ついたち(一日)に想う

   
今日は7月1日。

 

2007年もはや半年が過ぎ、下半期が始まることになる。

   

忙しかったかのようにも思えるが、その結果
いったいどれだけ人様のお役に立てたのだろうか?

    

あっという間の時の流れに、不安と後悔ばかりが心をよぎる。

   

    
最近、ある方の紹介で
毎月一日の午前零時を過ぎ夜明けにかけての時間に、
自宅から車で1時間ほどの神社で行われる朔日(ついたち)参りに参加するようになった。

   
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ここは1600年前に創建された商売繁盛と開運祈願で広く有名な神社だ。

    
無事に過ぎた1ヶ月を感謝し、新しい月の無事を祈る習慣「朔日参り」は伊勢神宮が有名だ。
   
初詣で同様、誰でも参拝可能な年中行事。

   

月の末日の午後11時半を過ぎると、
この神社の境内に次々と人が集まってくる。

   

家族連れあり、カップルあり、商売人と思われる人あり・・・。

    
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深夜ということもあるからだろうか、年配の人より若い人がとても多いのに驚かされる。

   

一日の午前零時と共に合図の太鼓が打たれ、一斉に賽銭が投げられて拍手(かしわで)の音が鳴り響く。

   
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頭上の注連縄(しめなわ)は日本一だとか

   

気持ちが凛とする一瞬だ。

   

「先月も頑張りました。ありがとうございます。
今月もまたよろしくお守りください。」
と皆さん念じているに違いない。

  

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神様とのご縁が結べる様にと五円玉を結ぶ

    
   
境内には季節によっていろいろ演出も施されて、参拝信心の晴れやかさと共に日本の伝統文化を再認識する機会にもなり、改めて日本の素晴らしさを体感するのだ。

    
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先月6月1日は花ショウブが境内一面に飾られたが、今月は七夕飾りだ。

   
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願い事を短冊にしたためる。

     
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参拝を終えると、待ちに待ったお楽しみ―朔日餅(ついたちもち)を手に入れること。

   
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毎月趣向を凝らし、季節に合わせたここでしか手に入らないプレミアムな和菓子を頂く。

   

実は、この有り難いお菓子を納品している会社の社長さんとご子息にこの朔日祭を教えていただいたのだ。

   

昨年3月、台湾の台北で福岡県産イチゴ「あまおう」のプロモーションを行った時に、あまおうを使ったイチゴ大福の実演をお願いしたところ一週間の計画で準備していたのが、3日で売切れてしまうといったレコードを作られた時からのお付き合いでいろいろ教えを乞うている方なのだ。

   
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てんてこ舞いの忙しさ  台北にて

   
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台湾でも高級イチゴとしての博多あまおうの認知度は抜群

   

自社ばかりでなく、近い将来、九州中の志ある多くの和菓子を世界に広めたいと大きな夢を持っておられることにとても敬服している。

       
とにかく、私は毎月この朔日餅が楽しみなのだ。

         
先月は葛で寄せられた菖蒲餅だったが、今月は特製ワラビ餅だそうだ。

    
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接待所でも無料でお茶と共に頂けるのだが、必ず数箱買い求め、近所の甘党のお年寄りなどに配っている。

  

    

    
そういえば、先月24日、日本産のコメの中国向け輸出が4年ぶりに再開された。

    

わずか24トンのごく少量の第一便ではあるが、これが意味することは予想以上に大きな契機になるだろうと考えている。
   

様々なマスコミ関係者からもコメントを求められた。

   
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北京の大手スーパーのコメ売場

   
   

攻めの農業の本格的な行動開始とも、また新たな摩擦の始まりとも賛否渦巻くニュースではあるが、政府の外交交渉支援の下で、難度高いと言われる中国での販売事業に果敢に挑戦する人がいるということは事実だ。

    

この機会を生かすも殺すも我々の考えと行動次第。

   

折りしも、昨夜の経済新聞では、10年ぶりにコメの国際価格が上昇したと言う記事が目に留まった。

     

もっとも上昇したのは世界の9割を占める長粒種のことであって、日本の短粒種ではないのだけれど、世界的に資源保護、環境破壊、同時好況を背景に穀物相場がエネルギーと同じ運命にはならないとはもう言えないだろう。

    

時間を後戻しして分析することは比較的簡単だ。

    

今後半年、3年後、5年後、10年後の変化を読んで対応することこそ我々日本人に最も求められることだと思う。

    

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ぽっかり浮き出た満月がとても印象的

    

      

一日(ついたち)零時の心のけじめは、私にとって、時の流れを再認識する絶好の機会にもなっている。

     

    

さあ、朔日餅を頂こう!!

     

梅雨の沖縄で

          
沖縄は今日も雨だった。
    

2年ぶり2度目の訪問だ。

      
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前回の出張も6月で梅雨の最中だったから、
今回も含めて、まだ真っ青な「あの沖縄の空も海」も見たことがない。

     
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以前、広東や香港の滞在が長かった頃のあの雨季のジメジメが思い出されるようなそんな一日だった。

       
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それでも案内していただいた方の話では
今年の梅雨は雨量も少なく凌ぎやすいのだそうな。

   
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僕は雨男のようで晴れ男。
    

あいにく雨になる事は多々あるのだが、
外出する時、移動する時にはなぜか雨は上がる。
     

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今回もそうだった。

     
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梅雨前線のちょうど真っ只中にあるというのに
外に出ようとすると一時的に雨が上がる。

    
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雨の合間に、沖縄の風を感じる・・・
   

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豊見城郊外のさとうきび畑

  

     
さて、仕事前のお約束の早朝市場徘徊。

   

とにかく早く行かなければならないと教えられた那覇市内の農産物市場だ。

      
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6時前にしては人影が少ないと思っていたら、
この時間は、もう終わりがけなんだそうである。

   

午前1時や前の晩11時ごろから行商をしている元気な「おばあ」たちがいるそうだ。

     
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ゴーヤやナーベラー(へちま)、エンサイなどを除いては
あまり違和感のない野菜ばかりだが、中にはヨモギやハコベラといった子供の頃親しんでいた野草も並べてあって面白い。

   

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薬食同源の沖縄食文化の一端に触れる。
   
      
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いろんなことが知りたくて尋ねてみるのだが、おばあたちが話す言葉がわからず要領を得ない。

   
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これで一袋500円!?

  

親切にいろいろ教えてくれているのだけれど、こちらに通じないから会話が成立しないのだ。

   

だれか通訳してえ~ッ。

   

他に目を引いたのは、カステラや饅頭などのお菓子類やお惣菜。
    
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あたりが明るくなると市場もそろそろ終わり

       

       
帰路、那覇空港内のあるカウンターで、こんなものを見つけた。

    
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そう言えば、那覇についてすぐに2000円札を受け取ってビックリしたっけ。
   

沖縄では流通を奨励しているらしい。

そう言えば、守礼の門がデザインだった。

       
“平和希求紙幣”とある。

  
     
僕は何も知らなかった。
  
        

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後で財布の中身をみて見つけたくらいだから、
確かに美しいデザインではあるのだけれど、他の紙幣に見間違えしやすいから使いにくいことは事実だ。

    
これから2000円札に触れるたびに、沖縄のことを思い出すだろう。

    
     

奨励といえば、駅の構内でこんな看板も発見。

   
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理由としては、

男性も日傘をさして健康のために歩きましょう
    
熱中症の予防のために日傘を活用しましょう
    

ビジネス時も日傘を活用しましょう
    
男性も日傘をさして、ゆいレール駅(モノレール)、バス停まで歩きましょう
   

とある。

    

要するに、健康増進と公共交通利用促進なのだろうか。

   
いいことだと思う。
    

雨傘の置き忘れ常習犯の私がすぐに日傘をさすかどうかは疑問だが、最近、日焼けあとのシミがやたら気にかかる・・・。
    

かりゆしに次ぐ、沖縄発のブームになるだろうか。

    

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頑張れ 日本農業!!

     
    

今回もまた、地元の皆さんに盛り沢山の面白いお話を伺った。

       
沖縄の特産品のこと、開発秘話、活性化の取組み、生活や風習、そして戦争のこと、日本の将来・・・。

    
沖縄慰霊の日(6月23日)ももうすぐだ。

   
学生時代、沖縄戦に関する読み物をむさぼるように読んだ記憶がある。
   
でも、まだ現場でじっくりと触れたことはない。

  
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戦跡を偲び、これに学ぶ旅は、また日を改めて行うことにしよう。
     

    
      
ビジネスもそうだが、なぜか沖縄へ来ると視点が切り替わるのが不思議な土地だ。

         
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屋根上の新旧のシーサー?

   

   

こんども先回同様、まったくゆとり時間なし。
     
もっとゆっくりと時間をとって街をそぞろ歩きたいと思った。

    

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もうひとつの格差を考える

      

やっぱり今、東京は元気がいい。

       

東海や関西地方は別かもしれないが、
やはり地方との格差がまだ開きつつあること実感する。

   
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日本橋東急デパートの跡もすっかり変貌

    

ビジネス展開のスピードもボリュームも違うようだ。

    

Dsc05464 Dsc05462ビルの屋上広告も次々と更新されていく・・・

    
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ダンディーが目立ってきたぞ!!

     

目に見える街の変化、見えないところでの実感、
いずれにしてもポジティブな話題が多い。

    
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新上陸のドーナツ店に延々長蛇の列が出来る街 -TOKYO

   
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生ジュースや黒酢ドリンクを飲んで元気を補充するビジネスマン

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この格差と呼ばれる状況は、
地方にしてみれば中央に、勝ち組に取り残されていると被害者意識も働くが、別角度から言えば、長い日本の停滞感から東京がまず抜け出している、とも言えなくもない。

   

同じように、生活や社会面でも意識格差が進んでいると思える側面もありそうだ。

   

例えば、生活ゴミの分別。
    

私が半分暮らしている地方の街では、紙類から発泡スチロールまでが燃えるゴミ。金属やガラスでなければなければいいという位アバウトな認識で通用する。
      

きっと焼却炉が高性能だからなんだろうな、などと調べもしないで都合よく解釈している。

    

一方、東京都のある街に移ると、分別の決まりごとが3つも4つもある。
   

見られていないからと手を抜くことは許されず、容器や缶なども中をきちんと洗って出さなければならないといった具合。

   

もちろん地方にはもっと細かい分別をしている所もあるだろう。

リサイクルの効率を上げるためにも、分別をして出した方がいいはずだ。

      

先日、練馬区石神井公園一帯で開かれた照姫祭りを観に行った。   
     
Dsc_7922 Dsc_8008オーディションで選ばれたという照姫が主役
   

大規模な歴史再現のお祭りで屋台やイベントも盛りだくさんだ。
   

この広い会場では、多くの来場者がゴミ清掃に積極的に参加している。

   
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親も子も、青年もとっても意識が高いのに驚いた。
   
地方ではどうだろうか?

   

また、この祭りでは、地域通貨を使って売る側、買う側が共に地域コミュニティーを考えることが楽しみながら体験できる。

    
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この貨幣を使って買い物をする

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地元産農産物を子供たちが売る

     
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練馬の大根キャラクターが地産地消を訴える

    

街のイベントもすっかり変わった。

  
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石神井公園
   
    

都心では分煙化が一層すすんでいた。

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都心ビルの脇に路上の指定喫煙コーナーが。
    
歩きタバコの取り締まりも厳しいからなのだろうか。

         

そんなの当たり前だろう、という意見があるとしたら、すでにその意識にも地域格差が生じているのだ。

      

リサイクルといえば、先日、埼玉県所沢にある航空記念公園で巨大なフリーマーケットに出くわした。

         

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 すごい! の一言。

       
一体どれくらいの人たちが売ったり買ったりしているのだろう。
       
しかも皆、すっかり慣れ親しんでいて、とても楽しんでいる様子だ。

     
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ちょっと前までは考えられなかった光景だ。

    

15年前、半年間ほどアメリカオレゴン州のポートランドに滞在した事があるが、その時、毎週末に屋台やストリートパフォーマンスと共にリサイクル品を持ち寄るフリーマーケットがあった。
    

「やっぱりアメリカ人は違うなぁ。人が使ったものを売ったり買ったりするなんて日本じゃとても考えられないよ、この意識は」
        

などと人ごとのように思っていたら、いつの間にか日本もすごい事になっているじゃないか。

    
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やはり遅れてアメリカのあとを追っているのかなあ、と感じつつも、いいことなんだよな、と改めて思う。

  
休日といえば、ショッピングにドライブ、遊園地、グルメに温泉のような過ごし方に加え、フリマや地域イベントで主催者側や売る側やになったり、スポーツイベントを行なったりと参加型、運営型もあるとニュースや雑誌で知ってはいたが、ここまで盛んだとは思わなかった。

    
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とにかく、ビジネスの世界だけでなく、生活者の意識も変わり、ここでも格差を感じてしまう。

     

もちろん大都会だけでなく、元気な地域、コミュニティーも次々と現れているが、そのほとんどがマンパワー、やる気、元気が源だ。

        

閉塞感、停滞感に悩む地方の人たちは少なくないが、単に政治セクターが解決すべき課題なのではなく、一人ひとりのアイデアや実行力で現状を打破することを今一度考えるべきではないだろうか。

        

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山手線ガード下から新橋方面を眺める

       

江戸の粋

   
先のエントリでは日本の先端トレンドをゆく丸の内について紹介したが、その数日後、神田のオフィス街で、一見対極にありそうなもうひとつの「イカした」東京に触れた。
   

江戸三大祭のひとつである神田祭に遭遇したのだ。

       

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足掛け25年近く東京に住んでいて、お江戸の祭りを観るのは初めてなのである。
   

しかも5月のひと月間のうちに、浅草三社祭、花園神社例大祭、練馬の照姫祭も観る事ができた。

   
   
祭りといえば、出身地の夏祭りしか知らないから、東京の粋なお祭りを観て最初は戸惑った。

   

地元の祭りがどんなものかは、私が中途半端に紹介するより、尊敬する先輩のブログを参照していただきたい。詳しく知ることが出来る。

http://blog.livedoor.jp/luckymentai/archives/cat_1466542.html

   
    

さて、ここは神田の街。
   

ある町内の出発前の慌しい中に入り込んでしまった。

  
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街の取締り役のような年配者、力を蓄えているそ振りの青壮年たち、炊き出しや世話で大変なおかみさんたち、身なりを整える粋なお姉さん方、はしゃぎ回る子供たち・・・。

    
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これから始まる祭りの前の緊張感漂う光景は何処も同じ。

   
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顔役さんの挨拶の後、いよいよスタート。

      

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街を練り歩くという表現がぴったりだ。

    

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また、この祭りは女性もお神輿を担ぐのだ。

と、いうと東京の人はいぶかるかも知れない。

        
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タイムレース、女人禁制の博多山笠に慣れている私にはなんとも不思議な光景に見えてしまうが、それ以上に小粋なお姉さんたち、いなせなお兄さんたちに目を奪われる。
     
    
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なんとお神輿が神田駅の構内にまで入り込んで奉納をするのには驚いた。

    
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神田駅長さんが感激の挨拶
      

街の繁栄のためにはまずは神田駅から・・・か。

    

天下祭とも呼ばれる神田祭だが、日程が異なり総鎮守・神田明神での参観ではなかったが、各町内での活動に触れたので、下町風情を体験できてとても面白かった。

     
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町内総出で楽しく参加するところがとても好感が持てる。

    
東北や九州の壮大な祭り、雅な京都の祇園祭も印象的だが、江戸の祭りもまた素晴らしい。

   

最近、江戸文様やデザインと共に、江戸時代の仕草についても広く内外に紹介されているという。

   
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丸の内や六本木、青山のトレンドスポットも世界に誇る日本のシンボル。
  

また、同様に伝統ある祭りの醍醐味も、美しい日本の象徴的存在だ。

   
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祭りも海外に輸出講演(!?)してみたら、きっと瞬時に日本の良さを伝えられるだろうなあ。

   
いや、もっと外人観光客を誘致して観てもらうことと、長期滞在する外人にも参加してもらうことで、この感動を伝えてもらうことも考えてみよう。

   

祭りに夢中になっていたら、腹が減ってきたぞッ。

      

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神田には昔から行きつけの江戸前蕎麦の店が3軒ある。

    
超辛口のつゆとツ~ンと辛みが鼻を抜ける薬味ネギの香りがたまらない。

    
    

でやんでぇ。 
やっぱ蕎麦は江戸前ダ~ぃ!!

    

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変化する東京

      
私は東京と地方と海外の三重生活のような事になっていて、ちっとも落ち着かない毎日だから、生活者としてその土地の深いことはなかなか理解できない替わりに、移動するたびに新たな変化が刺激となって目に付く事も多い。

     
         

特に、ここ数年の東京の変化は目覚しい。
     

東京にどっぷり漬かっていないからそう感じることが出来るのかもしれない。

     
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有楽町の東京国際フォーラムももう10周年だそうだ

      

これまでバブル崩壊後、20年近くも変化の少ない日本のシンボルのような存在だった東京の街も、改革の声を聞き始めた頃からか、変化が見えてきたように思う。

   

ニュースになるような商業施設や社会インフラの新設・更新もあるし、住民生活、ビジネス上のソフトインフラや新しい習慣などにも変化を感じる。

   

六本木、丸の内、新橋、品川、川崎など、すっかり変わっていてどこにそんな余地があったのかと驚いてしまう。

   

停滞感著しい地方とは対照的だ。

  
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春の嵐の丸の内オフィス街を歩く

     
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東京の真ん中でも青葉が美しい季節

     
     

トピックといえば、やはり4月27日にオープンしたばかりの「新丸の内ビル」だろうか。

    

薫風香る中、さっそく見学に行ってみた。僕もかなりミーハーか?

     
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新丸の内ビルディング外観

     

テレビなどを見ていると、駅前商業ビルのオープンぐらいでそんなに騒がなくても・・・と内心思っていたが、足を踏み入れたらいやはや驚いた。

  

連休明けの平日の午後だったが、見学利用者でごった返していた。

    
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百聞は一見に如ずだから多くは説明しないが、単なるトレンド情報だけでなく、テナント企業誘致の真骨頂を観た気がするし、情報発信力、統一感の演出など感じる事が多かった。

         
      
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また、レストラン街もかなりのフロアスペースが割かれていて、これまで高級SCと言えば最新ファッションや高額商品がメインだった構成も、フード関連産業の進化ぶりを見るようで興味深かった。

     

はじめはセレブな施設やテナントの個性ある演出に目を奪われていたが、そのうち気になりだしたのは来訪者の姿である。
     
        
確かに、丸の内地区だからエリートビジネスマン、OLはもちろんのこと、各フロアをそぞろ歩く来訪者の多くが「イカした」人たちなんである。

      
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特にカッコいいミドル、シルバーの人たちが目立つ。
   
      
外来語はあんまり好きではないのだが、中年、初老と漢字で書くのと少し感じが違うから、やっぱり片仮名でミドル・シルバーとした方がしっくりいくような、そんな人達なのだ。
        
    
平日だからかもしれないが、とにかくここが東京の違いなんじゃないか、と考えてしまう。

       
     
僕も20代の約10年間、隣の大手町に勤務していたのだが、とうとうこのセンスを身に着けることなく、今に至ってるのが物悲しい・・・。

      

センスいいよなァ・・・
    

と思う人たちが、結構いるのだ。

      

子供・ペット連れでは行けない大人の男女の空間、ファッショナブルなシニアの空間を演出しているのは、施設だけでなく、そこに集う人たちそのものだ。

    

このような新感覚は、あっと言う間に香港や台湾など東南アジアの大都市にも伝播することだろう。

    
       
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フロアのラウンジスペースから東京駅を眺める

     

それにしても、ファッションや行動のセンスの良い人たちというのは、きっと情報感度がいいんだろう。このようなホットポイントが出来るとすぐに体験にやって来るのだ。

     

人が一杯で面倒だ、ミーハーな感じがして気が進まないと感じているあなた、旬の話題のスポットに一度、意を決して足を運んでみられたら如何だろう。

      

もしかしたら、高感度人間に変身できる、・・・かもよ。

         

東風がアジアを圧す?

    
  東風圧倒西風 !!

    (東風は西風を圧す)

    

これは中国近代政治史を知っている人には有名なフレーズで、1957年(昭和32年)に毛沢東がモスクワで演説した時の一節だ。

   

東風とは社会主義陣営を指し、西風は資本主義陣営のことを指すのはお分かりのとおりで、当時、社会主義の優位性を内外に向けて訴えたものである。

    
でも、今日の話題は中国ではない。

     

宮崎へ出張した。

     
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今をときめく宮崎県は、東風が吹き荒れていた。

    

75年前に建てられたという県庁舎も、ひときわ異彩を放っているように見えるから不思議だ。

     
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いま、県庁視察ツアーもあるらしいが、今回は隣にある「宮崎物産館」に立ち寄ってみると、入り口にはなんとあの有名な東国原知事の等身大のパネルが!!

     

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道行く人は皆、カメラでパチリッ。

     
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店内に入ってみると、多くの人が買い物を楽しんでいる。
         

特に、東国原知事のイラストロゴが入った商品はすごい人気のようだ。

    

恐るべし、東旋風!!

  

間違いなく何かが動き始めている・・・。

      
   

中心街に行くと、県内各地の物産屋台が集まる大きなイベントが開催中だった。

      
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折りしも統一地方選挙運動中で、さらに街中が盛り上がっていた。

    

知事の知恵と行動力により、鳥インフルエンザで大騒ぎになったのを逆手にとって、全国に向けてキャンペーンに成功した宮崎地鶏の屋台がいくつも出店していて、長い行列が出来ている。

     
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信じられない。

   

「東国原知事が推薦の宮崎地鶏だよ~ッ!」

     

「そのまんま食べられる炭火焼はいかがぁ~ッ!」

      

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威勢のいい掛け声の地鶏焼き屋台の前には行列が

      
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鼻をくすぐるこの香ばし~い匂い、たまりません
          
     

ほかにも、様々な農林水産品が売られている。

      
    
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宮崎特産の干し椎茸にもお客さんが殺到

    
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今や高級フルーツのブランドを確立した宮崎マンゴー   

     
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日本で一番先に初鰹が味わえる 

       
   

その種類の豊富さに改めて驚いてしまう。

  
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3月なのに、カキ氷に殺到。 やはり南国・・・

     
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それにしても、商品を売る人たち、屋台めぐりをする家族連れなど市民の元気さ、活気がビンビン伝わってくるじゃないか。

     
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売る人も買う人も活気に溢れている

      
元気なリーダーの出現で、こうも変わるものなのか不思議でもあり、また嬉しくもなってくる。

     
    
    
偶然、催しステージで東国原知事ご本人がスピーチしているところに出くわした。
    

すごい人が集まっている。

    
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やっぱりシャープな体型。 見習わなくちゃ。
             

ものすごい元気を振りまいている。声にも言葉にも力がある。
         

聴衆の目が輝いていた・・・。

     

      
ところ変わって、
   

先月、台湾・タイペイの高級百貨店では
宮崎の物産展が行われていた。

    
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農業法人の皆さんが頑張ってプロモーションをしているのだ。

     
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数日で完売してしまった農産物もあり、台湾でも現地消費者の強い手応えを感じているようだった。

    
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台湾のお客さんも買う、また買う、さらに買う !!!

    

とにかく、宮崎の農業者の皆さんは元気のかたまり。

    
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今後、スピードと行動力でアジア市場を開拓していく計画だ。

      

     
海外・アジアにまで、東風は吹き荒れていたのである。

         

台湾映画のロケ地を訪ねる

         
GWを前に、台湾へ行く人もおられるかも知れないので、今回は、ちょっと観光案内をひとつ。

     
台北の北東郊外に九份という街がある。
    

台北市の中心街から路線バスで約1時間あまり。

     
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路線バスの旅は、なんとなくワクワク感がたまらない

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車内で菓子パンを喰らう。
「ニッポンを売る」ならなんでも体験・・・

    

北部の港町である基隆までの道を途中から分かれて海岸沿いの急な山道をしばらく登っていくと九份に着く。

  
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山腹の展望台から遠くに観る入り江の景観は、とても印象的で素晴らしかった。

     
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曇りだったが、遠くの入り江が絶景

   

もともと金鉱があった所で、一時は大変な賑わいをみせた街だったそうだ。

  
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金鉱入口の跡

   

往時を偲ぶ旧市街をリニューアルさせ、今では有名な観光地となっている。

    

この日も若い人を中心に多くの訪問客で賑わっていた。

   
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日本の門前町のように、小物や雑貨、伝統菓子などのお土産屋が軒を連ね、一つひとつ立ち止まっていたらとても時間が足りない。

    
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「作っているところも観てってくれよッ」と案内される

   
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「黒糖は体にいいわよッ!」と買気をそそる

   
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レトロな漢方薬局  観ているだけで楽しくなる

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昔の日本とソックリの駄菓子屋さん
     

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地元の名産なのだろうか、いろいろな食べ物屋も多く、すぐに食指が動き出しそうにそそられてしまう。

    
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長い行列が出来ていたお汁粉屋台

       
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プルプルジュワ~ッの肉圓(バーワン)は鋏で切って食べる

    
    
ここを訪れる観光客はひとり残らずみ~んな食べ歩きだ。

   
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買い食い体験こそ九份観光の醍醐味なのだが、
僕は最近過食気味で、今日はミネラルウォーターで我慢我慢。

     
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台湾全土で食べられる魚のつみれスープ(魚丸湯)は九份名物なのだろうか。
    
店内はご覧のとおり、大勢の客でごった返している。
     
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またここ九份は、本国だけでなく日本でも注目を浴びた「非情城市」という台湾映画のロケ地でもあり、多くの日本人観光客も訪れる。

     
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なんか見覚えがあるぞ!!
     
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一帯が映画のセットのような街並みで、みんな記念撮影をしている。

          
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昇平映画館跡 レトロ建造物としてリニューアル中

    
     

そんな人工的なロケ現場跡もいいが、観光客が引き返し、誰も足を踏み入れない奥の居留地に迷い込むように入っていくと、まさに古い台湾の民家群に僕は感動した。

      
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一遍にタイムスリップしたようだ。きっと黄金時代の雰囲気も残しているのだろう。

     
不思議と生活感がないのだが、またそれが良いのだ。

      
どこか懐かしい感情に浸りながら、急な坂道をひたすら上り下りした。

    
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観光スポットよりも、こっちの方がよほど画になる風景だ

     
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僕が少年時代、長崎県の壱岐島で夏を過ごした時のすっかり忘れていた光景がフラッシュバックのように思い出された。なぜかススキの穂がとても綺麗だった。 

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日本人、台湾人誰もが持っているような本当に懐かしいレトロな情緒漂う、昔還りする町だった。

   
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ここに来る時は、観光客が集まる定番ポイントも良いが、少し外れた横道を散策するのがお勧めだ。

    
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文物でもなんでもない。触ることが出来るのだ

     
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一度、栄枯盛衰を極めた町ならではの含蓄ある対句
     
(金鉱脈はいずれ採り尽す時もあるが、人脈は絶えることはないの意)

        
      
台湾リピーターの方には
ぜひ一度、訪ねてみることをお勧めするスポットだ。

     
      

氷を融かす旅

    
中国の温家宝首相が来日した。

12日の国会での演説でも

「我希望我的這次訪問能成為一次“融氷之旅”」

(今回の訪日が、氷をとかす旅になることを願っています)

と発言した。

       

漢字の国らしい表現で、私たち日本人にも非常に分かりやすいフレーズだ。

      

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上下の写真は、2004年に故橋本訪中団に団員として参加し、北京・人民大会堂で接見したとき撮影したものである。

    
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とても親しみやすく、飾らない理知的な印象だった。

      
    
温首相が今回の訪日前に北京でNHK記者のインタビューに答えて(新華網記事による)、

「もし、昨年の安倍首相の訪中が氷を割る旅(破氷之旅)だとすれば、4月の私の訪日はその氷をとかす旅となることを願っている」
    

という発言に続いている。

  

氷と言えば、この5年間ほどの政治セクターの冷めた関係のことを指すのは周知の事実。
    

日本国民の対中感情も大きく変わった。

      
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北京の街角で

      

しかし、今回の両国首相の相互訪問で、日中関係も新たな展開に移るひとつの契機になることは間違いない。

     

そのひとつの成果として、正式に日本米の中国向け輸出が今夏にも復活することになった。

  

もっとも、戦略的互恵関係と言うくらいだから、当然、わが国も何らかの門戸を開けるはず。

     

冷めても問題だが、熱くなるとまた摩擦も起こすはずだから、気が休まることはない。

   

でもこれは隣国としてはむしろ当たり前のこと。

  

氷が融けるといろいろな事も起こってくるのもまた道理。

    

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日中間の氷が融けるのを待っているビジネスマンも多い

    

チャンスの側面にも目を注ぎたい。

     

私が中国にかかわった30年の間にも日中関係は何度も大きく揺れた。

  

中国の格言にもあるが、「人間万事、塞翁が馬」。

   

「人間」とは正しくは「じんかん」と読み、中国語では世の中、世間と言う意味だ。
   
にんげんという意味はない。
    
   
ちなみに中国では「塞翁失馬」と使う。

    
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現代の名馬? 上海・南京路にて

     

「とかくこの世の禍福は、万事、あざなえる縄のごとし」という感じだろうか。

         
いちいち必要以上に一喜一憂することの無意味さを私は体感している。

        
    
Dsc_9986 上海の街角にて

    

この読者の皆さんは、中国に対して好き・嫌い、友好・不信の想いもあると思うが、私は一応、この国を含めたアジアを舞台にビジネス支援をする仕事人として、中国の事はもちろん嫌いではないが、好きだ、骨まで愛してるという感情なども特段ない。

   
淡々とした想いで臨んでいる。 

    

中国ビジネスにかかわって2年目の24歳の時にこれを自覚した。

    

    
「物事は常に変性流転し、相対的である。無為自然で臨め」とは、
20年前、私の中国人の老師匠にコンコンと諭された処世訓だ。

    
     
Dsc02479 江蘇省で

     

彼は戦前戦後、そして文革、改革開放をたくましく生き抜いていったネアカな鉄人である。

      
中国も中国人も奥が深い。
     

いつまでも果てることなく興味が湧く。

       

ウラジオストクの露天市場にて

       
極東ロシアでも、こんなに物資が豊富だったのかッ!

    
     

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海外で初めて訪れる街の場合、
必ず足を向けるのが地元の食材などを扱う庶民の市場を見学することにしている人は結構多いのではないだろうか。

    

かくいう私も必ず市場に足を運ぶ。

どんなにタイトな日程でも、隙間時間を狙って。

    

ウラジオストクを訪れた時も、無理に手配をお願いして、数箇所の青空市場や近代スーパーマーケットなどを視察することができた。

     

    
沿海州政府前の広場でも、ちょうどこの日は青空市場が開かれており、多くの買い物客で賑わっていた。

     

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馬鈴薯やタマネギやビーツ(砂糖大根・赤甜菜)などの根菜類も豊富で、葉野菜や菌茸(キノコ)類、果物もとても種類が多い。

   
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最近、中国からかなりの量の農産物が輸入されているということで、ますます種類も充実しているということだ。

  

Dsc_8764パッケージを見れば中国産らしいことが判る

    

中国東北部の吉林省や黒龍江省、遼寧省などから生鮮野菜類が流通しているようだ。

    
Dsc_1409 瓜やスイカなども中国産なのだろう   

    

これにより、ウラジオストクの市民は急にいろいろな種類の農産物や食品、雑貨を手にすることが出来るようだ。

   

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しかし、ウラジオストク日本センターの所長さんの話では、

2005年11月に吉林省の化学工場で爆発事故が起こり、大量のベンゼンが松花江からアムール川に流れ込んだ。

ハバロフスク市が緊急事態宣言を発令し、付近一帯が大パニックになった事件をきっかけに、中国産農産物の安全性についても、ネガティブな情報が市民の間で飛び交うようになり、富裕層を中心に少々高額でも安全な食品を手に入れようとする傾向が続いているという。

   

安全といえば、日本産では・・・。

   

Dsc_8706ロシアでも口コミは重要な情報交換の場

    

それにしても、市場を散策してみると、青果物のほかにも、名産の蜂蜜や水産物、肉類、木の実などもたくさん出回っており、市民の豊かな生活をうかがい知ることが出来る。

  
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この赤い実はなんだろう?ジュースで飲んだがとても美味しかった

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ヒマワリの花? どう使うんだろうか。
    

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ウラジオの特産と言われるハチミツ

   
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とにかく種類が豊富      

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訪問先でも、極東ロシア最大の日本食品輸入商社や関連企業と面談し、最新の食品流通事情を知り、多くの情報を集めることが出来た。

   
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インスタント食品や製菓、調味料など、日本ブランドの食品も売られている。

    

そして、新潟、青森、秋田、島根など日本各地の農産物もロシアに向けて輸出にチャレンジしているところがいくつもあることも知って、期待に胸が沸いた。

      

一定比率の高額所得者を中心に需要が起こり始めているのだという。

   
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もうすぐ日本産も・・・
     
      

もともと親日的で、船員の多くが日本の港に寄港しており、自動車や電気製品など日本ブランドの価値を多くの市民が認知していることも、チャンスの背景にあるかも知れない。
    

     
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こんなレベルの商品の横に、もし日本のブドウやモモを並べたら・・・

    

市場を歩き、現地在住の方のお話を注意深く聞いていると、本当に多くの情報を得ることができる。

     

   
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ソ連時代の残り香が・・・

    
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<(画像はいずれも昨年9月に撮影)

      

3度目の節目

   

今日から四月

  

新しい年度を迎えた。

   

関東以西は各地で桜の花が満開で
視覚的にも気分一新にひと役買っている。
   

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結局はこの時期に無事、満開の桜を愛でる事ができたが、
今年は桜の開花予想では、直前になって不安になったりもした。

   

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ずっと記録的な暖冬で、
3月半ばになり、開花予想が出た後になって
厳しい寒さに見舞われるなど、
本当に気象変化の複雑さにはかなわない。

      

Dsc_8156佐世保・中央公園

      

開花予想ですらそうだから、実際に自然に働きかけて従事する一次産業の難しさを感ぜざるを得ない。

    

とはいえ、この時期に帳尻が合うことの不思議さも感じながら、春の到来を喜んでいる。

    

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Huis ten bosch

    

年の初めの正月と
仕事柄で縁の深い旧暦正月(中国春節)に加え、
4月の新年度の3回もリスタートを切れるのは、何事も三日坊主に終わる私にとって、とっても有り難い節目だ。

    

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何かと億劫な寒さもなく
ただただ前だけを向いて新たな一歩を踏み出せそうだ。

   

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この時期、入社、転勤、転任などで文字通り新たなスタートを切った方も大勢おられることだろう。

   

日本、いや日本人は、昨年ごろから明らかに変わってきている。

    

新しいことに挑戦することをワクワクしながら行動している人たちが急増していると感じているからだ。

   

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これからの10年がとても楽しみになってきたのは、ひとり私だけではないと思う。

      

Dsc_8666 My small garden