久々海外からのライブブログ

       
暑いッ!! もうたまらんッ!

    

体に突き刺さるような強い日差しがこの街全体に降り注ぐ。

  
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いつもと様子が違う。

今回は、何かが起こるに違いない・・・

   
     
ひと月ぶりの台北(タイペイ)の街にやってきてそう直感した。
   

近年、何度ここを訪れても雨模様か、どんよりした曇りばかり。

こんな晴天、記憶にない。

   
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しかも湿度が高くて蒸し暑い。

   

ジリジリッ、ジリジリッ

   

いつもと違う、いつもと違う…

    

ブツブツつぶやきながら、行き慣れたはずの道をさ迷い歩いた。

     
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バイクが多いのはいつもと同じ

     
   

中心市街の高級ショッピングセンターに行けば、
香港の有名アクションスターのジェット・リー(李連傑)がイベントに出演しているのに出ッくわす。

  
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彼の主演するカンフー映画をどれだけ観たことか・・・

   

環境キャンペーンらしく、エコバックを推奨しているようだ。

   
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これでも十分に珍しい事だが、まだなんとなくこの違和感から抜け出せないのであった。

    

ヤッパリいつもと違う・・・
                              
                                 (次回に続く)

       

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日本は入梅、台湾は一足先に夏の到来だ・・・

    
     

旬の力 地元の力(その2)

    
(前回より続く)
     
アージエが指定した時刻に出向くと
青果物のコーナーには熟れたパイナップルが山のように積まれている。

   
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しばらくすると、アージエがナタのような形をした包丁を持ってやって来た。
   

来てくれたんですねッ!

  
   
昨日とはすっかり変わって、自信に満ち溢れている柔らかな表情で迎えてくれた。
   

全身からオーラを発している。
      

隣にアシスタントの女の子を立たせると、
アージエはおもむろに大きなパイナップルを左手でわしづかみにして、
ナタのような包丁でばっさりと葉の部分を切り落とす。
   

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ヒョイと放り投げて上下を反対にすると今度はお尻の部分をスパッとカットする。

   

すると始めの一刀だけは慎重にナイフを立てにゆっくり入れて
皮を剥ぎ取るように一太刀入れたが早いか、
あとは一気に横にずらしてザクッ、ザクッと皮を剥いていく。

   
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あの縦長のパインの皮を一太刀で縦に剥いていくのだ。
   

ザクッ、ザクッ、

         
ちょうど半分皮を剥き終わったところで
傍らの女の子からビニール袋を受け取ると
皮を剥いてまっ黄色の果肉がむき出しになったところをビニール越しにつかんで残り半分の皮を剥く。
   

ザクッ、ザクッ、ザクッ、

   

ツルンと剥けたかのように円筒形のあのパインが出来上がり
そのビニールを表裏ひっくり返してそのまま袋詰め。
 

    

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動画でアップできればいいのになあ

             

なんとその間、十数秒!

    
これは職人技だ。

   
   
その後も次々とパイナップルの皮を瞬時に剥いていく。
   

ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、

   

連続で10個くらいを休むことなく剥き終わった。
   

さあ、食べてくださいな。

    

アシスタントの女の子が試食用に細かく切ってくれる。
   
   
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アレッ?? いつも繰り抜いている中央の芯の部分も一緒に??
   
そう、芯が硬くないのだ。不思議不思議。

   
 

一口大のパインを待ちに待っていた口の中に放り込む。

   
   
う、う、う、うまいっ!

   

もちろん甘いし、果汁が口いっぱいに広がるんだけれど
これまで食べたことのないクリーミーな甘さなのだ。

    

    
わざとらしい甘さでなく、ねっとりとしていて、それでいて喉を潤すような・・・。

   
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ホテルの部屋でも止めどなく頬張った

         

なんだか高級アイスクリームでも食べているような感覚なのだ。

   

      
しかも、いつも生パインを食べる時悩ましい、あの歯の間に挟まる繊維質が全く無い。

   
    
もう我を忘れていくつ食べたか分からないほど頬張った。

   

     
自慢する訳だ。本当に美味しい。
  
何年も待った甲斐があった。

   

旬の力、地元の力に屈服した。

   

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次々と売れていくから、頻繁に補充しなければならないほど

    

アージエのパイン皮の早剥きも数年間の訓練の賜物だそうだ。

      

今年、日本に実演に行く計画だそうである。

   
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実演が始まるとあっという間に人だかりが

     
 

日本のどこかでこの味とアージエの技が堪能できるのだ。

   

台北で日本産のイチゴやメロンが、そして
日本で台湾産のパインやマンゴーが味わえる。

    

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とかく日本の農業者やマスコミは海外の農業を敵視するが
アジアの農業者、生産者も同じ素晴らしい人間。

         

敵対するのではなく、むしろ連帯して、
世界に、アジアに蔓延しているマネー経済の弊害、食の乱れを正していく原動力になるべき
であるという私の持論を再確認することになった。

           
   

旬の力・地元の力(その1)

   

台湾一、だから世界一のパイナップルを食べさせてあげるからねッ!

    

台北の友人がもう何年も前から会うたびに同じことを繰り返していた。
    

しかし、その話は旬の季節が限定されていて、タイミングが合わない時ばかりだから、「今度は、今度は」「信じられないような旨さなのに・・・」とずっとじらされていた。
     

好意で言ってくれているのか、それとも自慢話かホラ話?

しつこく言うわりには、どうせ機会はないさと大げさに言ってるだけなんじゃないの?ぐらいに気にもかけずにいた。

    
   

そして待ったが10年目。

台北の街でいよいよシーズン到来!というジャストタイミングに、僕はちょうど居合わせることになった。

   

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ポップには台湾最高級品と謳われている

「旺来」とは台湾語で、鳳梨と発音が似ていて縁起の良い言い方なのだそうだ。

   
   

そんなに旨いと言うんだったら、食べてやろーじゃねえか。

たかがパインぐらいでッ。

    

確かに店のあちこちで「金鑽鳳梨」とか「関廟鳳梨」というポップが目に付く。ブランド名なのだろうか。

  

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果実店はもとより、高級食品店でも、スーパーでも卸売市場の場外市場でも。

   
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ここではパインの個数を「ひと粒」と数えている。面白いナ。
ちゃんと皮をむいてあるほうが安いんだネ、おじさん!

   
       
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「チョー甘い」と宣伝してるゾ

    

軽トラックでの移動販売まで現れた・・・。

  
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それでも僕にとっては、たかがパイン
     
   
パイナップルと正式に呼べるほどの代物でもない。

彼に会うまでは・・・。

    
   

その彼というのは南部・屏東県出身で、みんなから親しみを込めて「アージエ(阿傑)」を呼ばれるがっしりした体格の青年。
    

屏東でパイン生産に従事している若者だ。
   

夕方紹介され、一緒に卓を囲んだ。

  
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誠実でナイスガイ。決して多弁ではないが、日々の頑張りが真っ黒に日焼けした全身からオーラを発しているヤツで、いっぺんで大好きになり、酔いも手伝ってとても親しくなった。

   
最近、日本の農業現場で頑張ってる青年生産者に対して抱く親近感や友情と全くおなじ

     
   
無口なくせにパインのことを話し出すととても熱い。

いろいろ面白い話を紹介してくれた。

  
   
   
パインって、生で食べる以外に美味しい食べ方って無いでしょ?

と、意地悪な質問をしたら、

     

    

アージエは得意げに

パイナップルの漬物を知らないでしょ??

甘くは無いんだよ。
しょっぱさがたまらないんだ。 

これを丸鳥の中に詰めてスープで煮たら最高に美味しいんだから!

     

確かにこいつは説得力ありそうだ。パパイヤだってそうだもの。

いつか食してみたい。屏東まで行かなくちゃ。
   

    
パイナップルとアージエの人柄が重なった。
     

      
   

明日午後2時に売り場に来てくださいよ。

実演やりますから

   
   

試食販売じゃなくて実演? 何のことか良く判らなかったが、 

必ず行くからね。楽しみにしているよッ!

 と、応える僕。
   
 

アージエと固く約束を交わした。

                           (次回に続く)

  
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ドンドン売れていく
  
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ドンドン買っていく
  
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ドンドン運び込まれてくる

    

決戦前夜

    
あちこち出張していると、
ビックリするような事に出くわすことがある。
    

犬でも棒に当たるくらいだから、戌年の僕だって同じだ。

      
時にはその土地の歴史的な出来事にだって・・・。

         
   
今回もそうだった。

   
ここは台湾タイペイの総統府前。
    
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この日の台湾総統府
       

総統選挙を明日に控えた運動最終日の夜9時過ぎ。
   
    
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数万人はゆうに数えるおびただしい群集が、耳をつんざく様な声援とボンベ式の警笛ラッパを鳴らしながら野党国民党候補応援の大集会を行なっているではないか。
    
   
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その規模とすさまじい歓声は熱狂そのもの。

   
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台湾の選挙はヒートアップするとは聞いていたが、まさに言葉の通り。
   

群衆の中に分け入り、自分の体を熱気の渦に委ねてしまうと、関係ないはずの自分までが酔っ払ったような錯覚に陥ってしまう。

   
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陶酔状態の演説者の張り上げる叫びに呼応して、360度から湧き上がってくるつんざくようなどよめきとラッパの音で鼓膜が破れそうだ。
   

いま群衆の中で何が起こっても身動きが取れない危険な状態・・・。

   
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もうこのまま永遠に続いてしまうのではないかと思われるほどの自我喪失感に浸っていたが、怒涛のような人の流れに身を任せて大群衆の塊の中から押し出されると、途端に正気に戻ってホッとする。

   

冷静になって観察すると、周囲は意外に縁日気分。
   
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陣営のロゴの入ったTシャツやベスト、帽子などを売る輩もいる

     

そう、日本でもあちこちにあるような興奮と緊張感を引き起こすお祭りと同じなのだった。

   
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馬候補グッズも売れている・・・

     
調子に乗って与党民進党側の拠点にも足を運んだが、どうも野党国民党のほうが圧倒的な勢いがあった。

     

昼間街頭を歩くと与野党双方のスローガンやポスターが目に付く。

     
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与党候補ののぼりも目に付く
   

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「2億人もの中国人労働者が入ってきて、あなたは心配ないのですか?」        ― 与党民進党のスローガン
     
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独立色、政治色で逆転勝利を狙う与党民進党のスローガン
         
    

台湾を守れ、大陸に飲み込まれるなと主張する緑を基調カラーとする与党に対し、改革と開放こそが低迷する経済を打破する唯一のチャンスだと訴える青が基調カラーの野党国民党。

   
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停滞する台湾経済の改革を訴える野党国民党のスローガン

   
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いつの間にか国民党は改革政党、反腐敗・汚職追及政党に変わっている。

   
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アジアはどこの国も権力者の腐敗に頭を痛めている

       
8年にわたる野党だから当たり前の主張だろうが、かつてのイメージが残る僕の頭の中は混乱してしまう。

     

昨年末韓国で、続いてアメリカ大統領の予備選挙。
   

そして台湾の総統選とまさに選挙イヤーだが、海外の二大政党制は主張が明確に対立しているからわかりやすいし、またヒートアップすることで政治への関心がいやでも高まる

     
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テレビを見ていても、トーク番組はどこも興奮バトル状態だし、候補者のコマーシャルは危機を訴える激しいものもあれば、相手陣営を徹底的にこき下ろすネガティブキャンペーンも日本では考えられないほど物凄い。

      
一方わが国の政治と言えば、
理性的ともいえなくはないが、政党の哲学が曖昧で争点が見えにくいから十分に機能していないような気がする。
  

もっとも国民性がそうさせているのかもしれない。

    

ビジネスの現場でも問題が起こると、ハッキリと持論を主張し議論するのではなく、根回しで妥協点を見つけるか、もしくは腹に一物を抱えながらグッとこらえ、男は黙って・・・という美学があるから表面的に対立する事は少ない。

      
台湾の歴史が大きく変わる現場に身を置いてみて、言葉に言い尽くせない「時、地、人」のもつ異様なを同体験のライブで感じ取った。

   

吸い取ったこの歴史的変節の大いなる気を僕はどこで放電しようか?

      

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これから台湾はどこへ向かうのか・・・

        

ついたち(一日)に想う

   
今日は7月1日。

 

2007年もはや半年が過ぎ、下半期が始まることになる。

   

忙しかったかのようにも思えるが、その結果
いったいどれだけ人様のお役に立てたのだろうか?

    

あっという間の時の流れに、不安と後悔ばかりが心をよぎる。

   

    
最近、ある方の紹介で
毎月一日の午前零時を過ぎ夜明けにかけての時間に
自宅から車で1時間ほどの神社で行われる朔日(ついたち)参りに参加するようになった。

   
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ここは1600年前に創建された商売繁盛と開運祈願で広く有名な神社だ。

    
無事に過ぎた1ヶ月を感謝し、新しい月の無事を祈る習慣「朔日参り」は伊勢神宮が有名だ。
   
初詣で同様、誰でも参拝可能な年中行事。

   

月の末日の午後11時半を過ぎると、
この神社の境内に次々と人が集まってくる。

   

家族連れあり、カップルあり、商売人と思われる人あり・・・。

    
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深夜ということもあるからだろうか、年配の人より若い人がとても多いのに驚かされる。

   

一日の午前零時と共に合図の太鼓が打たれ、一斉に賽銭が投げられて拍手(かしわで)の音が鳴り響く。

   
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頭上の注連縄(しめなわ)は日本一だとか

   

気持ちが凛とする一瞬だ。

   

「先月も頑張りました。ありがとうございます。
今月もまたよろしくお守りください。」
と皆さん念じているに違いない。

  

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神様とのご縁が結べる様にと五円玉を結ぶ

    
   
境内には季節によっていろいろ演出も施されて、参拝信心の晴れやかさと共に日本の伝統文化を再認識する機会にもなり、改めて日本の素晴らしさを体感するのだ。

    
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先月6月1日は花ショウブが境内一面に飾られたが、今月は七夕飾りだ。

   
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願い事を短冊にしたためる。

     
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参拝を終えると、待ちに待ったお楽しみ―朔日餅(ついたちもち)を手に入れること。

   
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毎月趣向を凝らし、季節に合わせたここでしか手に入らないプレミアムな和菓子を頂く。

   

実は、この有り難いお菓子を納品している会社の社長さんとご子息にこの朔日祭を教えていただいたのだ。

   

昨年3月、台湾の台北で福岡県産イチゴ「あまおう」のプロモーションを行った時に、あまおうを使ったイチゴ大福の実演をお願いしたところ一週間の計画で準備していたのが、3日で売切れてしまうといったレコードを作られた時からのお付き合いでいろいろ教えを乞うている方なのだ。

   
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てんてこ舞いの忙しさ  台北にて

   
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台湾でも高級イチゴとしての博多あまおうの認知度は抜群

   

自社ばかりでなく、近い将来、九州中の志ある多くの和菓子を世界に広めたいと大きな夢を持っておられることにとても敬服している。

       
とにかく、私は毎月この朔日餅が楽しみなのだ。

         
先月は葛で寄せられた菖蒲餅だったが、今月は特製ワラビ餅だそうだ。

    
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接待所でも無料でお茶と共に頂けるのだが、必ず数箱買い求め、近所の甘党のお年寄りなどに配っている。

  

    

    
そういえば、先月24日、日本産のコメの中国向け輸出が4年ぶりに再開された。

    

わずか24トンのごく少量の第一便ではあるが、これが意味することは予想以上に大きな契機になるだろうと考えている。
   

様々なマスコミ関係者からもコメントを求められた。

   
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北京の大手スーパーのコメ売場

   
   

攻めの農業の本格的な行動開始とも、また新たな摩擦の始まりとも賛否渦巻くニュースではあるが、政府の外交交渉支援の下で、難度高いと言われる中国での販売事業に果敢に挑戦する人がいるということは事実だ。

    

この機会を生かすも殺すも我々の考えと行動次第。

   

折りしも、昨夜の経済新聞では、10年ぶりにコメの国際価格が上昇したと言う記事が目に留まった。

     

もっとも上昇したのは世界の9割を占める長粒種のことであって、日本の短粒種ではないのだけれど、世界的に資源保護、環境破壊、同時好況を背景に穀物相場がエネルギーと同じ運命にはならないとはもう言えないだろう。

    

時間を後戻しして分析することは比較的簡単だ。

    

今後半年、3年後、5年後、10年後の変化を読んで対応することこそ我々日本人に最も求められることだと思う。

    

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ぽっかり浮き出た満月がとても印象的

    

      

一日(ついたち)零時の心のけじめは、私にとって、時の流れを再認識する絶好の機会にもなっている。

     

    

さあ、朔日餅を頂こう!!

     

東風がアジアを圧す?

    
  東風圧倒西風 !!

    (東風は西風を圧す)

    

これは中国近代政治史を知っている人には有名なフレーズで、1957年(昭和32年)に毛沢東がモスクワで演説した時の一節だ。

   

東風とは社会主義陣営を指し、西風は資本主義陣営のことを指すのはお分かりのとおりで、当時、社会主義の優位性を内外に向けて訴えたものである。

    
でも、今日の話題は中国ではない。

     

宮崎へ出張した。

     
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今をときめく宮崎県は、東風が吹き荒れていた

    

75年前に建てられたという県庁舎も、ひときわ異彩を放っているように見えるから不思議だ。

     
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いま、県庁視察ツアーもあるらしいが、今回は隣にある「宮崎物産館に立ち寄ってみると、入り口にはなんとあの有名な東国原知事の等身大のパネルが!!

     

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道行く人は皆、カメラでパチリッ。

     
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店内に入ってみると、多くの人が買い物を楽しんでいる。
         

特に、東国原知事のイラストロゴが入った商品はすごい人気のようだ。

    

恐るべし、東旋風!!

  

間違いなく何かが動き始めている・・・。

      
   

中心街に行くと、県内各地の物産屋台が集まる大きなイベントが開催中だった。

      
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折りしも統一地方選挙運動中で、さらに街中が盛り上がっていた。

    

知事の知恵と行動力により、鳥インフルエンザで大騒ぎになったのを逆手にとって、全国に向けてキャンペーンに成功した宮崎地鶏の屋台がいくつも出店していて、長い行列が出来ている。

     
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信じられない。

   

「東国原知事が推薦の宮崎地鶏だよ~ッ!」

     

「そのまんま食べられる炭火焼はいかがぁ~ッ!」

      

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威勢のいい掛け声の地鶏焼き屋台の前には行列が

      
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鼻をくすぐるこの香ばし~い匂い、たまりません
          
     

ほかにも、様々な農林水産品が売られている。

      
    
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宮崎特産の干し椎茸にもお客さんが殺到

    
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今や高級フルーツのブランドを確立した宮崎マンゴー   

     
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日本で一番先に初鰹が味わえる 

       
   

その種類の豊富さに改めて驚いてしまう。

  
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3月なのに、カキ氷に殺到。 やはり南国・・・

     
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それにしても、商品を売る人たち、屋台めぐりをする家族連れなど市民の元気さ、活気がビンビン伝わってくるじゃないか。

     
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売る人も買う人も活気に溢れている

      
元気なリーダーの出現で、こうも変わるものなのか不思議でもあり、また嬉しくもなってくる。

     
    
    
偶然、催しステージで東国原知事ご本人がスピーチしているところに出くわした
    

すごい人が集まっている。

    
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やっぱりシャープな体型。 見習わなくちゃ。
             

ものすごい元気を振りまいている。声にも言葉にも力がある。
         

聴衆の目が輝いていた・・・。

     

      
ところ変わって、
   

先月、台湾・タイペイの高級百貨店では
宮崎の物産展が行われていた。

    
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農業法人の皆さんが頑張ってプロモーションをしているのだ。

     
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数日で完売してしまった農産物もあり、台湾でも現地消費者の強い手応え感じているようだった。

    
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台湾のお客さんも買う、また買う、さらに買う !!!

    

とにかく、宮崎の農業者の皆さんは元気のかたまり

    
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今後、スピードと行動力でアジア市場を開拓していく計画だ。

      

     
海外・アジアにまで、東風は吹き荒れていたのである。

         

台湾映画のロケ地を訪ねる

         
GWを前に、台湾へ行く人もおられるかも知れないので、今回は、ちょっと観光案内をひとつ。

     
台北の北東郊外に九份という街がある。
    

台北市の中心街から路線バスで約1時間あまり。

     
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路線バスの旅は、なんとなくワクワク感がたまらない

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車内で菓子パンを喰らう。
「ニッポンを売る」ならなんでも体験・・・

    

北部の港町である基隆までの道を途中から分かれて海岸沿いの急な山道をしばらく登っていくと九份に着く。

  
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山腹の展望台から遠くに観る入り江の景観は、とても印象的で素晴らしかった。

     
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曇りだったが、遠くの入り江が絶景

   

もともと金鉱があった所で、一時は大変な賑わいをみせた街だったそうだ。

  
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金鉱入口の跡

   

往時を偲ぶ旧市街をリニューアルさせ、今では有名な観光地となっている。

    

この日も若い人を中心に多くの訪問客で賑わっていた。

   
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日本の門前町のように、小物や雑貨、伝統菓子などのお土産屋が軒を連ね、一つひとつ立ち止まっていたらとても時間が足りない。

    
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「作っているところも観てってくれよッ」と案内される

   
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「黒糖は体にいいわよッ!」と買気をそそる

   
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レトロな漢方薬局  観ているだけで楽しくなる

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昔の日本とソックリの駄菓子屋さん
     

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地元の名産なのだろうか、いろいろな食べ物屋も多く、すぐに食指が動き出しそうにそそられてしまう。

    
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長い行列が出来ていたお汁粉屋台

       
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プルプルジュワ~ッの肉圓(バーワン)は鋏で切って食べる

    
    
ここを訪れる観光客はひとり残らずみ~んな食べ歩きだ。

   
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買い食い体験こそ九份観光の醍醐味なのだが、
僕は最近過食気味で、今日はミネラルウォーターで我慢我慢。

     
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台湾全土で食べられる魚のつみれスープ(魚丸湯)は九份名物なのだろうか。
    
店内はご覧のとおり、大勢の客でごった返している。
     
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またここ九份は、本国だけでなく日本でも注目を浴びた「非情城市」という台湾映画のロケ地でもあり、多くの日本人観光客も訪れる。

     
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なんか見覚えがあるぞ!!
     
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一帯が映画のセットのような街並みで、みんな記念撮影をしている。

          
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昇平映画館跡 レトロ建造物としてリニューアル中

    
     

そんな人工的なロケ現場跡もいいが、観光客が引き返し、誰も足を踏み入れない奥の居留地に迷い込むように入っていくと、まさに古い台湾の民家群に僕は感動した。

      
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一遍にタイムスリップしたようだ。きっと黄金時代の雰囲気も残しているのだろう。

     
不思議と生活感がないのだが、またそれが良いのだ。

      
どこか懐かしい感情に浸りながら、急な坂道をひたすら上り下りした。

    
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観光スポットよりも、こっちの方がよほど画になる風景だ

     
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僕が少年時代、長崎県の壱岐島で夏を過ごした時のすっかり忘れていた光景がフラッシュバックのように思い出された。なぜかススキの穂がとても綺麗だった。 

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日本人、台湾人誰もが持っているような本当に懐かしいレトロな情緒漂う、昔還りする町だった。

   
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ここに来る時は、観光客が集まる定番ポイントも良いが、少し外れた横道を散策するのがお勧めだ。

    
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文物でもなんでもない。触ることが出来るのだ

     
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一度、栄枯盛衰を極めた町ならではの含蓄ある対句
     
(金鉱脈はいずれ採り尽す時もあるが、人脈は絶えることはないの意)

        
      
台湾リピーターの方には
ぜひ一度、訪ねてみることをお勧めするスポットだ。

     
      

正月の大フィーバー(その1)

         

中華圏では、新暦の1月1日ではなく
伝統的に旧暦正月を祝う習慣がある。

   

今年は2月18日が旧暦の元旦に当たる。

         

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上海の目抜き通りで

     

出身地を遠くはなれ都会に仕事に出たり、
移民や仕事・留学のために世界中に散っている家族たちも
この季節は生まれ故郷に集合するのだ。

     

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香港の花屋で

        

旧正月(春節とも呼ぶ)の一週間前となると、中国・香港・台湾などどの都市も歳末の買い出しで街中ごった返していた。

   

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台北の市場で

      

感覚としては、普段の週末の混雑のそのまた2倍という感じだろうか。

     

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台北の店先で

   

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めでたい言葉を掲げる  台北

      

一気に街のいたることころに正月の飾りつけが施され、
中華圏ではおめでたい色である朱赤色の装飾でイッパイになる。
      

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ホテルでもこのとおり  台北で

    

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香港でも

   

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下着ショップもこの時だけは赤一色・・・  上海で

   

商店ではギフト用の商品が高く積み上げられ、
増員された店員やアルバイトが声を枯らして売り込んでいる。

    

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台湾の正月用品(年貨)市場で

   
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香港の百貨店でも売り場が一変する

      

豪華に見えないギフトは売れないから
パッケージの色も派手になる

   

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日本とは明らかに色使いが違う   台湾にて
          

        
もちろん中身も重要だから、日本製の食品や飲料、酒類、健康食品も健闘しているようだ。

    

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台湾中部の高級店にて

     

この時期に大いに高額商品が売れるのだ。

   

また、飾り物や食べ物などの正月用品を中国では「年貨」と呼び、庶民はこの時とばかりに抱えきれないほど買い込む。

   

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台湾ではあちこちで「年貨大街」が設けられる

     

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正月飾りの屋台が沢山でる  台北

   

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おつまみ、キャンデー、ナッツ類も食品の年貨

  

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鮮やかな色が眩しい台湾の正月飾り

  

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カゴ一杯に買い込む  台北

  

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ポチ袋だって年貨   上海で

    

待ちに待った年一度のイベントだけに家族みな賑やかで楽しげでもあるが、日本と同様、慌しくて大変だ。

  

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コンビニでも  上海

   

師走”に類するような言葉はないのだろうか?

    

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香港の花屋で

     

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上海のホテルの装飾

     

    

ミス福岡に感謝

多どんたくの行事の中でも、人々の関心を集めるイベントのひとつに「ミス福岡」の選出がある。

毎年5月2日に開かれる「どんたく前夜祭」で最終審査が行なわれ、その年のミス福岡が3名選ばれるのである。

ミス福岡は一年間、福岡の親善使節として内外の各種行事に参加するのだが、県産農産物の海外販路開拓にも大いに貢献していただいた。

今年1月末には、旧正月休みの台湾・中国・韓国から来日する観光客向けキャンペーン活動として、福岡空港でミス福岡の宮田さんに県産イチゴ「あまおう」を空港に降り立ったツアー客に振舞っていただいた。

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やはりミス福岡がいてくれると、その場の雰囲気がパッと華やかになる。

台湾からの観光客もはじめはビックリしていたが、ミスの宮田さんから試食用のイチゴを受け取るととても嬉しそうにしていた。

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空の玄関では大いに注目を集めた

また、2月には台北の高級デパートや量販店9店で「イチゴ尽くしフェア」を展開した時には、ミス福岡の毛利さんも同行してくれて、各店舗で大いに歓迎された。

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連日朝から晩まで次々とキャンペーンを渡り歩き、本当に疲れ果てているはずなのに、最後まで笑顔を絶やさず好印象を与え続けてくれたのには感心した。本人曰く、「楽しくて仕方がない」のだそうだ。

もうひとつ嬉しかったのは、このように国産農産物の消費を少しでも拡大し、地域農業を元気にするために、農業団体や県庁の人たちが海外にまで日本ブランド農産物を苦労して販路開拓していることにミス福岡も共鳴してくれて、その後も事あるごとに県産イチゴの素晴らしさを訴え続けてもらっていることだ。

生産者にとって心強い味方だと思う。

今年もさる2日に第46代ミス福岡が3名選出された。

毛利さん、宮田さん、一年間本当にお疲れさまでした。プロモーションでは大活躍して頂きありがとうございました。

これからも郷土が育んだ農産物をみんなに紹介してくださいね。

博多どんたくのオープンマインド

3日と4日に、福岡市では「博多どんたく港まつり」が行われた。

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ゴールデンウィーク期間中、弘前の桜まつりと並んで約200万人の人出を記録する日本一のイベントである。

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今年も大勢の観客でごった返した

この人出の数値について関係者の人に聞いた話だが、結構意外な算出法みたいだ。もちろんここでは言えない。

博多どんたくは820年の歴史を持つ民俗行事を起源としているそうだが、今のような港祭りに発展してからもすでに45回目を数える歴史ある祭りだ。

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同じく全国的に有名な夏祭りである博多山笠が、限られた町内の格式と規律によって統制される地域伝統行事であるのに対して、博多どんたくは市民総参加型のオープンマインドの開放的なイベントである。

だから時代の変化に従って参加者も多種多様となり、現在のようにアジアとのゲートウェイとしての福岡・博多を反映して、どんたくパレードに参加する外国人も年々増えている。

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今年も大勢の外国人居住者や参加のために来日したアジアの人たちがパレードに参加した。観るのと参加するのでは感じ方がが大違いだというから、参加した人たちはきっと感激したに違いない。外国人の福岡ファンが着実に増えることだろう。

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姉妹都市の広州市からもパレードに参加

おりしも中国もまた5月の第一週は、メーデーのゴールデンウィークとして一週間の連休になっているので、数年後には大勢の中国人観光客で賑わうはずだ。

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今年は特に2016年夏季オリンピックの候補地に福岡市も名乗りを上げていて、なお一層海外へのアピールを強めている。

また、どんたく直前には、台湾から観光誘致のために関係者が来日し、福岡市の繁華街でGW直前の観光宣伝活動を行なった。

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双方向のアジア交流が活発化し、地方も活気が出てきたように思う。