寒中に酷暑あり。アツいのは気温だけじゃなかった (その3)

           
午前中、シーロム通りにあるバンコク銀行本店に行った後、
その側にやたら露天商のような店が並んでいる路地があったので、つい、路地裏経済学派の血が騒ぎ、奥の方へ引き込まれていった…。
 
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よく見かけるアジアらしい活気のある路地だな程度に考えていたら、帰国してから知ったのだが、この通りはラライサップ市場という結構有名な市場であった。
 
 
午前11時前に賑わいだし、場所柄、近くのオフィス街のOLや若い主婦、女学生が多いそうだ。
 
 
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別名OL市場と名付けられたカテゴリーに属するらしく、女性物の衣類やカバン、靴、アクセサリーが中心のお店や露天商が多い。
 
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それでは、市場内のスナップを。
 
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次回は、食べ物の路地スナップを紹介します
 

寒中に酷暑あり。アツいのは気温だけじゃなかった (その2)

         
タイといえば、ちょうど一年前の大洪水がまだ記憶に新しいが、都心では、すぐそこまで水がやって来たというところでも、その痕跡はまったく見ることはなかった。
 
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それよりもむしろ目立ったのが元気の良さ。
 
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慢性的な交通渋滞は一向に変わった様子はなく
大型のショッピングモールは平日でも大勢の来客でごった返し、夜遅くまで賑わい続けていた。
 
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振り返ってみれば、去年の洪水の時、
自動車、家電、精密機器など供給が軒並み停止し、
改めてタイでの産業集積の進み具合に驚いたものだった。
 
更に、中国では、人件費や原材料など様々な製造コストが上昇しており、規制強化や為替動向も考慮し、チャイナプラス・ワンの最有力地として俄然この国が注目されいてる。
 
またホットポイントのミャンマーやカンボジアのゲートウェイとしても、益々海外からの投資を集めている。
 
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日本のライバル 韓国や中国の投資も始まっている
 
 
世界経済の減速で輸出に陰りも見せているが、インフレ率や失業率も低く、内需は底堅い様子を示しているようだ。
 
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ある事業者さんの話では、日本産食品の輸入量は
昨年の3割増しに達しているという。
 
また新設の複合ショッピングモールにも
日本から進出してきた飲食店が軒を並べ
一体ここはどこかと見まがうほど。
 
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日本食レストランは、有に1000軒を大きく超え、
一説にはすでに香港を凌いでいるとも言われている。
 
 
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香港が不動産の高騰で黒字でも撤退する店舗も出始めており、現在は、シンガポールと並んでここバンコクに集中しているのかも知れない。
 
     
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タイの習慣もちゃんとわきまえているね
 
 
 
決して長い滞在ではながったが、あちこちで垣間見たのは、紆余曲折を経ながらも、伸び行く新興国の姿だった。
 
 
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疾走する街
 
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寒中に酷暑あり。アツいのは気温だけじゃなかった (その1)

       
暑いいいいいい~~~っ!
 
 
この寒波のさ中、冗談にもほどがあるね。
 
昨日、北海道の親しい友人からメールが届き
零下28℃のクリスマスだったという。
 
日本は相当広い。
 
 
 
うって変わって、外を歩いていたら温度計が・・・。
 
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壊れているわけでもなんでもない。
 
世界はさらに広いょ。
 
 
つい先日、タイはバンコクに行ってきた。
 
 
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いつものように、普通に歩いているだけで一気に汗が噴き出してくる。
 
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それでもチャオプラヤの川面から吹き付けるわずかの風に涼を感じる。
 
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久しぶりのバンコクでは、多くの方々と面談してとても有意義だった。
 
 
マレーシアでお世話になった恩人Tさんとの再会を果たし、
いつも声をかけてくださる事業者さんがた、
拠点を香港からバンコクに移し奮闘中の社長さん等とじっくり話を伺うことが出来、この国、この街のポテンシャルの高さを再認識した旅となった。
 
 
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東西 年の瀬二題(その3)

               
東の東京、西の京都の歳末風景を記して終わるつもりで二題としたが、さらに西に進めて、クリスマスイブを控えた23日の福岡のスナップをもうひとつ。
 
 
九州というと暖かいところというイメージをお持ちの御仁もおられようが、福岡のこの日の気温は1.7℃、みぞれ交じりの雨が降り、刺すような寒さ。
 
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地上のあまりの寒さに耐えかねて、モグラのように地下に退避。
 
 
 
暖かな地下街では、クリスマスや年の瀬風景が。
 
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博多名物の明太子店でもクリスマス飾り
   
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福引会場で  なじみの回転式福引器  よくやったなぁ
 
 
クリスマスといえばプレゼント。
 
30年前のバブル期では、
多くの若者が背伸びをして、
高価なブランド品を買い漁る光景を目にした。
    
   
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今の若いカップルはとても落ち着いていて
別の楽しみ方を享受しているかのよう。
 
いつの時代も青年が時代の先を歩んでいる。
 
 
高級果物店ではプレゼント用に福岡県産ブランド苺
あまおうのギフトケースが所狭しと並べられている。
   
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規格もパッケージも、海外での販売仕様が
国内のギフト商品としても定着した。
 
海外輸出が様々なきっかけになっている。
 
  
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イブの24日は、ぼたん雪が舞い、
この冬一番の寒さになった。
    
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住宅街にある駅前商店街では餅つきのイベントが行われ、大勢の人が集まった。
        
   
もういくつ寝ると お正月
         
                         (シリーズ終わり)
 

東西 年の瀬二題(その2)

            
台湾に行く前の今月初めは京都にいた。
     
   
いつも立ち寄るJR京都駅構内の観光案内所には
紅葉見頃情報が。
 
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ほとんどが「見頃終了」になっていた
 
 
残念でしたなあ。先週の週末で見納めでしたわぁ。
 
親切な地元のおばさんがそう教えてくれた。
 
 
仕事で来ましたから。
と強気で返事した僕。
 
内心ちょっぴりがっかりしてた。
 
 
それでも販促プロモーションしてる清酒の蔵元さんに挨拶するため嵐山に行ったら、確かに名残りを残すのみで、そのかわり強烈な寒さ冷たさの洗礼を受けた。
   
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底冷えのする嵐山・渡月橋
 
 
それでもたった一本のモミジの紅葉でも絵になるのが京都。
 
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人力車のお兄さんもしばし休憩
 
    
     
京野菜を作る農家さんや食品、工芸品など伝統産業に携わる皆さんも、今年は歳末まで、地元で、都心で、そして海を越えて海外までも、その素晴らしさを広く消費者に伝える努力をしている。
 
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地下鉄構内で京野菜を販売
 
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京野菜を身近に感じる
 
 
鴨川にかかる四条大橋の上でも野菜を売るおばさんがいる。
     
京都特有のグッとくる寒さにもめげずに
   
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縁あって通う和菓子屋さん。明治創業のこの会社も日々挑戦を続けている。
 
 
 
都心に戻ると通りの一角のお寺(矢田地蔵尊)では、
23日にかぼちゃ供養が行われるという。
   
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歌舞伎の南座の前には、いつもより多くの人が足を止めている。
 
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わずか3日前に、若くして亡くなった中村勘三郎さんの息子・中村勘九郎さんが顔見世興業をここで気丈に務めているのを知っているのだろう。
   
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日が傾くと益々寒さが身に染みる古都の冬。
   
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今年は複数のプロジェクトがあって6回訪れたことになっている。
      
       
回を重ねる度に、未知の領域が益々増えていく地域である。
 
 
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東西にて年の瀬二題(その1)

 
台湾での出張も終え、
台北・松山空港から朝の便で羽田空港に帰国。
その間 2時間25分。
 
便利な時代になった。
 
 
浅草で用事を済ませての帰路、
平日の昼間というのに浅草寺は参詣者でごった返している。
 
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この日は、歳末恒例の羽子板市のさ中だった。
 
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もみくちゃの状態でビックリしたが、
やはり賑わってる方が活気があって楽しくなる。
 
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気風のいいお兄さんの口上や粋な姐さんの愛想と
縁起担ぎにやって来た江戸っ子客とのやりとりが小気味が良くて、つい聞き惚れてしまう。
 
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外国人観光客の眼には、羽子板、屋台はどう映っているんだろうか?
 
 
そのうちあちこちから三三七拍子の威勢の良い掛け声が聞こえて来る。
 
高額な羽子板が売れたんだな。
 
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英語での中継風景  外国メディアだろうか。日本らしいものほど海外では注目される
 
 
今年年末の景気は、この三三七拍子の掛け声の多さで測れるかのよう…。
 
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世相羽子板も
 
 
店主が買い物客に丁寧に礼を述べた後、
    
良い年をお迎えくださいね~っ!
 
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この一言で、もう年末であることを自覚する。
 
 
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あっという間の一年。
      
   
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父方本家は浅草にあった。僕のルーツ。
 
 
今年僕は、いったい何か役に立ったのだろうか?
 
 
自問はするが、にわかに自答できない年の瀬だ。
 
 
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仲見世通り
 
 
心の迷いをこの羽子板でバシッと弾き返したい・・・。
 
  
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新旧の塔と飛び立つ鳩
     

国内感覚で行き来するこの街は、ボーダレスの近未来を体現できる橋頭堡でもある

        
今年最後の海外出張は台北だった。
 
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つい数日前までは、雨で肌寒い毎日が続いていたとのこと。
 
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クリスマスツリーと日傘
 
 
この日は24℃もあって、少し動くと薄ら汗ばむほどの陽気。
 
 
 
今回の目的は、台湾最大の建築建材展示会に参加して
日本産の木材を売り込むこと。
 
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もう足かけ6年前から、僕は木材の海外輸出支援に挑戦している。
 
 
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同じ地震国台湾に向けて
地震に強いことをアピールした。
    
   
その効果があったのか
会期3日目で、200社余りの内外企業がブースに立ち寄って頂いた。
 
手応えは上々。
 
 
解決しなければならない課題がいくつかあって
来年にかけてこれを克服する計画である。
 
  
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この日、日曜日は台北市役所前で、銀行主催のマラソン大会が開かれた。大勢の市民ランナーたちでスタート地点はごった返した
 
 
チャレンジスピリットを発揮する仕事はいつも前を向いている。    
愚痴をこぼす暇も、他人を気にする必要もないからチームが楽しい。
 
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屋台のカットフルーツ店 この季節も果物は豊富
 
 
今、台湾の景気も決して良くはないが、
日本の文化や技術を貪欲に吸収してくれる舞台であることに変わりない。
 
  
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高級ホテルでの商談の合間の会食で供されたお造り。塩で作った雪だるまが面白い。台湾側の交渉相手に聞いてみたら、平地では雪は降らないけど当然知ってるよと笑われた
 
 
 
数えてみたら今年は6回台湾に出張した。
 
  
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夜のバイク光跡
      
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ますます違和感がない、日本のシームレスな「戦場」である。
        

タレ騒動勃発⁉

      
これから、今年最後の海外出張に出かけます。
 
帰国したら、このブログでまたお目にかかります。
 
 
 
さて、肌寒い香港で
もう一度、鍋料理を頂くことにしましょう。
 
 
ここは、尖沙咀(チムサアチョイ)イーストのビルの地下。
 
東来順」という清朝時代から続くイスラム料理店。
    
特に羊のしゃぶしゃぶ(刷羊肉)で世界的に有名な店の香港支店である。
  
   
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僕は1984年に北京に駐在していた頃、
外気が零下十数度、二十度の極寒の中で
何度も庶民の中に入り込んで食べた思い出の店なのである。
 
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2006年 北京の東来順で
 
 
当時は確か「東来順飯荘」と呼ばれていた記憶がある。
 
その東来順の味が、ここ香港で頂けると思うだけで
ワクワクする。
 
 
来た来た!
名物の羊肉の皿が。
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以前は寒い外気の下で、職人が包丁で凍らせたまま薄くスライスする技術がこの店のウリでもあった。
 
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室温に晒すと途端に脂身が溶けはじめるほど
 
 
とろけるような肉の食感や旨み、温かさなど、
食べた者しか堪能できないこの感激を、皆様もぜひ。
 
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初めて食べた厚切りタイプ  秀逸だった
 
 
 
僕のもうひとつの楽しみは
自分で調合する付けタレ。
 
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基本となるゴマダレ
 
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それに、ラー油、胡麻油、酒、醤油、黒酢、豆板醤などの調味料に、香菜、ネギ、ニンニク、唐辛子などの薬味を好みに合わせて自分で調合する
 
 
タレで思い出したのは、
今から約20年ほど前、京都西陣の旦那衆大勢を案内して
北京に行った時のこと。
 
 
当時は日本もまだ景気が良かったので
すごく元気で贅沢な団体ミッションであった。
 
 
冬の寒い時期だったので迷わず「東来順」に駆け込んだ。
 
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脇役となる具材は、淡白なものが僕は好き。あくまで羊肉の引き立て役だ
 
   
   
皆さん大喜びだったのはつかの間、だんだん機嫌が悪くなってきた。
 
 
出てきたゴマダレを見て旦那衆が皆、
    
ポン酢がなきゃ始まらない! 
ポン酢くらい準備しているだろう⁉
         
と大騒ぎになった。
       
 
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北京では木炭火力で、中央部の長煙突が特徴の鍋だ。香港店はビルの規制だからだろうか、IHだったが問題ない。画像は2006年北京
 
 
実は、中国ではあの酸味の効いたポン酢というものは存在していなかったのだ。
 
そりゃそうだ。
京都では、ポン酢は鍋料理には欠かせない。
 
 
しかたなく僕は、いろいろ中国の食文化を説明したり、
ダイダイやユズ、カボスなど調味用の酸味の柑橘は
中国では栽培さえされていない事実などを披瀝して
やっと矛を収めてもらったというスッパイ経験を思い出した。
 
 
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香港店のもう一つの名物、デザート点心。北京宮廷料理の系譜がうかがえる
 
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あっ! 小豆あんじゃなかった
 
 
当時(1980年代)僕は、ある大手食品メーカーと
ポン酢用の柑橘栽培地を中国じゅう探したのだが
組織的栽培地は見つからなかった。
日本から苗を提供しなくちゃいけないことを知って愕然とした経験があった。
 
日本式の梅干しにあう梅でさえ、
台湾では生産されていたが中国では皆無だった。
 
中国、台湾、香港ほか中華圏の人たちは酸味に対する感じ方が、日本人とは全く違うことを知っている人も多いだろう。
 
 
 
話を戻すと、その北京での体験以来、
僕は、団体さんの随行をする時、
味ポン酢とチューブ入りの練りワサビを持っていき、
サッと出すと、とてもとても喜ばれたものだった。
 
 
今ではアジアのどの都市に行っても
ポン酢もワサビも普通に売っている。
 
 
時代は変わったなあ。
 
 
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でも時代は変わっても、冬はやっぱり鍋が恋しい…。
                 

鍋を囲んで一触即発???

       
いくら亜熱帯に属しているとはいっても
香港も寒いときは寒い。
 
そこで恋しくなるのが鍋料理
    
   
温まるのももちろんだが、
炒めもの料理、油っこい料理に少々胃腸が疲れて来た時に、ひと息つける利点の方が大きいかも。
 
中国の鍋いわゆる火鍋
鍋に張られた出汁スープの中に
銘々好きな具材を思い思いにくぐらせて頂く
いわゆるしゃぶしゃぶ方式なのだ。
   
   
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この日のスープベースは鴛鴦湯底(おしどり鍋)。基本のスープと大辛の麻辣スープが両方味わえる
     
 
日本の多くが水炊きや寄せ鍋のように
鍋で煮込んだ具材を取り分けるのとは少し異なる。
 
 
 
さあ、今夜もお鍋にしよう!
 
勇んでビル地下の有名店にいくと
もう9時過ぎというに、まだ客が並んでいる。
 
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夜10時過ぎでも広いレストランは食欲旺盛な若者たちで満席
 
 
注文した具材がなかなか出てこないほど盛況。
 
  
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薄切りの羊肉はもちろんのこと、ダイス状のオージービーフも目玉商品
 
テーブルも隣席とは触れそうなくらいギッチギチ。
 
僕らの隣の席には、なんと香港人と韓国人
いわゆる業界人の若いビジネスマングループが会食中。
 
  
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つけダレ
 
 
偶然、日中韓のライバル三国鉢合わせである。
 
島、島、島 と、
年末恒例の漢字一文字が脳裏をかすめる。
 
でも、それを知って気まずいなあと思ったのはどうも僕だけらしい。
 
   
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とりわけ香港人のプロデューサーっぽい青年は
僕らにやたら親切で人なつっこい。
    
   
香港式の食べ方を教えてくれたり
僕に代わって店員さんに催促なんかしてくれる。
 
しばらく三カ国代表で、バトルならぬ親善交流を深めた。
 
 
俺たち人民は違うんだよねえ~ アハハハハッ!、って感じ。
     
   
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エセ香港通を自称する僕は、あの“出前一丁”なんぞをシメに所望する
 
 
これ、香港だから実現できるのかも。
 
英語か北京語さえ解れば、この街に来た世界中の人たちと
オープンマインドでコミュニケーション出来るのだ。
 
 
別に同じ鍋をつついた訳ではないが、妙に親睦感を深めた夜だった。
 
 
やっぱり鍋はいいねえ~。
           

動けば時が早く過ぎるのか? 相対性理論のような日々

        
すっかりご無沙汰してしまいました。
         
    
16日間、海外に行っていた上に、
帰国してすぐに京都に出張でした。
 
 
まだそんなに寒くない11月中旬に日本を離れ
帰ってきたら寒波の襲来に身も凍る。
 
歳末風景を飛び越して、正月の準備まで始まっているじゃありませんか!  
 
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京都府庁に程近い護王神社では、初詣準備に大わらわの忙しさ。(8日朝)
   
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世の中のスピードが更に早まっているからなのか、
それとも自分が浦島太郎になっているのか?
 
 
海外では香港を起点にあちこちを回りました。
 
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ネイザンロードにて 
 
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今年もXmasの電飾が目を引く  尖東のビル街で
 
 
やはりまた、つい先月からも事情が変化しています。
 
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変わるからチャンスもある。
   
 
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今回も香港の巨大で旺盛な胃袋を見せつけられた
 
 
変えてはならない信念と大胆に変化させるべき視点と行動・・・。
    
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東南アジア某市の市場で  後日紹介しますね
 
      
     
各地で出会い、再会した元気な皆さんから、またひとつ教わりました。
 
  
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