久々のアップとなってしまった。
申し訳ありません。
弁解をすれば、
実は新年明けて1月6日より毎週、海外に一回、国内に一回と出張を繰り返しており、海外には駆け足で延べ9都市を周り、金融危機後の経済動向、旧正月商戦の推移、新たな注目すべき動きなど情報の収集・発信をしている。
この活動を4月中旬まで続けるつもりである。
(体力・気力を鍛えなきゃ。)
春節前でごった返す香港・ネイザンロード (1月)
中国・東南アジアの各大都市でも予想に違わず、どこも景気が急減速しており、いまだ底が見えない不透明感が漂うが、その中でもビジネスマンや市民たちが懸命の復興を模索している姿をあちこちで見かけた。
目抜き通りでも、数多くの空き室が目立つ 台北 (2月)
一方、国内でも、今年は年明け早々全国各地で、地域活性化、農商工連携、海外チャレンジ等積極的なテーマをもった事業が展開されており、毎週本当に多くの元気な皆さんとの新たな出会いや再会に興奮しっぱなしである。
先10日、沖縄県那覇市で、農水省の委託事業である輸出オリエンテーションの会が開かれ、単独県での開催としては円高・不況という時勢にもかかわらず、多くの「ニッポンを売る!」マインド一杯の事業者の皆さんが一堂に集まり、海外バイヤーとの間で積極的な交流が展開された。
那覇でも積極的な商談・情報交換が行なわれた
“輸出商品発掘会” 皆さんショートプレゼンが上手
沖縄の恵みを・・・
このように内外で懸命の景気の建て直しに、多くの官民元気人たちがアクションを起こしているのだが、毎週帰国するたびに日本の報道に接すると、国会での高級官僚の天下り問題やら不正問題の暴露のようなものばかりで、この大切な時期に経済通と言われる総理大臣が何のビジョンも示せないでいることに、本当に憤りを感じている。
僕らは百年に一度のチャンスだ!と叫んでいるのに、下を向きっぱなしの国民とよそを向きっぱなしの上部構造の姿を観て、違和感を通り過ぎ「ああ、またこのまま20年を無駄にするのか」、と
ため息が出てしまう。
もう一律バラ撒き、政策下賜の時代はとっくに終わっているはず。
小さなこと身近なことでも、自分でアイデアを見つけ、仲間を集め、アクションを起こしていく人たちにしかチャンスも支援も巡ってこないことは明白。
変わるべきは政治や行政でもあろうが、
私たち国民が今こそチェンジしよう。
一部の条件に恵まれない方々を除いて、政治や行政は活用するものであり、依存するものではないゾ。
高雄港(台湾)を高台から望む (2月)
ピンチの時こそ、その人の真価が明らかになる。
いま、前を、上を向いて、自らの足で歩み出している人は輝いている。
マカオにて (2月)

田中 豊

最新記事 by 田中 豊 (全て見る)
- 人生で一番高いところに登った日(その3) - 2021年2月10日
- 人生で一番高いところに登った日(その2) - 2021年2月5日
- 人生で一番高いところに登った日(その1) - 2021年2月1日
初カキコです。
日々のご活躍ご苦労様です。
しばらくは,このロードが続かれるみたいですね。お身体にお気をつけて!
ともっちゃさん コメントありがとうございます。暖かいメッセージに感謝しています。しばらく遠征が続きます。その場その場で記事をアップできれば良いのですが、ままなりません。またよかったら立ち寄ってくださいね。謝謝!