病気に憂い、病名にも憂う

       
新たな気持ちで再スタートをしようと思ったら、
世界中で新型インフルエンザの話題が持ち切になってしまっている。

       
   
報道ではずっと豚インフルエンザと呼んでいるが、
どうしても気になってしまう。

      
腑に落ちない。

    

   
報道でも豚肉を食べても安全だ、とマイナスの風評が広がらないよう一定の配慮がなわれているが、生産者の皆さんはきっと懸念されているだろうな、ととても気がかりだ。

    
      

30日朝現在、WHOでも豚から人へ感染したことは完全に認めているわけではないというではないか!

     

      
つい2月も活発元気で勉強意欲旺盛な2社の生産者の方ともシンガポールにお供したり、国の事業の支援先もある。

   

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我が国には世界に誇れる生産管理をしている事業者が多い

     

         

大きな影響が無ければいいが。

   
     

それにしても、BSEで牛肉、鳥インフルエンザで鶏肉、そして・・・。

  
世界中で食生活・食材需給が変化シフトするのだろうか?

        

      
      
ところで、病名と言えば、
インフルエンザには、Aソ連型とか、香港型などと言われているものがある。

    
初めてウイルスが発見された場所なんだろうけれど、これが正式名なのか、通称なのか分からない。

              

僕らは結構普通に使っているけれども、今のロシアや香港にとっては多分に迷惑な呼称なんじゃないだろうか。他にもスペイン風邪などもあった。

     

    

   
そこで、この写真を見てほしい。

    

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ここは香港の中心部の人通りの多い一角である。

写真では大きさが分からないが、大型の看板大で結構目に付く大きさなのだ。

     

登革熱とは、熱帯地方などでよく発症する感染症であるデング熱のことである。

    

   

今、香港や台湾では都市部でも蚊を媒体とした日本脳炎とデング熱が再び発生しているらしく、このような注意を促すポスターなどが人目につくところに張られている。

    

    

この日本脳炎という病名も、海外で改めて見てみるとなんか気にかかってしまう。

      
僕もしょっちゅうここを通るのだが、そのたびに複雑な思いがしている。

      

アジアの人たちから観るととても恐ろしい病気のようなイメージに重なるだろうか?

など余計なことも考えてしまう。

       

なんで地域の名前を冠するのだろうか?

      

とは言え、天文のように発見者や研究所の名前というのも都合が悪いんだろうな。

    

    
    
最近、地域の皆さんとブランドだとか、イメージだとか盛んに議論するようになったから、余計に気になってしまうのだ。

      

メキシコとのFTA締結で両国の往来が活発になったシンボルのひとつでもある豚肉だけに複雑な思いもする。

      

いずれにしても豚やメキシコのイメージが損なわれないことを心から祈っている。

    

     
感染症と言えば、2003年のSARS(重症急性呼吸器症候群)がアジアでパニックを引き起こし、当時3年目を迎えた「ニッポンを売る!」活動が大きな転機となったことを、今でも鮮明に覚えている。

    
    

再発信はじめます

          
ご無沙汰
してしまいました。

    

    
少しだけリニューアルして再スタートです。

(レイアウトでどこが変わっているが気がつきますか?)

    

   

相変わらず底が見えない経済・社会情勢ですが、
私がこの数ヶ月間見聞しただけでも日本で、そして世界では
静かに、でも大きな変化が始まっているような気がしてなりません。

    
   
現場主義、行動主義の中から、
私独自の観点からも、次につながる未来への可能性を見つけ出したいのです。

   
   
そのひとつが、海外と地方のつながりです。

     

     
これまで席巻してきた金融の一分野などを中心とするグローバル化は、全世界市民に計り知れない影響を与えてしまいました。

     

我が国も例外ではありません。

    

    
でも都心だけでなく地方からも多くの人たちが、実体産業の復活
目指してこの閉塞感を打ち破ろうと立ち上がり
始めています。

     

       

私は、海外とのつながりが
   
  やはり地方を今まで以上にダメにしてしまうのだろうか?
     
  
  それとも新たな可能性を広げるのか?
     

  
現場でのチャレンジを通じて検証していきたいと考えています。

         

  

     
私の本音を言いましょう。

   

日本の地方がこれまでになく元気になる時代は、もうそこまでやって来ている !!
   

そう確信しています。

    

    

   Dsc_8221
    雨後の筍 どこまで伸びる・・・
    

      

     
よかったら、今しばらくお付き合いのほどお願いいたします。

   

レイアウトの変更点:
1.背景色をネイビーブルーからグレーに変えました
2.プロフィールに私の氏名と顔写真を公表しました

    

         

完全リセットのための現場行脚

      
ブログアップが滞ってしまい、本当にごめんなさい。

           
1月7日を皮切りに3月28日まで、
連続出張記録を塗り替えるように国内外をひたすら巡っておりました。

     

海外9カ国延べ19都市(複数含む)、国内14市町をノンストップで廻りました。

     

     

帰還したら、翌日は出立の繰り返し。

     

事前準備と現場での実績作り、事後総括の多重奏。

     

常態化する睡眠不足と極度の体力消耗戦。

     

数人の僕のスケジュールを知っている人が正気の沙汰ではないと呆れてくれたほどで、正直僕自身、自分の体力と気力の限界の淵を見るような未体験の3ヶ月間だった。

     

それでも前半は現地からライブ中継できる余裕を見せていたが、
さすがに後半は作業に一点集中しないと心身がバラバラになってしまいそうな限界に達してしまった。
    
     
もし現場でこのことを周りの人に悟られてしまったとしたら・・・。

プロフェッショナルとしてこれはとても恥ずかしいこと。

     

    
   
なぜこんな暴挙に出たかって?

   
   

昨年9月に発生した世界同時の経済パニック。

      

僕は年末年始の本ブログでも、
人頼みにせず、国民一人ひとりがチェンジして乗り切ろう宣言した。

     

宣言した以上、自分も実際行動に出なければ、と居ても立ってもいられなくなってしまったのだ。

    
   

第一、
百年に一度の危機というのであれば、
誰だって実体験なんかしていないはずじゃないか!?

  
  
ならば、それまでの限られた私のノウハウや経験なんて
支援先の皆さんのためには何にも役に立たないことになる。
   

理屈を並べたってしようが無い。

     

僕のもつすべての知見を早急にリセットして、出来る限り現場に足を運び、次の復活の芽を現実行動の中から見出すこと、
そして新たな知見の引き出しを少しでも沢山作っておくべし、

と決意したからである。

      
   

5年に一度のリセット(自分の専門性の棚卸し)を前倒しすることを、
今やらなければ、と決断して、多くの関係者の迷惑を顧みず、
日程をすべて現場出張で埋め尽くしてしまったのだ。

   

    
この間、無心になって
   

 いろんなことを肌で感じた。
    

 いろんな人と出会った。
   

 いろんなことを学んだ。
    

 いろんな人の元気の種を見せてもらった。
   

 少しだけ人の役に立った。
   

 多くの人に支えられ、励ましてもらった。
    

いつもは海外では自己防衛の感度を上げるはずが、
一時だけ気力を失い、完治に時間がかかる怪我をしてしまった。

     

今はまだ、頭の中がボオ~ッとカオス(混沌)状態で、身体も芯からボロボロだけれども、おかげでかなりリセットされたと思う。

      
   

この3ヶ月間、「ニッポンを売る!」地場産品の海外販路開拓をはじめ、輸入、投資案件、地域間経済交流、物流案件など内容は様々だったが、それぞれのプロジェクトを通じて、各地各国で出会った人々、同行させていただいた方々の総数はおそらく数百名に及ぶだろう。

     
  

その人たちにひとつだけ共通するもの
    

― それは、前向き・ポジティブ・自立の精神
を持ち合わせていることである

 

時折見かける日本の報道だけを観れば、なんと内向きで下向きで依存心に満ちた社会なんだろうと疑いたくなってしまう。WBCを除いて、他人への批判や不満ばかりが並んでいる。
        
そんなこと鵜呑みになんか出来ない。

    
     
世界も、そして日本の地方でも元気人たちは、
今が絶好のチャンスだとばかりに活発に動き出している。

    
     

年度の終わりを迎え、取りまとめなければならない報告書作成に追われており、もうしばらくはアップはままなりませんが、4月10日ごろからを目途に、この間の体験も随時アップしていきますので、
よろしくお願いします。

     

     
サクラの美しい季節を向かえ、また新たな気持ちで皆さんと元気なアクションを起こしていきましょう。

    

   
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                   日本三大平山城のひとつ -松山城

           
  

この国の真価

      
中国語で「うつくしい国」―美国は、日本語ではコメの国と表記する。

      

そのとおり、亜米利加(アメリカ)にやって来た。

     

上陸地はロサンジェルスである。

    

     
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ロス空港で

    
     

常に世界を揺るがし続けるこの国は一体どうなっているか?

   
「ニッポンを売る!」元気な日本人は、この国でどうしているのか?

    

いくつかの仮説を胸に秘め、昨年9月のニューヨークに続いてのアメリカ入りである。

   

    

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前日バンコクからシンガポール経由で帰国して10時間を越える長旅のあと、今日また国内線乗り継ぎを含めてやはり10時間越えのフライトと時差の洗礼。

     

1泊2日で大変な旅をしていることになる。

    

     
飛行機好きだからまあいいけど、今回だけは座席が狭くて眠れなくて、やはり体にこたえてきた。

     

それでも現地に着けば、アドレナリンが噴き出してくる。

    

    
出迎えてくれた福島県郡山出身の素敵なコーディネーターTさんの車で、空港から早速ダウンタウンへ向かう。

   

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あいにくの曇り空で、カリフォルニアらしい青空は拝めなかったが、

ワクワクしてきた。
    

        

ダウンタウンに入ると、やはりこんな看板が目に付いてしまう。

    

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FOR RENT   FOR LEASE  の文字

  
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フェニックス、ラスベガスに次いで、ここロスもサブプライムの影響を受けてこのような物件が最も多いのだという。

        

   

朝ロサンジェルス空港に着いて、そのまま4件の商談と数件の視察に直行。

    

かなりハードなスケジュール。

  
しおれた体にはかえって良い・・・。

     

     

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日本食品・食材の充実振りが目立つ。すっかり変わっていた。

   

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日本酒通、焼酎通の白人が急増中だとか・・・

    

     

ところが、

どこを訪ねても、誰に逢っても、ワクワクするような話ばかり

     

新らたな時代の変化に皆とても敏感なのだ。

   

僕の感性にとても合っている。

     

       

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世界中から凋落した超大国と言われるこの国のビジネスマンは皆萎縮しているのかと思いきや、
    

      
出てくるわ出てくるわ、アイデアが!

新たなビジネスのトレンドの芽が・・・。

    

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この写真の会社でも次々と先読みトレンドについてのヒントをもらった。

   

アメリカでのビジネス会話というのは

    
初対面であろうと、若かろうと、年寄りだろうと、男だろうと女だろうと、いかに有益、前向きな情報を交換するかがルールであるかのような、日本とは異なるワクワクする雰囲気なのだ。

       
伝達、下達、合議、認識一致重視の日本の会議が少しだけでも
変わってくるといいのになあ・・・。(タメ息)

     
   
待ちに待った初日のディナーは、

ハリウッド近郊で、25年前から和食と仏料理を融合させた、いわゆるフュージョン和食の元祖の一人といわれるカリスマ経営者との懇談。

     

素晴らしい、Excellent の一言。

     

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和風調味料の隠しソースやおなじみカリフォルニアロールなど長年のアイデアと感度鋭いビバリーヒルズの固定客との間で培われた料理の数々に絶句

      

                
柔らか頭と素晴らしいチャレンジ精神にとても感動。

   
日本人はやっぱりスゴイと再認識した。

     

訪米初日からこんな調子で大丈夫なのかなァ?

       
   

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                 リトルトーキョーで    

やあ!久しぶりだねッ。

    

やはり日本人のDNAは彼(=二宮尊徳)なんだろうか!?

          

         

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リトルトーキョーにはもう桜が咲いていた。

     

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アジアで揉まれた僕としてはチョッピリ悔しいが、

やはりアメリカの情報発信力、独創性、チャレンジ精神は輝いていた。

     

   

ここは素直に耳を傾け、心のアンテナ感度を高くしよう

と心に誓った。

     

      

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面談の合間にハリウッドのチャイニーズシアター前にもやって来た。

     

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多くの中国人団体客が目に付いた。

    
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ハリウッド通りの警察官も結構たいへん   

   

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時差ボケ解消に、

カリフォルニアのまぶしい太陽を浴びたいよお~ッ!!

  

  
ボケボケとワクワクとを繰り返す奇妙な旅が始まった。

          

           

  

自分にムチ打つ

             
久々のアップとなってしまった。
     

申し訳ありません。

    
     

弁解をすれば、
実は新年明けて1月6日より毎週、海外に一回、国内に一回と出張を繰り返しており、海外には駆け足で延べ9都市を周り、金融危機後の経済動向、旧正月商戦の推移、新たな注目すべき動きなど情報の収集・発信をしている。

   
この活動を4月中旬まで続けるつもりである。
                         (体力・気力を鍛えなきゃ。)
                          
          

      
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春節前でごった返す香港・ネイザンロード (1月)

    
       

中国・東南アジアの各大都市でも予想に違わず、どこも景気が急減速しており、いまだ底が見えない不透明感が漂うが、その中でもビジネスマンや市民たちが懸命の復興を模索している姿をあちこちで見かけた。
   

    
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目抜き通りでも、数多くの空き室が目立つ   台北 (2月)

    

        
一方、国内でも、今年は年明け早々全国各地で、地域活性化、農商工連携、海外チャレンジ等積極的なテーマをもった事業が展開されており、毎週本当に多くの元気な皆さんとの新たな出会いや再会に興奮しっぱなしである。

       
        

先10日、沖縄県那覇市で、農水省の委託事業である輸出オリエンテーションの会が開かれ、単独県での開催としては円高・不況という時勢にもかかわらず、多くの「ニッポンを売る!」マインド一杯の事業者の皆さんが一堂に集まり、海外バイヤーとの間で積極的な交流が展開された。

   
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那覇でも積極的な商談・情報交換が行なわれた

      
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“輸出商品発掘会” 皆さんショートプレゼンが上手
      
    
    

       
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沖縄の恵みを・・・

    
      

このように内外で懸命の景気の建て直しに、多くの官民元気人たちがアクションを起こしているのだが、毎週帰国するたびに日本の報道に接すると、国会での高級官僚の天下り問題やら不正問題の暴露のようなものばかりで、この大切な時期に経済通と言われる総理大臣が何のビジョンも示せないでいることに、本当に憤りを感じている。

       

       
僕らは百年に一度のチャンスだ!と叫んでいるのに、下を向きっぱなしの国民とよそを向きっぱなしの上部構造の姿を観て、違和感を通り過ぎ「ああ、またこのまま20年を無駄にするのか」、と
ため息が出てしまう。

   
    

もう一律バラ撒き、政策下賜の時代はとっくに終わっているはず。

           
       

小さなこと身近なことでも、自分でアイデアを見つけ、仲間を集め、アクションを起こしていく人たちにしかチャンスも支援も巡ってこないことは明白。

       
         

変わるべきは政治や行政でもあろうが、

私たち国民が今こそチェンジしよう。

       
        

一部の条件に恵まれない方々を除いて、政治や行政は活用するものであり、依存するものではないゾ。

     

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高雄港(台湾)を高台から望む (2月)

               

     

   
ピンチの時こそ、その人の真価が明らかになる。

     

いま、前を、上を向いて、自らの足で歩み出している人は輝いている。

      

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マカオにて (2月)

                

      

“食在広州”も変わり続ける

    
(前回から続く)
           

中国の改革開放がまず広東省で打ち出されてから早や30年が経つ。

       
      
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広東の人たちにとって鄧小平は特別な存在だと思う

        

         
もともと歴史的にも、考え方も外向きであった広東は、
外資誘致を通じて、この間、常に変貌を遂げ、中国の近代化をリードしてきた。

       
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わが国では上海の発展振りが注目を浴びているが、
広東だって改革開放の先駆者として負けず劣らず急成長しており、
中国発展の南のエンジンの役割を担っている。
       

      
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広州旧市街中心部 海珠広場エリアの夕景    左が珠江

      
    

      
   だがその裏で
     

         ・・・やっぱり。

     

     
      
都心の古い住宅や街並みが再開発されていっているのだ。

    

   
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「拆」という字は、これから取り壊すという意味の印し

     
      

      
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30年前、僕がきつい仕事の合間に歩き廻った懐かしい路地も
このとおり取り壊しの運命にあるのだ。

    

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もちろんそれがよそ者のノスタルジアだとは解かっていても、
やっぱり寂しい。

      
     
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僕の愛したこの街が消えていってしまう…。

      

    
でも自分だって、いつまでも昔を引きずってはいられない。

    

      

僕のビジネス方針は、
      
専門分野を強制的に5年に一度、
完全にリセットしてしまう
こと。

     
     
                

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後ろ髪を引かれる想いはあっても、リセットは必要だと思う

             
      
     
20年前の開業以来の鬼の鉄則だ。

     

今でも忠実に実行している。

     
        

過去の成功体験を売り物にするような輩だけにはなりたくない。

      
    

幾ら年をとっても、またゼロから学び始める。
(本当はゼロではないのだが)

         

   

いつまでも前を向いていたいから。

        
    

ただそれだけである。

      

     

        *        *         *

    
    

気を取り直して、街の西郊にある茘湾湖公園にある広東飲茶の殿堂である泮渓酒家に足を運ぶ。
      

    

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すっかり洗練されてしまっているが、昔のあのゆったりとした雰囲気はまだ残っていた。

    
     
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緑あふれる広大な公園の中の湖畔にあるレストランだ

         

      
やはり「食在広州」だと感じさせるのは、実は料理のレベルの高さだけではなく、市民の生活の中にしっかりと奥深い食文化が根付いていることこそが本質なんだと気づかされた名店でもある。

       
    
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朝早くからこのとおりの様子。  生活の中の飲茶(ヤムチャ)

      
     

もちろん料理だって変化している。

      
古い伝統を受け継ぎつつも、ドンドンと進化しているに違いない。

     
    
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兎などの動物をかたどった点心はこの店が発祥  
数千種の点心を作ることが出来るそうだ。

   
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凄まじいスピードで変わる広州にも

また新たな興味が湧いてきたゾ。

                              (シリーズ終わり)

        

   

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広州の目抜き通り「北京路」の正月飾り

     

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ハッピー 「 Niu 」 イヤー !?
      
中国語の解かる人ならこのシャレわかるでしょ。

    

しかもスポンサーはあのお騒がせ・・・。

      

         

三つのC

                
新年が明けて、新聞やテレビで盛んに叫ばれ、
また本当に多くの皆さんから頂いた年賀状の中で
とても良く目についた言葉が三つある。

    

     
どれも頭文字が共通しているが、それは「」である。

      

     
三つのC ・・・

    
     

最新のマーケティング用語でも経営用語でも何でもない。

      
       

  Chance    (チャンス)

  Challenge  (チャレンジ)

  Change    (チェンジ)

                         である。

    

      

     

 ピンチをチャンスに!

    

 常にチャレンジを!

   

 チェンジが必要!

     

      

   

アレレッ???

    
   

これって、これまで5年以上も僕らが生産や販売の現場で
皆さんと一緒に身体を張って会得してきた原点であり、
ニッポンを売る!」でずっと訴え続けてきたキーワードじゃないですかッ!?
       

      

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ニッポンを売る!の講演での常套句は
 「今をピンチと観ますか?それともチャンスと観ますか?」
 「もう人任せは止めて、自らの力でチャレンジしよう!」
 「自分が変われば、周りが変わり、世界が変わる!」

      

         

前例やモデルなど過去の経験や過去からの延長でしか先の事を考えられない人たちは、もう前向きで新たな発想は出て来ないし、
きっと今、どうしてよいか分からないはずですよね。

     
       

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毎年新年、総理が参拝する伊勢神宮     

       

      
各地ですでに活発な行動を始めている、多くの我らが同志の皆さんにとっては、今ほどやりたい事だらけの時はない。

         

      
逆に、目標をもっと絞りましょうよ、と僕からたしなめられるほどですもんね。

     

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伊勢神宮参道

      
     

      
時代が皆さんにようやく追いついてきた のです。

     
      

     
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伊勢神宮「おはらい町」の商家にて

         

         

         
大チャンス到来ですね。

    
思いっきりチェンジして、
     
果敢にチャレンジし続けましょ!

       

   
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元旦、九州地方も珍しく薄っすらと雪景色

      

年頭之辞

     
新年あけましておめでとうございます

   

     
    
2009年の元旦を迎えた。

      
              
Dsc_2773
中国・上海

      

        
元旦とは、元日すなわち1月1日の朝のことで、
という字は地平線に昇る太陽を表しており、
漢語でも「朝」「早朝」を意味している。
      

             
Dsc07816
中国海南省・三亜

     
       

     
日頃夜更かしが多い生活をしていても、
見知らぬ土地へ行くと何故か早起きとなり、
自由に散歩できる時間もいつも朝に限られるから、
おのずと朝の印象が深い。

       
      
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ベトナム・ホーチミン  サイゴン河畔

    
    
以前は、受身で嫌なことが待っている日も多く
そんな日の朝なんて明けて欲しくないと思うこともあったが、
最近は毎日がチャレンジすることが多く、
結構寝起きはいい方かも知れない。
     
     

今日もまた誰かと出会うことができる!

     
誰かと面白いことを考える、行動する。」
       

      

そんな日が一日でも多くなっていることに感謝している。

      
         
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ブラジル・サンパウロの朝

    
    

境遇が良いか悪いかではなく、
自分の気持ち、姿勢が朝の迎え方を決めるのだ、と気づく。

     
     
一年の計を練る元旦もまた…。

   
    

      

  ちなみに、

一日の計は朝にあり  
一年の計は元旦にあり  
十年の計は樹を植えるにあり  
百年の計は子を教えるにあり

                   だそうである。
     
       
    
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ブラジル/アルゼンチン国境・イグアスの朝

     
    

底が見えない景気後退、社会の閉塞感、生活・将来への不安…。

     

年が改まることで、
とにかくマインド(気持ち)を変えたいのはみな同じ。 

    

         
    
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ロシア・ウラジオストク港

     

     
「ニッポンを売る!」地場産品の海外販路開拓も、
円高、世界的不況、購買力の低下などこれまでにない逆風が吹き荒れている。

     
       
だから今こそ、ファイティング・スピリット(闘う前向きの姿勢)が湧いてくる」というもの。

     

    
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タイ・バンコクの夜明け

    

      

世界中が協力して、再び「バーチャル金融膨張経済」の復活を許さないとしたら、新しい経済秩序と価値観の大転換の中で、地方が、農林水産業が、額に汗する製造・販売の実体経済が先頭に躍り出て、環境共生の時代を構築する絶好のチャンスだと捉えて行動していきたい。

       
       
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日の出前のカンボジア・アンコールワット

    

    
春は必ずやって来る。  …これは当たり前。

      

その春をどうデザインするかが、
今の私たちに課せられたワクワクする作業なのである。

      

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維新の郷  -鹿児島

      

      

           
本年も「ニッポンを売る!」を

どうぞよろしくお願い申し上げます。

      

     
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シンガポールから帰路の機内で

          

変人が2008年を振り返る

      
確かに今年は、ず~っと変だった

 
   

年が明けて1月、
冷凍餃子事件が発覚し、
原油が初めて一バレル100ドルという値をつけた。

   
   
異変の始まりだった…。

   
   
    
その後もずっと、
社会も、経済も、政治も、そして生活までもが、
これまでの常識を超えるような異常に変な事が起こり続けた

    

   
お隣の中国でも、
去年は金猪年といって、あれだけの高成長を遂げ順風満帆だったのに、旧正月の南部の大寒波を皮切りに毎月のように信じられないような大変化が襲った。

   
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中国だけでなく世界を引っ張る使命を帯びて    -中国・上海

   
   

北京オリンピックの成功で一時溜飲を下げたが、多くの国民が早くこの年が過ぎてくれればいい、と願うほどの一年だったのではないだろうか。

   

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みんな同じ夢を見た・・・                   中国・青島
       

    

       
もちろん、9月のアメリカに端を発する世界同時の金融危機は、
百年に一度の大津波」と金融の神様とまで呼ばれたグリーンスパンに言わせしめるほどの歴史的激震が始まっている。

   
   
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“あの”一週間前にいた   -ニューヨーク ウォール街
       

       

       

一方、私の活動も、今年はすっかり変化した。

    
   

確かに、相変わらず海外出張は多かった。

    

   
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もう一度行ってみたい大人の街  -アルゼンチン・ブエノスアイレス

    

    

が、農林水産物の「ニッポンを売る!」海外販路開拓活動に加え、中小企業庁の「地域資源活用プログラム」と「農商工連携」のふたつの看板プロジェクトのメンバーとして、全国各地の農林畜水産、中小地場産業の現場を数多く訪問させていただいた。

   
   
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農商工ブランド作りの天才     ― 三重県・津

    
    

それに伴い、今年ほど何百、もしかしたら千人を越える皆さんと新らたに知己を得ることが出来たし、以前から仕事を通じてお付き合いしてきた方々とは、さらに密着した協働作業を行なってきた。

   
    
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元気人イッパイの梁山泊      ―愛媛県・西条

    
   

でも、その大半が、答えの見えない新たな挑戦を始めたばかりで、まだまだゴールが見えるプロジェクトはほとんどない…。

   
      

変といえば、

年末恒例の今年を表す漢字一文字が「」だったそうだ。

   
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                       共同通信社

      

       
まさに、ほんとうに変な一年でもあり、
そして変化を求められた一年でもあった。

     
         
私は、5年以上前から、「ニッポンを売る!」テーマの講演や会合で事あるごとに、現場で頑張る皆さんに対して、
       
この難局をピンチと観るか、それともチャンスと観るか?
      
ピンチをチャンスに変えよう!」  と訴え続けてきた。

       
   
もちろん今でもその気持ちは少しも変わらない。

    

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開拓者精神の先進地  -北海道・札幌

   

      
ひとつ事を生涯貫き通すこと、極め尽くすこと、変わらぬ信念を持ち続けることを至上の美徳だと称える日本人にとって、変わること、変化させること、変貌してしまうことにためらいを持つ人は少なくない

    

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これからアジアのハブになる予感    -沖縄県・コザ

   

      

けれども、私は、社会にも、組織にも、商品にも、個人にも、
「絶対に変えてはいけない事」と「大胆に変えていかなければならないこと」の両面があると常々思っている。

    
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ここぞ極東に開かれた日本海の西の玄関      -島根県・浜田

      

伝統や文化、地域の素晴らしさや環境をしっかりと守ることにおいてさえも例外はない、と思っている。
      

       
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あったかい とにかくすべてが暖かい       秋田県・秋田

    
    

今、世界が大変化を起こしている時代だからこそ、我々が絶対に守り抜かなければならない事と、もっと大胆に変えていく行動に出ることがあると考える。

       
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報道だけでは伝わらない伝統と変化の街       タイ・バンコク

   
    

歴史的に観ても、長い年月にわたり持続していること、
継続・継承されてきたことは押しなべてそうなっている。

   
    

既得権や成功事例として固定化し、その後の環境変化に適切に対応できなかったものは、ほとんどが淘汰されている。

      

しかも、予想を超えるスピードで。
    

       
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戦前から続く“粘り腰の伝統”は今も力強いぞ     -香港

     
        

    

モノポール(一極)支配から滑りおちた落日の大国とは言え、
かの国の新大統領は「CHANGE」 「Yes! We Can」というスローガンを掲げて当選した。

    

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今こそ明るく、若さで   -ニューヨーク・タイムズスクエア

         
             

マルチポール(多極化)あるいはノーポール(無極化)、フラット化するだろうと言われる今後の世界において、日本国内でも多くの分野で一極集中は終わりを告げようとしている。

    

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よそ者だから感じることのできるこの街の素晴らしさ  -山形県・山形

         

          
であるならば、まず変化(チェンジ)を求めるべきは
政権交代でも、役所や大企業でも、社長や部長でもなく、
自分自身である、ということがおのずと分かるはずだ。

    

     
自分が変われば、本当に世界は変わる…。

   
       

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Yes, We can !!           -ニューヨーク・セントラルパーク

      

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    東洋にだって “なせば成る!”がある     台湾・台北

         
           
どう考えてみても、
自ら志を掲げて一歩踏み出す元気人たちにとって、
来年は、まさに「百年に一度の大チャンス」がやってくるとは思えないだろうか!!   ねッ 皆さんッ!
    

      

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忘れかけてた元気を奮い立たせてくれた   -カンボジア・プノンペン

       
       

なぜなら、
固定化された秩序での成長下では困難だったこれまでと異なり、ローカルはセントラルに対し、中小規模は大規模に、マイナー商品はナショナルブランドに、市井の個人は既成セレブに対して、知恵と行動次第では立派に存在感を示すことが出来るチャンスがやって来るという訳だ。

      

      
作られた多様化なんぞに惑わされず、
真に自分のやりたい事、信念を、今こそ現実の形にしよう!

     
      

自分が動けば、多くの支援者だって集まりだすという
元気で明るく、面白い一年にしていこうではないか。

     

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惚れた熱い街   -ブラジル・リオデジャネイロ  コパカバーナ海岸

         
        

       
という漢字。 私はとっても大好きです

     

ヤッパリ変かしら???

    

     
皆さんは、やっぱりよそ見なんぞはせず、
一意専心、岩をも突き通す、ですか?

      

それもまた大切。

      
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僕の心の隙間を埋めてくれた     -岩手県・盛岡

      
ただし、流れゆく水のように、
外部の変化に応じて、
柔軟に自らの形を変えていくことも肝要ではないだろうか。

         
      

          *               *

        

           
この一年間、本ブログにお付き合いいただき、
心から厚くお礼申し上げます。

     
    
来年もまたよろしくお願いします。

         
      

皆さん、良いお年をお迎えください。
    

否、良いお年にしてください

      

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精神(文)と身体(武)のバランスこそ        -香港・文武廟

                 
       
               

本当に、ほんとうに
ありがとうございました。

                          「ニッポンを売る!」啓上

           
       

頑張るニッポン

        
上海で最も読まれている日本語情報誌のひとつである
最新12月号の表紙タイトルがこれ。

   
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どこかで見たような・・・。

       

偶然なんだろうか?

      

「ニッポンを売る!」スピリットがこのような形で取り上げられるようになった事は、内心チョッピリ嬉しい。

    
    

      
上海で最大級の規模を誇る国際食品商談会

FHC CHINA"を視察した。

   
           Fhc2008

  
       
もう形容しようが無いほど広大な会場は、幕張メッセや東京ビックサイトと比べても遜色ない。

   
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入場受付には朝からこの人だかり

    
     

ここに世界中からの食品サプライヤーたちが集結して、中国人バイヤー相手に強烈な売り込み合戦を繰り広げることになった。

   
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中国各地はもちろんのこと、世界各国がブースを出展し、盛んに試食やデモンストレーションを行なっている。

    
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このようなキッチン・デモ形態が多い  シンガポールブースで

    
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さながら食材販売のワールドカップ

         

       

しかも、各国とも相当の熱の入れようである。
        
     

特に目立ったスペイン、イタリア、アメリカなどは、かなりの広さのブースを確保して販促を展開。

     
   
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スペインの力の入れようはモノ凄かった

     

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食材の宝庫イタリアのプロモーションは本当に勉強になった

    

    
とりわけ目を引いた商品は、ワイ・、・・・、・・・、・・・・。

      

      

それらに共通する、最近、中国で受ける商品の特性は、
     
○△●×◎□なもの。

    

     

止めておこう。

     

      
はるばる上海にやって来て、この商談会に参加した人たちが知り得る情報でもあることだし・・・。

    

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メキシコやチリなど中南米勢も健闘していた

        

ほかにも、プロモーションの仕方、アピールの方法論、受けるブース設計、などなど様々な勉強をさせてもらった。

   
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世界各地で逆風の中国食品も確実にレベルを上げている
                        …絶対に侮ってはいけない

    

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あなたは“全羅南道”と言われて何かイメージするだろうか?

    
   
県名でのアピール戦略をもう一度検証してみよう。

      
     

       
さて、我らがニッポンはどうであったか?

   
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私の率直な感想を言えば、

他国に負けず劣らず予想をはるかに越えて奮闘し、頑張っていた

      
快いショックを受けた。

     

        
オープンセレモニーには、農水省、ジェトロの主管部門の責任者、報道陣も駆けつけ、気合が入っており、まず意気込みを感じた。
   

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日本ブースも結構スペースを確保しており、装飾にもこだわりを見せていた。

       

地域的には九州、中四国、東北などの積極性が目立っている。

    

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上海進出に力を入れる福島県は今回も積極的

   
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二十世紀梨の輸出で頑張る鳥取県も

    

九州は、全県で構成される九州貿易振興協議会が取りまとめて出展しているからでもある。

    
   
県名でなく九州をアピールしているのが特徴的だった。

      
    
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なんとも頼もしい。 

      

アジアに近いという意識がチャレンジ精神を醸成しているのだろうか。

    

     
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中国市場にはすでに150銘柄ほどの焼酎が輸出されているらしい

    

日頃、海外でご一緒したり、お手伝いさせていただいている企業の皆さんも大勢参加しておられ、異国の地でお互いに強いエールを送り合った。

   
    
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福岡県は5年に及ぶ赤梨の輸出実績に加えて、
今回、数年企画を温めてきた新兵器を投入した。

              
    
     
また、参加企業もお付き合い参加や単なる情報収集というような雰囲気は無く、積極的に売り込む姿勢をみせている様子だった。

     

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ひとたび海外へ出れば、単なる地域代表だけでなく、
あなたもJAPAN代表” 侍ジャパンになるのだ。

    

中国市場開拓活動も短期間で随分と変わったもんだ、と驚いた。

    

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日本ブースでも様々な仕掛けやイベントが盛り沢山

       

             

2003年にSARSが流行した年に、僕は日本人単独一人でFHCに乗り込み、世界はおろか中国企業もほとんど参加しておらず、閑散としていた様子をレポートにして農水省とジェトロに送った時の事がうそのような光景だ。

      

      
障害多い中国市場の開拓と言われて久しいが、今後の大きく予想される成長を見込んで果敢にチャレンジする日本の元気人たちが声を張り上げ、少しでもアピールしようと頑張っていた。

     
      
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真剣に商材を探す中国人バイヤーたち

        
   
日本の各地のみならず、世界のサプライヤーのこの熱気に触れると、

すでにアジアにおけるマーケットの中心は東京から上海に移りつつある、とも言えそうなくらいの勢いを感じた。

     

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世界のシェフたちによる創作競演風景
将来、NYに並び上海が食文化の発信地にもなる可能性が・・・

          

        

 13億人の胃袋を狙えッ!!

     
    
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試食にもよく反応する中国人 

   
        

不確実な時代を迎え、常に未開の市場を目指して行動する世界の食品、および関連産業の意気込みをまざまざと感じ取った一日だった。

     

     

負けるなッ ニッポン!!
      

ローカル・ニッポン!!