太陽の子

         
(先回より続く)

もうひとつ、予想外の出来事が起こったことも紹介しておこう。

     

    
この写真をご覧あれ。

  
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あの初物が東京市場で20万円という破格値をつけて大いに話題となった宮崎産マンゴー「太陽のタマゴ」が今回、台湾にも出品された。

   

化粧箱入り2個で5688元(新台湾ドル)。

     
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マンゴー通の台湾人曰く「白い斑点がはっきりしていて多いほど甘くて美味しい。これはスゴイ!」

      

このとき1台湾ドルが約3.53日本円だったから、
     

およそ日本円で約20,000円なりィ~っ!?

     

       
驚くのはまだ早い。

ここ台湾は、高級マンゴーの名産地なのである。

    

同じこのお店で、「愛文マンゴー」というブランド品が同じく2個で89元。

   
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ここは高級店舗でだから、これでもお高いのだ

     
愛文(中国語の発音でアイウェン)マンゴーというから、おそらくアーウィン種マンゴーの音訳ではないだろうか(未確認)。俗に言う果皮の赤いアップルマンゴーである。太陽のタマゴと同じか兄弟分にあたる。

    

日本円で約314円!?

   

なんと宮崎の太陽のタマゴの64分の一である。

    

これが、一般の果物屋となると、さらに600グラム(およそ一個分強)で29元(約102円)なんていうから、もう比較のしようも無い

   
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台北市内の地場スーパーでも愛文マンゴーは人気

    

このようなマンゴーの本場中の本場、しかも旬の真っ只中のシーズンに約60倍の値段で殴り込みをかけたことになる。
    

なんという怖いもの知らず!!

    
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青果市場でもこのシーズンの中心商品だ

  
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シーズン真っ盛り

   
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もちろん日本でも台湾産愛文マンゴーはすでに輸入されている。

  
日本が攻めて(輸出)も攻めなくても、だ。

      
    

     
さて、売り場では・・・

多くの買い物客が太陽のタマゴの前で足を留めている。

    
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「5688元だってよッ! 一体どういうマンゴーなの??」

   
これだけで、もう宣伝広告としては成功。

     
    

「飛行機で運んでくるからかしら?」

       

そういう間違った憶測をするお客様には、僕もついシャシャリ出て解説したくなる。

     
「いえいえ、そうじゃあないんですよ、奥様」
     
   

「じゃあ、なぜなのか教えてよッ」
   
       

「これは完熟マンゴーと申しまして、実がつくと網で吊るしまして、自然に落下するまで木の上で完熟するまでじっと待つのでございます。」
    
    

「しかも、糖度は15度以上を保証、大きさや外観の美しさにも厳しい規格がございマスもんで。」
   

       
「ヘエ~ッ、そういうもんなの???」

       
僕の日本人訛りの中国語の説明を聞いて解った様なわからないような表情をして、食べてはみたいがとても手が出ないという複雑な、でもあっさりと諦めの面持ちをする。

     

それが普通というものですよ。奥様。
    

私たちだって、本気で売れるとは思っていませんから・・・。

    
          *       *       *

 
    
さて、知事来訪の前日、地元台湾のテレビ局3社が、宮崎フェアを取材に来た。
       

「ニュース的」に注目されたのは、やっぱり太陽のタマゴ。

   
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もう足が地面に張り付いたかのように、商品を前にして動かない。

  
           
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太陽のタマゴの特長を正確に伝える絶好のチャンス  
    

      
その日の晩に早速、台湾中にオンエアされたらしい。

      
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なんと翌日は、ニュースを観たと思しき人たちが、朝から次々と売り場に現れ、携帯電話やデジカメでパチパチやっているではないか。効果抜群。

   

シャワー(集客)効果だ、
人さえ集まってくれればそれでいい・・・

    

    

などと思っていたら、そのうち、売り場から大きな拍手が湧き上がった。

   

なんとお買い上げのお客さまが現れたのだ。

       

ウッソーぉッ!!

      

にわかにフロアがざわめいた。

      

どんな人なのかすぐに観察しようというのが僕の習い性。

    

はっきり言って、どうみても金持ちとは思えない格好の家族連れだった・・・。
     

そう、台湾は、他の国や地域と違って、お金持ちなのかどうかは着ている服装など外見からなかなか判断がつかないことが多いと言われている

    

          

それからは売り場も大騒ぎ。

   

さらに、東国原知事の来訪を挟んでこの2日間で用意した6ケースが

       
なんと完売御礼!!
   
    

フェアは始まったばかりで会期を10日も残していると言うのに・・・
   

一番驚いたのは、話題の種になればと赤字覚悟で仕入れた地元の卸し屋さんだった。

    
   
「こんなことなら、もっと沢山仕入れとくんだった!?」
   

とウレシイ苦笑い。
             

後の祭りとはこのことか。

    
    
これはもう説明も分析もしようがない。
         

ただただ、売れたという事実があるのみ。

      
          

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台湾産も頻繁に補充される

              

物事はやってみなければわからない・・・。

   

自称海外販路開拓の専門家として、こんな結論しか出せないのが悔しいが、だからこそチャレンジ人間がチャンスを迎える時代になったのだと実感した。
       

もう既存の理論や理屈じゃ簡単に計れない。

    
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今が一番美味しいとされる日向夏も好評だった

     
    
少々の信念と行動力と知恵と忍耐力を備えた、
日本では「変わり者、非常識」と呼ばれる僕等のような人間にもわずかの光が当たるようになった、そんな時代が訪れているのかもしれない。   
        
          
大相撲でもテニスでも野球でもサッカーでも。
                
       
     
「変わらずに生き残るためには、変わらねばならない」
     

とは、最近ある日本の政治家が引用した映画の一節だ。

    

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もちろん僕も未だに太陽のタマゴを食べたことは無い・・・。
  
                            (シリーズ終)

    

海外でも県民総力戦を見た

(先回より続く)

     

已售完!   売り切れました

   

即将售完  まもなく売り切れ

   

いくつかの商品でこんなポップが張られている。

   
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まだ開幕して3日目だ。

   
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東国原宮崎県知事の台湾訪問は、確かに台湾でも大きな反響を呼び、農産物や地場食品のプロモーションに大きな追い風の役割を果たした。

   

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平日の夕刻、週末の午後は宮崎目指して買い物客でごった返した

    

    
しかし、それだけが原因ではない。

    

今回、台湾でセールスしている宮崎県の生産者やメーカーの皆さんは、これで2回目、3回目、あるいはそれ以上の回数を重ねた海外販路開拓挑戦者が多い。

   
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台湾の消費者行動を観察する絶好のチャンス
       

     

半信半疑で始めた海外での販売活動も、初めての時は失敗の連続で思うように売れずに諦めかけていたそうだ

   
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攻めの姿勢の業者さんは言葉が通じないことなど障害に感じない

        

それでも、毎回試行錯誤を繰り返し、修正や改良を加えて挑戦しているそうだ。

   

もちろん今回もまだまだその一環と謙虚。

      

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海外出展に利益だけでなく明確な戦略を持つこの社は着々と成果を上げている

    
   
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見よ、この黄金の輝きを!
台北にも多くの固定客が楽しみにするようなった

     
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子供のおねだり - どこの国も一緒

    

        
3ヶ月前にも行われた販促事業の出展ではわずかに一個しか売れなかった商品が、今回は始まって二日目に準備した商品がすべて売切れてしまい、急きょ日本から送ってもらったという方もいる。
    

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事前に周到な準備と検討を重ねて予想以上の成果をもたらした

   

さらに系列の香港の複数店舗での取り扱いや地元台湾でのテレビショッピングへの出店をプロデューサーから直接申し入れられる業者もあったと聞く。

          

わずかふた月のあいだで、先回の経験を徹底的に総括して販売方法に大幅な改良を加えたと言うのである。

  

決して豊かでない経費をひねり出して、決断して準備を行ったのだという。

   
        

    
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支援サポーターの専門家もハッピを着て終日現場で応援した

    
        

    
               

よく一度や二度の物産展で同じやり方で臨み、その挙句結果が出ず、
   
    
「社長の独断で輸出なんてするけど、巧くいくはずないんだ」

「この国の消費者には通用しない」

「経費がすぐにかさんでしまう」

「自治体や○○会はその後何もしてくれない」

   

などとベストも尽くさず、工夫も改良も加えず自助努力を忘れて軽口をたたく出展者の愚痴をよく聞くが、そんな人たちに爪の垢でも煎じて飲んでもらいたい思う。

      

国内だって販路の新規開拓は大変なはずなのに。

    
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僕も好物なからいも団子(ねりくり)も台湾初上陸だ

     

確かに、今回の宮崎のケースは知事効果が大きかっただろう。

      

しかし、その効果と言うのは宣伝の面でより、各チャレンジャーの攻めの姿勢と売れる商品作り、売れるアピール方法について一人ひとりが真剣に取り組むようになったことの方が大きい。

  
県庁などの自治体、そして支援団体による現場密着型の緊張感を持ったサポートも端から観ていて出色であった。

   
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地元台湾の販促支援者(パートさん)とのコミュニケーションも重要

       

まさに県民総力戦が、海外でも発揮され始めた証しなのだ。

     

     
オリンピックに先駆けて、

「頑張れ、ニッポン!」

   

旬の力 地元の力(その2)

    
(前回より続く)
     
アージエが指定した時刻に出向くと
青果物のコーナーには熟れたパイナップルが山のように積まれている。

   
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しばらくすると、アージエがナタのような形をした包丁を持ってやって来た。
   

来てくれたんですねッ!

  
   
昨日とはすっかり変わって、自信に満ち溢れている柔らかな表情で迎えてくれた。
   

全身からオーラを発している。
      

隣にアシスタントの女の子を立たせると、
アージエはおもむろに大きなパイナップルを左手でわしづかみにして、
ナタのような包丁でばっさりと葉の部分を切り落とす。
   

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ヒョイと放り投げて上下を反対にすると今度はお尻の部分をスパッとカットする。

   

すると始めの一刀だけは慎重にナイフを立てにゆっくり入れて
皮を剥ぎ取るように一太刀入れたが早いか、
あとは一気に横にずらしてザクッ、ザクッと皮を剥いていく。

   
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あの縦長のパインの皮を一太刀で縦に剥いていくのだ。
   

ザクッ、ザクッ、

         
ちょうど半分皮を剥き終わったところで
傍らの女の子からビニール袋を受け取ると
皮を剥いてまっ黄色の果肉がむき出しになったところをビニール越しにつかんで残り半分の皮を剥く。
   

ザクッ、ザクッ、ザクッ、

   

ツルンと剥けたかのように円筒形のあのパインが出来上がり
そのビニールを表裏ひっくり返してそのまま袋詰め。
 

    

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動画でアップできればいいのになあ

             

なんとその間、十数秒!

    
これは職人技だ。

   
   
その後も次々とパイナップルの皮を瞬時に剥いていく。
   

ザクッ、ザクッ、ザクッ、ザクッ、

   

連続で10個くらいを休むことなく剥き終わった。
   

さあ、食べてくださいな。

    

アシスタントの女の子が試食用に細かく切ってくれる。
   
   
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アレッ?? いつも繰り抜いている中央の芯の部分も一緒に??
   
そう、芯が硬くないのだ。不思議不思議。

   
 

一口大のパインを待ちに待っていた口の中に放り込む。

   
   
う、う、う、うまいっ!

   

もちろん甘いし、果汁が口いっぱいに広がるんだけれど
これまで食べたことのないクリーミーな甘さなのだ。

    

    
わざとらしい甘さでなく、ねっとりとしていて、それでいて喉を潤すような・・・。

   
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ホテルの部屋でも止めどなく頬張った

         

なんだか高級アイスクリームでも食べているような感覚なのだ。

   

      
しかも、いつも生パインを食べる時悩ましい、あの歯の間に挟まる繊維質が全く無い。

   
    
もう我を忘れていくつ食べたか分からないほど頬張った。

   

     
自慢する訳だ。本当に美味しい。
  
何年も待った甲斐があった。

   

旬の力、地元の力に屈服した。

   

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次々と売れていくから、頻繁に補充しなければならないほど

    

アージエのパイン皮の早剥きも数年間の訓練の賜物だそうだ。

      

今年、日本に実演に行く計画だそうである。

   
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実演が始まるとあっという間に人だかりが

     
 

日本のどこかでこの味とアージエの技が堪能できるのだ。

   

台北で日本産のイチゴやメロンが、そして
日本で台湾産のパインやマンゴーが味わえる。

    

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とかく日本の農業者やマスコミは海外の農業を敵視するが
アジアの農業者、生産者も同じ素晴らしい人間。

         

敵対するのではなく、むしろ連帯して、
世界に、アジアに蔓延しているマネー経済の弊害、食の乱れを正していく原動力になるべき
であるという私の持論を再確認することになった。

           
   

決戦前夜

    
あちこち出張していると、
ビックリするような事に出くわすことがある。
    

犬でも棒に当たるくらいだから、戌年の僕だって同じだ。

      
時にはその土地の歴史的な出来事にだって・・・。

         
   
今回もそうだった。

   
ここは台湾タイペイの総統府前。
    
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この日の台湾総統府
       

総統選挙を明日に控えた運動最終日の夜9時過ぎ。
   
    
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数万人はゆうに数えるおびただしい群集が、耳をつんざく様な声援とボンベ式の警笛ラッパを鳴らしながら野党国民党候補応援の大集会を行なっているではないか。
    
   
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その規模とすさまじい歓声は熱狂そのもの。

   
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台湾の選挙はヒートアップするとは聞いていたが、まさに言葉の通り。
   

群衆の中に分け入り、自分の体を熱気の渦に委ねてしまうと、関係ないはずの自分までが酔っ払ったような錯覚に陥ってしまう。

   
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陶酔状態の演説者の張り上げる叫びに呼応して、360度から湧き上がってくるつんざくようなどよめきとラッパの音で鼓膜が破れそうだ。
   

いま群衆の中で何が起こっても身動きが取れない危険な状態・・・。

   
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もうこのまま永遠に続いてしまうのではないかと思われるほどの自我喪失感に浸っていたが、怒涛のような人の流れに身を任せて大群衆の塊の中から押し出されると、途端に正気に戻ってホッとする。

   

冷静になって観察すると、周囲は意外に縁日気分。
   
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陣営のロゴの入ったTシャツやベスト、帽子などを売る輩もいる

     

そう、日本でもあちこちにあるような興奮と緊張感を引き起こすお祭りと同じなのだった。

   
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馬候補グッズも売れている・・・

     
調子に乗って与党民進党側の拠点にも足を運んだが、どうも野党国民党のほうが圧倒的な勢いがあった。

     

昼間街頭を歩くと与野党双方のスローガンやポスターが目に付く。

     
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与党候補ののぼりも目に付く
   

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「2億人もの中国人労働者が入ってきて、あなたは心配ないのですか?」        ― 与党民進党のスローガン
     
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独立色、政治色で逆転勝利を狙う与党民進党のスローガン
         
    

台湾を守れ、大陸に飲み込まれるなと主張する緑を基調カラーとする与党に対し、改革と開放こそが低迷する経済を打破する唯一のチャンスだと訴える青が基調カラーの野党国民党。

   
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停滞する台湾経済の改革を訴える野党国民党のスローガン

   
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いつの間にか国民党は改革政党、反腐敗・汚職追及政党に変わっている。

   
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アジアはどこの国も権力者の腐敗に頭を痛めている

       
8年にわたる野党だから当たり前の主張だろうが、かつてのイメージが残る僕の頭の中は混乱してしまう。

     

昨年末韓国で、続いてアメリカ大統領の予備選挙。
   

そして台湾の総統選とまさに選挙イヤーだが、海外の二大政党制は主張が明確に対立しているからわかりやすいし、またヒートアップすることで政治への関心がいやでも高まる

     
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テレビを見ていても、トーク番組はどこも興奮バトル状態だし、候補者のコマーシャルは危機を訴える激しいものもあれば、相手陣営を徹底的にこき下ろすネガティブキャンペーンも日本では考えられないほど物凄い。

      
一方わが国の政治と言えば、
理性的ともいえなくはないが、政党の哲学が曖昧で争点が見えにくいから十分に機能していないような気がする。
  

もっとも国民性がそうさせているのかもしれない。

    

ビジネスの現場でも問題が起こると、ハッキリと持論を主張し議論するのではなく、根回しで妥協点を見つけるか、もしくは腹に一物を抱えながらグッとこらえ、男は黙って・・・という美学があるから表面的に対立する事は少ない。

      
台湾の歴史が大きく変わる現場に身を置いてみて、言葉に言い尽くせない「時、地、人」のもつ異様なを同体験のライブで感じ取った。

   

吸い取ったこの歴史的変節の大いなる気を僕はどこで放電しようか?

      

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これから台湾はどこへ向かうのか・・・

        

アジアを感じる(その2)

(前回から続く)
     
アユタヤの農村を訪ね、農村でのゆっくりと時の流れるような生活ぶりに接し、アジア共通の文化と自然との共生に心和ませる一方で、これからこの土地にも荒波が押し寄せてくるかも知れないという肌寒い予感も感じた。

   
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タイはアセアンの統合が進めば進むほどその地位を確固なものにするため、世界中からの投資を呼び込むことに注力している。

   
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バンコクの街

    

特に自動車産業に対して積極的で、日本の自動車メーカーは勢ぞろいした上に、世界中の関連企業が集積し「東洋のデトロイト」になるべく国家戦略をすすめている。

    
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バンコク郊外の自動車ディーラー
  
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そのために貿易投資の制度改革を進め、世界各国とFTA・EPAなど二国間の自由貿易の協定を結んでいる。
    
    
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以前は道路事情が原因の渋滞も、今は明らかに台数増加が
      

農業大国である中国やオーストラリアともFTAを結んでおり、ますます近代化・工業化が進展しているようだ。
   
経済的な豊かさや利便性を求める気持ちは、どこの国だって同じ。

   
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高層ビルが林立するバンコク

   

その結果、今タイの柑橘類は海外からの輸入が増大し、壊滅的な打撃を受けていると聞いた。

    
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アユタヤの生産者から頂いたタイミカン
   
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同時に海外からタイ産農産物の買い付けも増え、特にユーロ高を背景にヨーロッパ勢や中国、ロシアなど新興発展国からの比較高額・大量の引き合いも多くなったという。

   

これまで日本向けに輸出していたタイのサプライヤーも、最近は日本側の品質に対する要求が尋常ではないほどの厳しさになっており、価格は安く、注文数量ロットも少ないという三重苦で、しかも日本国内では国産はホンモノ、海外産はすべて偽モノという排他的な意識が蔓延していると映り、今後急速に輸出マインドが下がるだろうと、むしろ今後の日本の食糧はどうなるのか心配だとすら漏らしていた。

    
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日本に向けて輸出する機会がドンドン減ってゆく・・・

      

私たちは輸入が減れば自給率が上がるからいい、と単純に喜べるだろうか?
     

そうなると、日本の生産者とスピード感を持って取り組まなければならない課題はあまりにも多い。
    

タイ・アセアン諸国の経済もいよいよ日本に追いつけと、その背中が見えるところまで来たようだが、おそらく農村ではかつての日本と同じ状況が待っているのかもしれない。

   
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アユタヤの畑
    

昨年、コメの輸出量世界一のこのタイが、輸出に制限を加えると発表した。
    

資源保護、価格維持など自国民の食を守る動きが輸出国にも広がっているのだろうか。
   

経済のグローバル化が進みゆく中で、資源ナショナリズムの台頭を恐れる。

   

私は、グローバル化が進むからこそむしろアジアの農業者や専門家たちが団結して、膨張したマネー金融至上主義の修正に立ち上がる時が来るだろうと予測している。

    

21世紀の新しい社会の枠組みや次世代の生き方・思想は、一次産業や環境視点から形成されると信じているからでもある。

  
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今、地産地消とか輸出促進といっているが、まだまだ日本の農業者にはアジアを舞台にそのリーダーとしてもっと大きな使命と可能性が潜んでいるに違いないと訴えたい。

    

偏向情報、感情論だけを根拠に、内向きの議論ばかりしていては正しい判断が出来なくなることを私たちは歴史的に体験しているはず。
   

         
過去の延長でしか将来の動向を読まなくなると、必ず悲観論・攘夷論になる。

    
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視察先で、レモングラスティーを振舞ってくれた。
あつあつのお茶を氷を張ったコップに注いでくれる。
   
その甘い香りと優しいいたわりの情に心が洗われる。
農業生産者の暖かさはアジア共通の財産・・・

    
    
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自然と共に生きるタイ農村の姿も変わっていくのか
     

その意味で「39」や「40」という数字が一体どんな意味を持つのか、私はいま再考させられている。

   
     

海外を観ることによって、日本の持つ財産を再認識し、将来の可能性の姿が見えてくることもある。

    

アジアに近い!

      
昨年11月から全国各地で展開されていた農水省主催の農産物輸出支援事業である「輸出オリエンテーションの会」もいよいよ最後のブロックである九州地区でも熊本市で開催された。

  
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会場となったホテル

       
九州地区だけが唯一、越年開催となり、
特に中華圏での旧正月商戦後のタイミングであったにもかかわらず、九州全県から180名を越える多数の参加者を集め、商品の出展者もおそらく全国で一番多かったのではないかと思われる。
     

海外からの招待バイヤーも、中国、香港、台湾、シンガポール、中東、ロシア、欧州と多彩を極め、日本側の輸出者にとっては相当の情報収集、人脈構築に貢献したのではないだろうか。

          
事前準備の周到さや時期タイミング、企画進行など関係者の尽力大であることに加え、アジアに近いという環境が、日本側輸出チャレンジャー、海外側バイヤーともに積極的な意識醸成も背景に、この数年は非常に活発な動きが展開されているように思う。

      
午前のセミナーでは、中国、台湾、シンガポールからの招待者が「消費者思考と定番化」というテーマで最新の消費動向や継続的な輸出のための的確な提言を行なった。

   
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コーディネーターの櫻井研先生による専門的でも平易で、歯切れの良い進行で、充実したパネルディスカッションとなった。

     
   
午後は、まず「発掘会」と銘打った試食会を兼ねた出展者によるプレゼンテーションが行なわれる。

   
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とにかく参加者が多く、会場中で自己紹介やアピールを行なうから、もう「積極的」を通り越し、「熱気」に近い雰囲気だった。

   
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会場内は所狭しと熱気に覆われた
   
    

九州7県はすべて、官民挙げて海外との経済交流に熱心で、裾野も広く各JAや中小企業も海外販路開拓の可能性について関心は強い。それだけに各県がしのぎを削っているから結構シビアな競合状態でもある。

   
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九州で一元化して取り組む考え方もあるが、農産物輸出もまだまだ滑走段階であるだけに、むしろスピード感をもって活発に動くもの一法かとも思う。

   
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独自の工夫を凝らして懸命にアピールする
    
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県民益、地域益のために支援する組織の牽引から、ビジネスベースに移行するプロセスで自ずと次のフェーズが見えてくるはずだ。

地域連携はまもなく個別に現実化してくることだろう。

     

続いてメインイベントの商談会である。
   

ここ九州でも15分刻みの限られた時間での個別商談だが、スケジュールはビッシリ
     
事務方に聞けば、それでも枠が足りないくらいの応募があったそうだ。
    

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私も相談コーナーを設けて頂いたが、結局、昼から夕方の閉幕まで次々と面談をこなし、トイレに行けなかった。もう膀胱炎寸前だった。
    
    

他のブロックでも商談時間が短い、すべてのバイヤーと接触できなかったという意見があったからだろうか、商談終了後に、フリーの名刺交換会が設けられた。
          
意見あれば、すぐに改善する。とても重要な事だ。
   
    
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最後まで残っている人たちがとても多いことにもビックリした。

     
参加者が多いだけでなく、終日のプログラムを十分に活用する人たちが多いということは企画が有効だったという証しだろう。
     

現に、解散直後に海外、日本側参加者にコメントを求めたところ、すべての方が参加して良かったと評価していた。 

     

イベントの内容もさることながら、輸出を自分の問題として主体的に情報収集し、人脈開拓し、プレゼンするという九州の事業者のマインドに触れ、心強く感じた。

     

輸出実現の可否はともかくとして、九州はアジアの元気を取り込みながら、自らも元気になりつつあるようだ。

       

追い風?向かい風?

   
今日の関東地方はもの凄かった。

   
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地上60階から観た関東平野

      
平年より9日遅れの春一番が吹き荒れたのだ。
春一番と言えば、文字通り春の訪れを告げる季節の風物のように思えるが、とんでもない! 台風並みじゃないかと思うほどの強風だったのである。

     
立って風上に向かって歩けないほど。
   

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東京の北西部では畑の土が舞い上がり黄砂のように一面がまっ黄色。

   
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細かい砂埃が容赦なく目や鼻から突き当たってくるからたまらない。
    

鉄道ダイヤまで大幅に乱れるくらいだから、ホントに凄かったのだろう。

    
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西武線沿線で 

     
        
ころで、20日から22日まで東京ビックサイトで
2008スーパーマーケット・トレードショーが開催された。
    
      
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バイヤーや流通、食品などの関係者約7万人の来場が見込まれる本格的な展示商談会で、会場は熱気に包まれていた。
     
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フードショーなどと違って一般来場者がほとんどいないので、プロの関係者がじっくり商談できるイベントといえる。

    

実は、今年から地域資源活用プログラムの事務局でも専門コーナーを設け、認定された全国の企業が出展して積極的なプロモーションを行なった。

   
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私がお手伝いしている企業も3社参加し、プロのバイヤーの眼に適うかどうかチャレンジしたのである。

   
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おりしも中国冷凍餃子問題が発生し、食品・流通業界に大きなインパクトを与えた直後だっただけに、流通バイヤーは全国に埋もれている優れた商材を発揮しようと地方の食材、食品に対して、いつもより増して真剣に情報収集している様子を肌で感じ、これはスゴイ追い風になるかもしれない、と強い手ごたえを感じた。

   
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さっそくチャイナフリー(中国回避)を前面に押し出してきた・・・

    

同時に、食の安全性、トレーサビリティー(記録性)や情報の公開性(アカウンタビリティー)、法令の遵守(コンプライアンス)に対する需要家の要望はこれまでになく厳しく、単に素材のこだわりや国産の良さなどを工夫なくアピールするだけではとても相手にされないな、と逆風にもなりかねない厳しさも身にしみた。

     
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今年は各県のブースも特に人気

        
   
春一番の強風を追い風にするか、向かい風になるか、それとも乱気流なのか? そんな事を考えた一日だった。

       

スポーツランド宮崎

   
の季節、宮崎の街はスポーツキャンプ一色に染まる。

    
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複数のプロ野球、サッカーJリーグのチームや著名ゴルファーがここ宮崎でキャンプを張るのだ。

   
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沖縄県と二分するキャンプ地のメッカの理由は、
気温が比較的高い」「晴天日数が多い」など気候の条件もあるだろうが、「宮崎県民の熱意あふれる、しかし必要以上に気を遣わせない自然体のホスピタリティー」が大きな要因ではないだろうか、と勝手に分析している。

    

野球では、巨人、ソフトバンク、西武、広島が宮崎県内でキャンプを張っているが、せっかくだからと、隙間時間を見つけて一ヶ所見学に行こうと、今年宮崎キャンプ50周年を迎える読売巨人軍のキャンプ地「サンマリンスタジアム」に足を運んだ。

    
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この球場名が長嶋元監督の命名によることは宮崎の人ならみな知っているらしい。

    
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入場無料である事にささやかな感動を噛み締めつつ、球場に足を踏み入れる。

   
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やってるやってる。

   

原監督をはじめ、高橋や上原、阿部、谷、豊田、李、清水、それに新外国人のクルーン、ハウエルなど、テレビ中継でおなじみの一軍選手たちが、すぐ目の前で柔軟体操や走り込みを何度も繰り返しているではないかッ。

   
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実物はヤッパリ感動もの。

   
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それにしてもよく走る。

    

日本代表選手も何人もいる訳だが、そんなビックプレイヤーだって基礎トレーニングは欠かせないのだ。常識なんだろうが、当たり前にやっているところを目撃すると何故か感心してしまう。
       

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僕は、
自分のプロとしての分野で基本練習を毎日しっかりとやっているだろうか?

   
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少し恥ずかしい・・・。

     

私は農産物の輸出を、よくスポーツの国際試合に例えることがあるが、まさに基礎トレを徹底する事、基本に忠実なことが大切である事を、ここでも改めて認識する。
      
いや、むしろ国際試合ほど基礎力の差が現れるのだ。

   
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シートノックや守備練習、フォーメーションの確認など、決して気をてらった特別な練習ではないけれど、この時期は反復して体に刻み込ませているようだ。

   
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やはり間近で選手たちを見ると興味は湧く。

   
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結構アップでいい写真が取れたのだが、肖像権の問題があるかもしれないので掲載は止めておく

     

    

野球通は試合よりもキャンプの方が見ごたえがあるかもしれない。

   
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地元のタクシーの運転手さんに聞けば、監督、選手行きつけのスナックや理髪店の話や桑田投手が大のコーヒー好きでいつも通っていた店があるとか、長嶋監督が自転車でホテルから球場に通っていた道の話など、地元ならではのネタに会話も弾んだ。

   
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週末ともなれば、数万人の見学者でごった返し、経済波及効果もいかばかりかと想像される。

    
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東京などから報道陣も大勢取材に来ている

    
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最近はファンサービスにも余念がないらしく、宮崎の人たちには結構お得なのではないだろうか、とうらやましく思える。

     
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どげんかせんといかんのは、“臣人”と書く人かも…

        

    
これもスポーツランド宮崎県民の長年のホスピタリティーの賜物である。

     
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中国冷凍餃子問題

     
日本中が中国製加工食品問題で揺れいている。
    

折りしも昨年一年間を通して食の偽装が大きな社会問題になった後だけに、火に油を注ぐことになった。
   
中国は特に燃えやすい。

   
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昨年、全国に通達して食の安全確保に乗り出した中国だったが…
                         (2007年11月 上海で)

    

消費者がさらに自己防衛の意識を高め、国産農産物への関心と理解を深める大きな契機となったことは言うまでもなく、安全性と価格の関係性、生産への認識について主体的に考えるという意味ではここで改めて指摘する必要なく、食育や報道セクターに任せることにしよう。
   

確かに、国産食品への一層の回帰は、国内農業にとってはある種の追い風になるとも言えるが、加工食品、冷凍食品業界、外食給食業界などは「チャイナリスク」に直面し、今大変な戦略転換を迫られていることを考えると尋常ではない。

   

他国産へのシフトと共に、国産農水産物への希求は国内農業に対する一層の変革要因となり、農業セクターも構造的な対応をよりシビアに、よりスピード感をもって迫られるだろう。

     
    
私は30数年、中国ウオッチを続けていて、このような社会を震撼させる事件をもう何度となく体験したり、居合わせてきた。
  

この時常に肝に銘じていることは、「とにかく冷静に、客観事実を追うこと。そしてどの位までの業界や人々にまで影響が及ぶか、さらにそれから後に続く変化は何が予測されるか」を考えるのだ。

   

とかく感情的、ヒステリックになり、先入感や自己利益の視点からだけで相手を安易に判断し、感情的に対応したり、事実ではないことにまで風評が及ぶと、国で言えば国益・社会益、ビジネスで言えば自社の利益まで長期間、負の影響を引きずることもまた、何度となく体験しているからである。

   

安全・衛生の問題だけをとっても、80年代の烏龍茶のダニ混入事件に始まり、最近もSARS、鳥インフルエンザ、口蹄疫などの案件の渦中に私は身を置いてきた。

   
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食品安全に関する政府通達  上海の卸売市場にて

     

中国自身、そしてアジアの少なからぬ消費者たちは、この問題に常にさらされていることも私たちは認識し、なぜ日本産の農産物や食品が、富裕層だけでなく中間層にまで求められているかがイメージできよう。
    

しかし、それは日本産農産物輸出への追い風と言うよりは、日本の農業技術や食品加工・品質管理技術が、ますます中国へ向かい、日本向けではなく中国を含め海外の国内向け製品の開発や改善に拍車をかけるだろうと、私は観ている。

    
   
今日は2月1日。
      
今後、ビール、牛乳、醤油、みそなど食品の値上げが相次いて実施される予定だ。

   

ただでさえ、世界的な相場上昇で値上げ圧力がかかり、賞味期限や品質チェックの厳格化でロス率の管理も含めコスト上昇の折に、さらなる原料・製品の調達変更は、加工食品、外食産業のみならず農水産業にも、そして地方経済にも波乱要因になる可能性があることを覚悟しておかなければならない。

    

ベトナムスピード(その3)

                
(先回から続く)
いくらベトナムの経済成長が進み始めたとはいえ、それでは内陸部に行けばまだノンビリしているかというと、とんでもない光景に出っくわした。

    

ここは、ホーチミンから車で4時間以上も離れた高原地帯。

      
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バオロックというベトナムでも有数のお茶とコーヒーの主産地である。

      

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ベトナム茶もそれなりに有名で、
バオロック産と言えば日本でもブランド茶としてネット販売などされている。

     
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ベトナム茶の販売コーナー(バオロックにて)

      

一面に広がる茶園。 とにかく雄大だ。

   
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そしてコーヒー

     

この国が世界第2位のコーヒー生産国であることをあなたは知っているだろうか?

      
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本場で飲むベトナムコーヒーは格別!!  
    
     

つい先週のニュースだが、
誰もが知っている日本最大のインスタントコーヒーの販売会社N社が、来年1月からインスタントコーヒーの価格を11%値上げすると発表した。

      

その理由として、
最大の産地ブラジル等でバイオマス燃料向けにトウモロコシ生産にシフトしたこと、そして中国・ロシアのコーヒー需要が急増したため世界的に相場が値上がりしているのだという。

    
      
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フランス統治時代に培われたベトナムコーヒーはロブスタ種で
深みのあるフレンチローストが似合う

      

ネットニュースによると、
ベトナムコーヒーの輸出価格がこの9年間で最高値を更新したという。

         

現在の輸出価格は1トン当たり1800ドルで、
前年同期比で80~100ドルも上昇しているそうだ。

    
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バオロックのコーヒー専売店で

    

また、輸出価格の上昇に加え、輸出量も増加しているという。

      

また、今年初めてコーヒーの輸出額がコメを抜いて、ベトナム農産物輸出品目の第一位に躍り出たということだ。

     
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360度見回しても、どの山腹もコーヒー園で埋め尽くされている!!

   
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コーヒー豆

      

沿道沿いには、収穫されたコーヒーが庭先に広げられ、どこを見ても天日干しの光景が。

    
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また、とにかくこんな奥地に、と似つかない土地に、ズラリと「コーヒー御殿」が建築中だ。

    
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のどかな高原の街が一変している

        

世界相場の影響が、こんなところにまで及んでいるとはッ!!!

    
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おそらくここでも
他の農産物からコーヒーにどんどん転作しているに違いない。

      
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出会ったバオロックのコーヒー生産者にもゆとりが感じられる

       
         

同時に、相場変化や工業化で途上国の農業体系も変わっていく。

                     
いつまでも日本への供給地とは限らないのだ。

     
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手前も奥も、み~んなコーヒー園

    

日本の食糧や農業は、真剣にこの事態に向き合っていかなければならない。
    

大きなチャンスでもある。

    
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狭義の守りの姿勢、内外変化への無関心、偏った報道や思考法で内向きな議論ばかりしている場合ではない。