東西にて年の瀬二題(その1)

 
台湾での出張も終え、
台北・松山空港から朝の便で羽田空港に帰国。
その間 2時間25分。
 
便利な時代になった。
 
 
浅草で用事を済ませての帰路、
平日の昼間というのに浅草寺は参詣者でごった返している。
 
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この日は、歳末恒例の羽子板市のさ中だった。
 
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もみくちゃの状態でビックリしたが、
やはり賑わってる方が活気があって楽しくなる。
 
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気風のいいお兄さんの口上や粋な姐さんの愛想と
縁起担ぎにやって来た江戸っ子客とのやりとりが小気味が良くて、つい聞き惚れてしまう。
 
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外国人観光客の眼には、羽子板、屋台はどう映っているんだろうか?
 
 
そのうちあちこちから三三七拍子の威勢の良い掛け声が聞こえて来る。
 
高額な羽子板が売れたんだな。
 
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英語での中継風景  外国メディアだろうか。日本らしいものほど海外では注目される
 
 
今年年末の景気は、この三三七拍子の掛け声の多さで測れるかのよう…。
 
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世相羽子板も
 
 
店主が買い物客に丁寧に礼を述べた後、
    
良い年をお迎えくださいね~っ!
 
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この一言で、もう年末であることを自覚する。
 
 
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あっという間の一年。
      
   
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父方本家は浅草にあった。僕のルーツ。
 
 
今年僕は、いったい何か役に立ったのだろうか?
 
 
自問はするが、にわかに自答できない年の瀬だ。
 
 
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仲見世通り
 
 
心の迷いをこの羽子板でバシッと弾き返したい・・・。
 
  
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新旧の塔と飛び立つ鳩
     
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田中 豊

地域の元気づくりと海外ビジネスを通じて、日本を元気にしたい行動派プロデューサーです。 海外ビジネスの参謀役として長年活動してきました。 とりわけ農林水産業を振興にすることで地域が元気になることを現場の生産者、支援者の皆さんと共に日々実践していることをとても誇りに感じています。 「地域を活かし、そしてつなぐこと」をスローガンに訴え、いつの時でもチャンス(chance)ととらえ、絶えずチャレンジ(challenge)し、チェンジ(change)を果たしていくことの「三つのC」をモットーにしています。