昔、中国かぶれと呼ばれる人たちがいて、独自のカルチャーを形成していた。人民服を着て、手には中国本を持ち、鼓弓でも持ったなら、もう立派な中国かぶれの出来上がりである。
今風に言うと「中国オタク」である。中華料理を好んで食べ、なかには中国語がペラペラな猛者もいた。まさに中国べったりの生活を送っていた。
一方、同じ友好人士でも日本人を忘れず、堂々と中国人と渡り合うことのできる人のことを、裃を着て付き合う人と呼ばれた。堂々と言うと違和感があるが、20年前は、確かにそんな雰囲気だった。
逆に言えば、今や中国の経済力が日本を追い抜き脅威と映っているのか、中国に対して厳しい論調が増え、すっかり変わってしまった。
国民どうしがうまく付き合っていくためには、何を着て臨めばいいのだろうか?
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田中 豊
地域の元気づくりと海外ビジネスを通じて、日本を元気にしたい行動派プロデューサーです。
海外ビジネスの参謀役として長年活動してきました。
とりわけ農林水産業を振興にすることで地域が元気になることを現場の生産者、支援者の皆さんと共に日々実践していることをとても誇りに感じています。
「地域を活かし、そしてつなぐこと」をスローガンに訴え、いつの時でもチャンス(chance)ととらえ、絶えずチャレンジ(challenge)し、チェンジ(change)を果たしていくことの「三つのC」をモットーにしています。
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