東西 年の瀬二題(その2)

            
台湾に行く前の今月初めは京都にいた。
     
   
いつも立ち寄るJR京都駅構内の観光案内所には
紅葉見頃情報が。
 
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ほとんどが「見頃終了」になっていた
 
 
残念でしたなあ。先週の週末で見納めでしたわぁ。
 
親切な地元のおばさんがそう教えてくれた。
 
 
仕事で来ましたから。
と強気で返事した僕。
 
内心ちょっぴりがっかりしてた。
 
 
それでも販促プロモーションしてる清酒の蔵元さんに挨拶するため嵐山に行ったら、確かに名残りを残すのみで、そのかわり強烈な寒さ冷たさの洗礼を受けた。
   
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底冷えのする嵐山・渡月橋
 
 
それでもたった一本のモミジの紅葉でも絵になるのが京都。
 
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人力車のお兄さんもしばし休憩
 
    
     
京野菜を作る農家さんや食品、工芸品など伝統産業に携わる皆さんも、今年は歳末まで、地元で、都心で、そして海を越えて海外までも、その素晴らしさを広く消費者に伝える努力をしている。
 
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地下鉄構内で京野菜を販売
 
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京野菜を身近に感じる
 
 
鴨川にかかる四条大橋の上でも野菜を売るおばさんがいる。
     
京都特有のグッとくる寒さにもめげずに
   
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縁あって通う和菓子屋さん。明治創業のこの会社も日々挑戦を続けている。
 
 
 
都心に戻ると通りの一角のお寺(矢田地蔵尊)では、
23日にかぼちゃ供養が行われるという。
   
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歌舞伎の南座の前には、いつもより多くの人が足を止めている。
 
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わずか3日前に、若くして亡くなった中村勘三郎さんの息子・中村勘九郎さんが顔見世興業をここで気丈に務めているのを知っているのだろう。
   
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日が傾くと益々寒さが身に染みる古都の冬。
   
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今年は複数のプロジェクトがあって6回訪れたことになっている。
      
       
回を重ねる度に、未知の領域が益々増えていく地域である。
 
 
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田中 豊

地域の元気づくりと海外ビジネスを通じて、日本を元気にしたい行動派プロデューサーです。 海外ビジネスの参謀役として長年活動してきました。 とりわけ農林水産業を振興にすることで地域が元気になることを現場の生産者、支援者の皆さんと共に日々実践していることをとても誇りに感じています。 「地域を活かし、そしてつなぐこと」をスローガンに訴え、いつの時でもチャンス(chance)ととらえ、絶えずチャレンジ(challenge)し、チェンジ(change)を果たしていくことの「三つのC」をモットーにしています。