本にたどり着くのかも・・・。

    

Dsc_6108
日本から持参した携帯電話  見よ!時差がちょうど12時間なのだ

    

Dsc_6107
持参したアナログの目覚まし時計は、
時差があるのに12時間だと針を動かさなくて良いのだから不思議

    
   

海外には4泊以上しないことを原則にしている僕が、2週間の長期にわたりブラジルとアルゼンチン、そしてアメリカ合衆国を訪ねるのだ。

    

少し大げさに言えば、南北アメリカ大陸縦断の旅・・・か。

      
世界中がBeijing(北京)に釘付けになっているときに何もわざわざひねくれて反対方向に行かなくても・・・。

    

    

南米は初めてだ。

    
Dsc01342
いよいよ赤道を越えた・・・   機内の座席モニターで

    
   

行くと決めてからずっとワクワクのしっぱなし。

   

20代の頃の未知の世界に足を踏み入れる緊張感を久々に思い起こすことになった。

    

ブラジルに行ったことのある人たちからは

とにかく遠くて疲れるよ」と異口同音に脅かされた。

    

   

Dsc01338_3最初の訪問地、ブラジル・サンパウロにはニューヨーク経由で行く。

     

おかげでマイルが一度にタップリ貯まった・・・。

            

         

しかし、数日前まで海外での仕事を抱えていたために、なんの事前勉強も予備知識もないまま、駆け込むように飛行機に飛び込んだ僕には、頂いた南米に関する資料に目を通し、夢を膨らませるのに24時間はむしろ短いくらいだった。

        

僕って、まだ若い!?

     
   

でも正直、ボお~ッとした頭と体を引きずりながら、ブラジル・サンパウロ空港に到着したのだった。
                                  (次回に続く)

     

Dsc_2980
サンパウロ・グァルーリョス国際空港

   
Dsc01376
   

Dsc_2851

      

   

The following two tabs change content below.

田中 豊

地域の元気づくりと海外ビジネスを通じて、日本を元気にしたい行動派プロデューサーです。 海外ビジネスの参謀役として長年活動してきました。 とりわけ農林水産業を振興にすることで地域が元気になることを現場の生産者、支援者の皆さんと共に日々実践していることをとても誇りに感じています。 「地域を活かし、そしてつなぐこと」をスローガンに訴え、いつの時でもチャンス(chance)ととらえ、絶えずチャレンジ(challenge)し、チェンジ(change)を果たしていくことの「三つのC」をモットーにしています。

“遠くて近い国へ(その1)” への2件の返信

  1. じーこむらさんコメント深謝!
    今回の旅は最高でした。興奮の連続。
    でも実はまだ時差ボケで調子が狂いっぱなしなのです。少しでも体験した現地の様子が伝わるよう頑張ってアップしていきますね。時々立ち寄っていただければ嬉しいです。

コメントは受け付けていません。