スポーツランド宮崎

   
の季節、宮崎の街はスポーツキャンプ一色に染まる。

    
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複数のプロ野球、サッカーJリーグのチームや著名ゴルファーがここ宮崎でキャンプを張るのだ。

   
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沖縄県と二分するキャンプ地のメッカの理由は、
気温が比較的高い」「晴天日数が多い」など気候の条件もあるだろうが、「宮崎県民の熱意あふれる、しかし必要以上に気を遣わせない自然体のホスピタリティー」が大きな要因ではないだろうか、と勝手に分析している。

    

野球では、巨人、ソフトバンク、西武、広島が宮崎県内でキャンプを張っているが、せっかくだからと、隙間時間を見つけて一ヶ所見学に行こうと、今年宮崎キャンプ50周年を迎える読売巨人軍のキャンプ地「サンマリンスタジアム」に足を運んだ。

    
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この球場名が長嶋元監督の命名によることは宮崎の人ならみな知っているらしい。

    
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入場無料である事にささやかな感動を噛み締めつつ、球場に足を踏み入れる。

   
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やってるやってる。

   

原監督をはじめ、高橋や上原、阿部、谷、豊田、李、清水、それに新外国人のクルーン、ハウエルなど、テレビ中継でおなじみの一軍選手たちが、すぐ目の前で柔軟体操や走り込みを何度も繰り返しているではないかッ。

   
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実物はヤッパリ感動もの。

   
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それにしてもよく走る。

    

日本代表選手も何人もいる訳だが、そんなビックプレイヤーだって基礎トレーニングは欠かせないのだ。常識なんだろうが、当たり前にやっているところを目撃すると何故か感心してしまう。
       

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僕は、
自分のプロとしての分野で基本練習を毎日しっかりとやっているだろうか?

   
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少し恥ずかしい・・・。

     

私は農産物の輸出を、よくスポーツの国際試合に例えることがあるが、まさに基礎トレを徹底する事、基本に忠実なことが大切である事を、ここでも改めて認識する。
      
いや、むしろ国際試合ほど基礎力の差が現れるのだ。

   
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シートノックや守備練習、フォーメーションの確認など、決して気をてらった特別な練習ではないけれど、この時期は反復して体に刻み込ませているようだ。

   
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やはり間近で選手たちを見ると興味は湧く。

   
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結構アップでいい写真が取れたのだが、肖像権の問題があるかもしれないので掲載は止めておく

     

    

野球通は試合よりもキャンプの方が見ごたえがあるかもしれない。

   
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地元のタクシーの運転手さんに聞けば、監督、選手行きつけのスナックや理髪店の話や桑田投手が大のコーヒー好きでいつも通っていた店があるとか、長嶋監督が自転車でホテルから球場に通っていた道の話など、地元ならではのネタに会話も弾んだ。

   
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週末ともなれば、数万人の見学者でごった返し、経済波及効果もいかばかりかと想像される。

    
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東京などから報道陣も大勢取材に来ている

    
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最近はファンサービスにも余念がないらしく、宮崎の人たちには結構お得なのではないだろうか、とうらやましく思える。

     
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どげんかせんといかんのは、“臣人”と書く人かも…

        

    
これもスポーツランド宮崎県民の長年のホスピタリティーの賜物である。

     
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田中 豊

地域の元気づくりと海外ビジネスを通じて、日本を元気にしたい行動派プロデューサーです。 海外ビジネスの参謀役として長年活動してきました。 とりわけ農林水産業を振興にすることで地域が元気になることを現場の生産者、支援者の皆さんと共に日々実践していることをとても誇りに感じています。 「地域を活かし、そしてつなぐこと」をスローガンに訴え、いつの時でもチャンス(chance)ととらえ、絶えずチャレンジ(challenge)し、チェンジ(change)を果たしていくことの「三つのC」をモットーにしています。