10日、九州国立博物館(福岡県太宰府市)で
「日中未来の子ども100人の写真展覧会」が開幕した。

(写真展公式サイト)
(Facebook)
上海、北京、福岡、東京と4都市を巡回して開催されるもので
第3の開催地として、この日無事にオープン。
この写真展の発起人は、三宅玲子さんという熊本県出身の
北京に在住するフリーライターである。
普段は、AERAという全国誌にも企画・寄稿する才色兼備の素敵な方だが、ちょうど1年前の尖閣国有化に関わる一連の騒動を観て、これは長期化するかもしれない一大事だと直感する。

取材中の三宅さん。僕が中国で支援しているプロジェクトをAERA誌の取材でわざわざ天津まで現地取材してくれた(2010年10月)。この時の同行カメラマンが、今回の写真展で中国側の撮影を担当してくれた張朋君だ。
そこで、今こそ自分たちに出来ることは何かと立ち上がり、
日本と中国の合計100人の子供たちの写真を集めて
展示会を開いたのである。
三宅さんの呼びかけに
多くの若者を中心とする元気な人たちが集まり
四都市をリレー開催してつなぐという夢が実現した。

上海、北京では大きな反響を呼び、
来場者は、上海では500人を超え、
北京では1500人に達したという。
日中の主たるメディアすべてが取材するほどの反響ぶりだった。

初日も大勢の小中学生や若い女性、報道関係者の来場が

日本の小学生も先入観なく中国の子どもたちの絵を見れる。日本とは違ったタッチに驚いていた

ひとりの日本人女性が、
中国で発した火の粉が燎原に拡がるごとく
同じ思いを持つ両国の人たちが立ち上がった。
互いにもっと両国のことを知ること。
日本人のほとんどが中国に良い印象を持たないという最悪のこの時期に、敢えて日中両国の相互理解の深化を提起したのである。
僕は、三宅さんをはじめ、真剣に取り込もうと行動を起こした
福岡チームの皆さんの志に心打たれ、そして深く共感した。

実行委員会の皆さんの行動力、熱意には脱帽です。ご苦労さまでした
とかく理想や夢というものは、「現実的であれという常識」に
時にかき消されてしまうことがある。
まさに、今こそ立ち上がるべき天の時。

アンカーの東京も含め、それぞれがおよそ1000キロ等しく離れている四都市が、眼には見えない温かな気持ちと大人の態度を全土に発信し、次の世代が協力して、両国あるいは地球の安寧に寄与する環境を整えるべきだと考える。
両国の子供たちの無垢の表情や態度を見るにつけ、
大人であるはずの僕らが、人間としてのあるべき姿、そして
同じ東洋人としての原点を暗示してくれているかのよう。

最右の漢詩は李白の「天門山を望む」だ。子供が書いたなんて信じられない。それにしてもこの詩は、この時、妙に僕の心に響いた
関心のある方は、ぜひ会場に足を運んで感じて頂きたい。

※東京会場は、9月27日から30日まで芝・増上寺(12:00~19:00)で開催されます























































































