正月の大フィーバー(その1)

         

中華圏では、新暦の1月1日ではなく
伝統的に旧暦正月を祝う習慣がある。

   

今年は2月18日が旧暦の元旦に当たる。

         

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上海の目抜き通りで

     

出身地を遠くはなれ都会に仕事に出たり、
移民や仕事・留学のために世界中に散っている家族たちも
この季節は生まれ故郷に集合するのだ。

     

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香港の花屋で

        

旧正月(春節とも呼ぶ)の一週間前となると、中国・香港・台湾などどの都市も歳末の買い出しで街中ごった返していた。

   

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台北の市場で

      

感覚としては、普段の週末の混雑のそのまた2倍という感じだろうか。

     

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台北の店先で

   

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めでたい言葉を掲げる  台北

      

一気に街のいたることころに正月の飾りつけが施され、
中華圏ではおめでたい色である朱赤色の装飾でイッパイになる。
      

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ホテルでもこのとおり  台北で

    

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香港でも

   

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下着ショップもこの時だけは赤一色・・・  上海で

   

商店ではギフト用の商品が高く積み上げられ、
増員された店員やアルバイトが声を枯らして売り込んでいる。

    

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台湾の正月用品(年貨)市場で

   
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香港の百貨店でも売り場が一変する

      

豪華に見えないギフトは売れないから
パッケージの色も派手になる

   

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日本とは明らかに色使いが違う   台湾にて
          

        
もちろん中身も重要だから、日本製の食品や飲料、酒類、健康食品も健闘しているようだ。

    

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台湾中部の高級店にて

     

この時期に大いに高額商品が売れるのだ。

   

また、飾り物や食べ物などの正月用品を中国では「年貨」と呼び、庶民はこの時とばかりに抱えきれないほど買い込む。

   

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台湾ではあちこちで「年貨大街」が設けられる

     

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正月飾りの屋台が沢山でる  台北

   

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おつまみ、キャンデー、ナッツ類も食品の年貨

  

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鮮やかな色が眩しい台湾の正月飾り

  

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カゴ一杯に買い込む  台北

  

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ポチ袋だって年貨   上海で

    

待ちに待った年一度のイベントだけに家族みな賑やかで楽しげでもあるが、日本と同様、慌しくて大変だ。

  

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コンビニでも  上海

   

師走”に類するような言葉はないのだろうか?

    

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香港の花屋で

     

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上海のホテルの装飾

     

    

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田中 豊

地域の元気づくりと海外ビジネスを通じて、日本を元気にしたい行動派プロデューサーです。 海外ビジネスの参謀役として長年活動してきました。 とりわけ農林水産業を振興にすることで地域が元気になることを現場の生産者、支援者の皆さんと共に日々実践していることをとても誇りに感じています。 「地域を活かし、そしてつなぐこと」をスローガンに訴え、いつの時でもチャンス(chance)ととらえ、絶えずチャレンジ(challenge)し、チェンジ(change)を果たしていくことの「三つのC」をモットーにしています。