正月元旦、CHAに魅せられて(その2)

(前回より続く)

 
九份に続く、台湾の2ヶ所めの訪問先は、猫空(mao kong)
 
 
台湾でも鉄観音茶の有名な産地である。
 
そんな所が大都会・台北の中心地から
車で僅か40分程度で行けるなんて
知らない人も意外に多いのではないだろうか。   
 
 
昨年10月に2回、親しい仲間と猫空に行った。
 
 
いずれも仕事が終わってからなので
夜の訪問となった。
 
 
とはいえ、ここは台北の若者の
夜景で有名なドライブデートスポットでもある。
 
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眼下にtaipei101など台北の夜景が拡がり、感動
 
 
何軒も個性を競う茶芸館がある中、
この日の晩は現代カフェ調のお店。
 
 
いつも遠出するとき、不案内のところに行くときに
とても親切にしてくれる僕のドライバーの黄さんが
秘蔵の台湾高山茶の最高級茶葉を持ってきてくれて
お店の茶器を使って自ら烏龍茶を淹れてくれた。
 
 
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急須一杯に溢れるほど茶葉が膨れる。
 
 
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香りを嗅ぐための聞香杯(ぶんこうはい)
淹れたばかりの茶を静かに注ぎ入れる。
 
 
馥郁たる味と香りとの対面だ。
 
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飴色の素晴らしい水色(すいしょく)と拡がる香気。
 
 
これぞ台湾が誇る烏龍茶の真髄。
 
 
一杯、一杯、また一杯。  
 
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こうしてみると、中国茶の作法というのは
美味しく飲むためにあるもの、とさえ思ってしまう。
 
 
そこで、僕が興味を持ったのは
形式美、精神性追及ではない
飲んで美味しい日本茶の淹れ方についての知識。
 
 
ちょうどその後、煎茶道具が手に入ったので
京都に行った折、四条通にある福寿園本店で
日本茶インストラクターの方に
マンツーマンで長時間にわたり、
玉露と煎茶の淹れ方について指導をして頂く機会に恵まれた。
 
 
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専門家の話によると、
茶葉や水質の吟味もさることながら、
         
1.茶葉とお湯の分量比
2.お湯の温度
3.抽出時間
の3つの要件を茶葉の種類によってきちんと守れば、
誰にでも美味しく緑茶を淹れられるということ。
 
 
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僕のために、100g1万円もする玉露を淹れて頂いた。
 
天国にも昇る気持ちだった。グレードに弱い僕。
 
 
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清酒の猪口くらいの小さな小さな茶杯に、
しずくを落としただけのようにして淹れた玉露を口に含むと
ぬるい湯温の液体の甘くて奥深い旨みのエキスが
一気に拡がり、声が出なくなるほどの衝撃を受ける。
 
淹れ方の作法といい、茶器といい
まるで猫空で黄さんが淹れてくれた
高山茶となぜか共通点が多いことに気がついた。
 
 
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さすが免許皆伝のインストラクターさんの淹れた緑茶だと感服。
 
 
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幸い、仕事を通じて
宮崎、京都宇治、和束(わづか)町、京田辺、
福岡八女、熊本、鹿児島などの生産者さんから
丹精込めて作られたお茶を分けて頂くから、
きちんとルール通りに淹れることこそ
製茶の苦労に報いることになると信じて
以来、教えて頂いた方法でほぼ毎日腕を磨いている最中だ。
 
 
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京都・和束町の茶畑風景
 
 
今年は、旨みが凝縮した緑茶で新年を迎えた。
 
 
きっと良い事が起こりそうな予感が・・・。
           

正月元旦、CHAに魅せられて

正月の嗜みといえば、屠蘇をはじめ
清酒が挙げられるが、
今年我が家は珍しくお茶が主役を演じてくれた。

 
 
宮崎の親しい生産者さんから頂いた「賀春茶」と
京都の福寿園さんから頂いた「大福茶」がそれ。
 
 
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元旦の朝、賀春茶を頂き
気持ちを新たにする。
 
清々しい香りが口中に拡がり、
年の初めに、なんとも満ち足りた気分にしてくれる。
 
 
午後は、大福茶(おぶくちゃ)を淹れる。
 
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かりがねと呼ばれる茎茶に、福梅、福昆布をあしらうもので、
1000年以上前に起源があるとされる、
京都では元旦に、新しい年の幸福を願って飲まれるそうである。  
 
 
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やはり、おめでたい気分になるから不思議だ。
 
 
日本茶で正月。  また一興。
 
 
 
振り返って観れば、
去年、仕事ではなく、プライベートに
台湾でお茶を楽しむ機会に恵まれたんだっけ。 
 
 
 
台北郊外の九份と猫空
 
 
どちらも数年ぶりの訪問だったが
10月はなぜかひと月で
それぞれ2回ずつ行く機会があったのだ。 
 
 
 
まずは、九份。
 
 
この数年、台湾のホットな観光地として
ここを訪れる日本人も随分と多くなった。
 
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映画のロケ地や、延々と続く復古調の土産店もいいが、
僕のお気に入りは、登りきった高台にある
九份茶坊(九份芸術館)」という台湾式の茶芸館だ。
 
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見晴らしのいい露天のテーブルで
薫り高い台湾茶を楽しむもよし、
 
 
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展示即売してある茶器や工芸品を眺めているだけでも
1時間でも2時間でも僕は退屈しない。
 
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どんなにストレスフルな台湾の活動でも
ここに来ると、すっかりと心が和む。  
 
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台湾、中国のお茶の文化は、確かに奥が深い。
 
お茶を愉しむために、その場の空気
すなわち空間から設(しつら)えるのだから。
 
 
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酒を飲んで談論風発もいいけど
清茶談話も、とても素晴らしいと思う。
 
 
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(次回に続く)
       

2013年を振り返る(ベトナムの山中でとんでもない食材との格闘編)

今年も各地で美味しい食べ物、素晴らしい食材
珍しい料理に出会ったが、

最もインパクトが強かった体験をご紹介しよう。
 
 
「あああああ~っ! もう耐えられない!
 
 腰が悲鳴を上げているぅぅぅ~ッ。」
 
 
6月のこの時の出張は特別に強行だった。
 
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台湾で、台北から台南に下り、
車で山中を10時間くらい走破して、
そのままベトナムへ移動。
 
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そのくらいならよくある話なんだけど
翌日、以前のエントリで取り上げた
ドラゴンフルーツの里ファンティエットに
ホーチミンから往復12時間越えの1泊視察に行ったあと
間を開けずに、ホーチミンからまた西に向かって
ひたすら移動。
 
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田園地帯をとにかく横断する
 
 
もうフラフラでどこに行っているかの興味も失せ、
ただ腰だけをかばっていた記憶しかない。
 
 
やはり6時間くらい乗っていただろうか、
着いたところは、ベトナム南部の農村地帯。
 
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ジャングルみたいでもある
 
 
海からは程遠い内陸部であることだけは分かった。
 
 
ドンタップ省という行政区で
後で調べたら、北側はカンボジア国境らしく
メコンデルタの一角にあるらしい。
 
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あるプロジェクトの視察に来たのだが、
ここで手荒な、もとい、大歓迎を受けたのだった。 
 
 
中国や東南アジアでも、田舎に行くと
想像を絶するような歓迎をされたり
宴会に呼ばれたりすることがしょっちゅうある。
 
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仕事の話も無事に終わり、
吹き抜けの屋根の下で、地元のパートナーが
手作りのご馳走を振る舞ってくれるというのである。
 
 
まず最初に茹でたての蓮の実が、お通しで出てきた。
 
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これがホントに美味!
 
日本のブランド栗にも引けを取らない
甘みとホクホク感だった。
初めての食べ方だった。
 
 
次に出されたのが、
自家菜園で栽培している茹で野菜の盛り合わせ。
 
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ニンニクだれが誠に美味しゅうございました。
   
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続いては、蒸した地鶏の香草和え。
 
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歯ごたえは地鶏のものだけど、
それでいて柔らかく、味が濃くて、何よりもとてもジューシー。
 
 
ここまで来たら次々と。
 
家庭で作ったバインセオ。
 
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初めて食べたベトナム式お好み焼き。
 
 
息子がエビを焼いてくれた。薫りが香ばしい。
 
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「さあ、出来たわよぉ~っ!」
と、ここの大奥さんが運んできたのが、
ヘビのスープ。
 
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僕は、香港で冬の名物として
時々食べるんだけど、ちとグロテスクでもある。
 
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滋養にいいらしい。
 
 
 
次に出てきたのが
本日のメインディッシュである。
 
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ネズミの丸焼きだ。
 
 
「うわっ・・・!?」
 
僕は、絶句してしまった。
 
 
今年のメモリー。
 
 
僕は、20代の頃、広東に毎年2回延べ2か月以上を
8年間滞在していたから大抵の動物や
熊の掌、象の鼻、駱駝のコブなどの珍味部位など
ここでは公表できないほど
珍奇鳥獣の類を食べた経験を持っている。
 
当時中国はワシントン条約にも入っていなかったし
野味」といって、それが
広東料理の名物ジャンルのひとつでもあった。  
 
 
それでも、このネズミさんだけは、食べた記憶がない。
 
酒の飲めない僕は、いつも食べる担当。
 
意を決して一匹全部頂いた。
 
 
地元の人やホーチミンから同行したスタッフにとっては
もちろんご馳走だから、僕は嫌な顔をする訳にはいかないのだ。
 
聞けば、ここの大奥さんは、
事前に高級食材を買い込んできて、
前日から料理を仕込んでおいてくれたらしい。
 
 
ニコニコ完食しました。
 
この後も、まさに野味のオンパレード。
 
いつも間にか腰の痛みを忘れていたのは
気のせい?  
それとも野味の滋養効果?
 
 
日本メンバーのひとりが
ベトナム入りして早々と胃腸を崩し
何も食べられないからといって、
わざわざ作ってくれたのが、この地鶏のおじやだった。
 
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これがもう絶句するほどの美味しさだった。
 
銀座の高級水炊き屋にも劣らぬ深い味わいだった。
 
 
 
最後には果物の女王マンゴスチンや竜眼、
スターフルーツ、濃厚バナナなどを頂いて
心から満足したフルコースだった。
 
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こうして紹介するとベトナムの奥地は
まだ未開の、遅れた地域などと誤解されそうだが、
ここで出会った農村風景や生産者一家の温かい愛情は
日本の里山で感じたそれと少しも変わらない
 
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この日のシェフ 大奥さんはスケールが大きい
 
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ビジネスパートナーでもあるご当主とも完全に打ち解けた
 
 
別れ際には涙が止まらないほど
ベトナムの生産者と心が通じ合い、
これから良いビジネスにしようねと誓い合ったのだ。
 
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2013年を振り返る(里山の景観に感動編)

今年も一年間各地の現場を訪問する機会を得たが、
いつもながら、どこに行っても誰を訪ねても
心躍る素晴らしい出逢いばかりだった。

 

その中から、敢えてひとつ選ぶとして
これぞニッポンの里山の光景として
目に焼き付いた11月の感動をもう一度。

 
米の収穫も全て終わり冬支度の頃、
島根県松江市から東南方面に車を走らせる。
 
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山間部に入ると道の両側に、果樹が赤い実を付けている。
 
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車が止まったのは、上意東の畑(はた)地区。
 
 
そう、知る人ぞ知る干し柿の里である。
 
 
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海抜約180m前後の山腹は、風水でいう龍の通り道のような
入り組んだ谷あいの地形をしている。
 
後にその地形が、日本有数のブランド干し柿の秘密であることを知る。
 
 
 
周りは柿の木だらけ。赤い柿が実っている。
 
ただ、僕には馴染みのない形をしている。
 
 
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縦に細長い西条柿である。 
 
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実には4本の筋というか溝がある
四つ溝西条柿といわれている。
 
もちろんこのままでは渋くてとても食べられない。
 
話によると、戦国武将の毛利家が兵糧食として
ここに西条柿を持ち込んだと言われ、
樹齢400年を超す老木もあるという。
 
 
この日も収穫された西条柿が
加工場に集められる。
 
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畑地区には19戸の生産者さんがいて
この日、JAくにびきの案内で
組合長さんの加工場を見学させて頂いた。
 
 
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溝もくっきり見事な西条柿だ。
 
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まずはじめに機械でヘタを取る。
 
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こんな具合になる。ここまでは簡単。
 
 
次に皮むき。
          
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見ているととても素早くてきぱきと見えるが
実際はひとつずつとても丁寧に皮をむいている。
 
この仕事はご婦人方の担当だそうだ。
 
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根気と熟練が要る作業だ。
 
皮をむき終わると重さを測って、選別する。  
 
干し柿は、一本の紐に10個と決まっているから
重さが異なる柿を、一本の紐ごとに重さを均一にするために
選別をしなければならないのである。
 
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見ているだけで大変手間がかかる作業だと驚く。
 
紐を付けたら、いよいよ乾燥する工程にはいる。
 
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晴れた日は、こうして窓を開け放ち、天日と風で乾燥させる。
 
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干し柿造りで重要な三要素というのがあって、それは、
①乾いた冷たい風が通り抜けること
②昼間は十分な日差しがあたること
③気温の日格差が大きいこと
なのだそうだ。
 
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ちょうど昨日は、この三条件がベストの状態で揃ったそうで
昨日から干した分の列は、初日としては最高の出来栄えなんだそうだ。
                 
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あめ色の宝石と呼ばれる所以だ。
 
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ひとつひとつ驚くほどの手間をかけ
しかも自然条件がそろって初めていい商品が出来るのだ。
 
ブランド加工品とは、
このような陰の苦労や条件が積み重なってできた逸品なのである。 
 
そこでこの畑地区の地形というのが
乾いた冷たい風が、遠くに見える中海から吹き付けてきて
この特殊な地形をした谷間を通り抜けていくことで
見事に干しあがる理想の環境だということなんだそうだ。 
 
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山の向こうが中海。風が吹きぬけてくる極めて特徴的な地形。だからこの地区だけでしか出来ないのだ
 
 
以前、林道を山腹に一本作るというだけだけで、気象条件が変わるかも知れないと大議論にもなったくらいに神経質なことらしい。
 
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真心を込められて、陽光と寒風と外気に身をさらす
 
 
一週間ほど天日に晒してから、移動して熟成させる。  
 
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約ひと月干したら出来上がり。 
 
僕が訪ねたのは11月だったから、まだ出来ていなかった。 
 
ちょうど今頃が出荷の最盛期なのでは?
 
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頂いたのは、去年の製作分。真っ白な粉を吹いて、糖度はなんと60度になるらしい
 
これだけ手間暇がかかるのだから、高級品となる。
 
首都圏、関西と広島岡山などの山陽地区にも販売されているそうだから、見つけたらぜひ買って食べて欲しい。
 
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柿小屋と呼ばれる3階建てのこの建物の光景の素晴らしさは、
今でも思い出す。
 
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ウットリしてしまう。
 
今年のメモリー。
 
 
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今年の里山の景観感動賞
 
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ちなみにこの表面に白い粉を吹いたのがコロ柿と言われるもので
島根県の戦略商品となっている。
 
 
一方、縁結びのパワースポットとして、女性の参拝が絶えない八重垣神社のすぐそばに、もう一つの干し柿加工場がある。
 
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こちらは、あんぽ柿である。
 
あんぽ柿と言えば、福島県伊達産が有名だが
ここ島根県でも生産されている。
 
 
やはりこれも西条柿を一つずつ丁寧に皮を剥き、
乾燥機を使って水分を30%くらい飛ばす、
少しウエットな状態で中がトロッと溶け出るようだ。
 
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気が遠くなりそうに丁寧な処理と扱いには恐れ入る。
 
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しっとりと柔らかいタイプと言える。干し柿好きにはたまらない一品
   
日本人は古くからこんなに上品で甘いデザートを食べてたんだ。
 
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どれも手作業であることについては変わらない
 
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JAくにびきは、本当に生産者のために販路開拓に努めている。
 
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商品の特徴を熱心に説く担当者の目はキラキラ輝いている。
 
きっと生産者目線で日々考えている頼もしいJAに違いない。  
 
 
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澄んだ青空と、深い緑の大地、そして干し柿の琥珀色。
 
 
今年の印象深い配色の里山の姿を振り返ってみた。
 
 
 
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臺灣 面白すぎ

ふと何気なく撮ったスナップ写真をよ~~く観ると
台湾ってホント面白すぎ…。

 
 
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「弊店ではタクシー迎車サービスあります」 飲酒運転はここでも社会問題
 
 
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ほお!そうなんですか
 
 
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おいおい、そんなにまでして外出して大丈夫!?
   
   
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寒天のデザートらしい
 
  
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新種のペンダント?
 
  
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「ヨ・ロ・シ・ク  アイ・ラブ・ユー」  しばらく中国語の新語かと思ってた
 
 
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とかくこの世は男と女
 
 
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一度飲んでみたかった…
 
  
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よぉ~く見たら、工事現場の防塵シートだった
 
    
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カー用品店だって 汽車は自動車の意味
 
 
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(僕の方に向き直って)「ゆるキャラを従えて、悪い怪獣をやっつけてやるう~ッ!」「しんちゃんって台湾にいたのか!(蝋筆小新クレヨンしんちゃん)
 
 
 
仕事の出張とはいえ、こんなものにも目が届く余裕が欲しいもんですね。

食品に関する話題で沸騰する台湾

先週、約一週間、また台湾に行ってきた。
     
ひと月の間に3回通っていることになる。

    

 
滞在中、曇天、小雨続きであいにくのコンディションだったが
様々な実績、情報、アイデアの収穫があった出張となった。
 
 
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商業圏では、週年慶と呼ばれる創業祭と銘打って
大バーゲンセールを行なう量販店、デパートが集中する季節に突入。
      
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多くの買い物客でごった返す中、
しっかりと販路を開拓する日本の農産物、食品も、あちこちで
地元に根付いた対応力を発揮するプロモーション活動を
行なう自治体も増えてきた。
 
私の支援する地域も、単に価格を合わせて並べるだけでなく
シーズンに即した効果的な投入、パッケージの工夫、
強みを活かした販売手法、様々な訴求の挑戦など
事業者、支援者自らが考案し、行動する段階を迎えている。
 
 
 
ちょうど日本の高級ホテルやデパートなどでの
産地偽装問題を台湾でも報じていたら
当地でも食用油、乾麺、米酒などで
偽装問題が相次ぎ、大問題に発展している。
  
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東森ニュース
 
 
どのマーケットでも、
食品安全に対する消費者の関心は
高いというより、とてもシビアであると言った方が正しそうだ。
 
   
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日本と台湾はもはや
流行も、課題も、同時進行かも知れない。
 
 
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晩秋の香港で季節の変化だけでなく、社会の無言の転節のようなものを感じた海外出張だった

の一週間、香港台湾に行ってきました。
           

いつの間にか、暑くもなく寒くもないちょうどいい季節に入っているようだ。

   
          
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夕暮れ時のビクトリア湾
        

 

翌日からまた国内出張に出ていますから
今回はスナップ画像のみアップします。

   
HONG KONGの街頭の雰囲気が伝わりますかどうか・・・。

 

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日本人に替わって中国大陸からの観光客で今夜も一杯。でもひと頃より高額消費が減っているという

   
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鮮やかすぎるほどカラフルな街頭も、慣れるとしっくりと目に入るもの
             

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街なかの喧騒から、地域の鎮守廟に駆け込み、ひと時の静寂に心を癒す
             

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香港式飲茶も、最近は財布の中身を確認してからでないと行けないほど値段が高い店が多くなった
          

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涼しい気候になって、なんとなく緑鮮やかな葉物野菜が多く出回るようになった気がする
         

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香港では以前から高級レストランやホテルでは生牡蠣がよく食べられており、根強いファンが多い
          

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毎夜、白人系の酔客を集める蘭桂坊もハロウィンの飾り付けだ
        

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セントラル地区の石板街(ポッティンガーストリート)もこの時期は、ハロウィングッズの屋台街に変身する
          

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高層建築の工事でも、香港では足場は竹。しなやかな伝統技術
           

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辺り一面に甘い薫りが漂う港式叉焼(香港式チャーシュー)
            

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大量の中国大陸からの観光客や移民を受け入れながら、どことなく大人の振る舞いになった香港人社会の無言の変化を感じ取った数日間だった。
            

これが意味するところは、
今後の香港マーケット分析、チャイナウォッチングをする上で、注目すべき転換点のような気さえした。

 

 

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TOKYO autumn. 2013

   

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climax series
 
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beer
 
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Ocha-no-mizu
 
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yamanote-line
 
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yuru-chara
 
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nihon-bashi
 
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family
 
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robot restaurant
 
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sky
 
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a・n・shi・n
 
 
 
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中秋の楽しみ方 IN 台湾

もうひとつ中秋節の話題を。
 
 
中秋節は、中国大陸をはじめ、香港、台湾、韓国、東南アジアで
広く祝われるが、その中でなぜか台湾だけで行われている楽しみがある。
 
 
それは屋外バーベキュー(烤肉)をすること。
 
 
僕が滞在中、中秋当日ではなかったが、
庭先やガードの下、河川敷などで楽しそうに
バーベキューをする様子を目撃した。
 
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この時期スーパーでは、バーベキュー材料の特設コーナーを設けて販売している
     
 
 
なぜ台湾だけ中秋節にバーベキューをする習慣があるのか
現地の人にいろいろ訊いてみたが、
諸説あるらしく定かにならなかった。
 
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鮮魚コーナーもエビやホタテなど大売出しだ
 
 
中秋の晩にたまたま戸外バーベキューをしていた。
 
それを真似て近所でもバーベキューをするようになった。
 
 
そこまでは諸説だいたい同じ。
 
 
あちこちでチラホラ見かけるようになったところで
 
ある説では、醤油メーカーが仕掛けて
焼肉のたれを売るのに
中秋にバーベキューしよう!
と宣伝したというもの。
 
 
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大手メーカーのバーベキューソース    写真と文は関係ありません
 
 
別の人に訊いたら、
日本の某ビールメーカー
プロモーションの一環として
中秋のバーベキューをイメージして
ビールの宣伝攻勢をかけて
広まったという説なんかもあり、なかなか面白い。
 
 
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ビールが山のように積まれている    写真と文は関係ありません
 
 
誰か真相を知っていたら教えて頂きたいものだが、
いずれにしても広告代理店の上手い仕掛けのような気がする。
 
海外で常に販路開拓に余念のない僕にとってはとても参考になる。
 
 
実はこの時期、日本から台湾向けに輸出が伸びるバーベキュー素材となる農水産物や冷凍食品があり、シーズン前に提案することをアドバイスしている。
 
 
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中華風餅や臭豆腐もバーベキュー素材なのか  ※上記の画像はすべて店舗責任者の立ち会いの上で撮影しています
 
 
実は、商品を売る仕掛けにも参考になる考え方で、
身近にもバレンタインデーのチョコレートだとか
節分に巻き寿司を丸かじりするという恵方巻きなんて
最近のヒット作だ。
 
 
食を尊ぶ中華系の人たちにもさまざまな習慣があるが
現代の食でも応用できそうだ。

中秋の名月二題

旧暦の8月15日は、日本ではお月見(観月)
中華圏では中秋節といって日本以上に盛大に祝う。
 
今年は9月19日がちょうど中秋にあたる。
 
 
香港では公休日が1日ある。
 
広東式の月餅を贈る習慣がある。
 
 
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広州の蓮香楼という老舗レストランのものが特に有名で、
このシーズンに広州や香港に出張すると
缶入りの月餅をあちこちから頂くことになる。
 
 
これがまた、持って重たいし、
食べると日本人には喉につかえるほどずっしりとヘビーで
正直いくつか溜まると処分に困る代物だ。
 
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皮にも餡にもラード(豚脂)や砂糖が入っているからね。
 
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夜空にぽっかり浮かんだ満月に見立てて
 
 
それでも香港にいた16日には
半島酒店(ペニンシュラホテル)の月餅は、すでに売り切れていたし、
兄弟ホテルの九龍酒店(カオルーンホテル)でも
引換券を持っている人優先の人気ぶりだった。
 
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(この二店は確かに日本人でもファンの多い月餅だ)
 
 
 
翻って台湾。
 
 
今年は前週の土曜日を振替出勤にして
中秋から4連休にするほど盛大に祝う。
 
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台湾式の月餅は広東式と異なり
皮がサクサクした感じで、
緑豆や肉みそのような餡が入っている。
 
 
この日も商談の場で台湾式月餅が登場した。
 
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皮がポロポロこぼれて食べにくいのが難点だが
これも香港同様、お節句の大事な食文化だ。
 
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露店でもあちこちで売られている
 
 
ちなみに、台湾では、中秋節にはもうひとつ欠かせない果物
文旦(ザボン)がある。
 
 
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特に台南の麻豆産や新北市の八里産、花蓮の鶴岡産などが
よく知られている。
 
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八里の文旦農園で 2012年5月
 
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僕は中秋前日の18日に香港台湾を離れたが
巨大台風が接近していた。
 
 
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みんな満月を愛でることが出来たのだろうか?