大寒の北国4話(その1)

            
やっぱりねぇ~。

    
         
機内のアナウンスで、
到着地の気温はマイナス6℃だと言っている。

     
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年が明けて、宮崎や熊本、福岡などを廻っていたから
余計にグッと胸に響いてくる。
    

こんなことでひるんでいては、地元の皆さんに笑われる…。
       

            

複雑な思いで降り立ったのが、
夕日が一際映える札幌新千歳空港だ。

       
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広大な滑走路は一面銀世界……

と、思いきや、
    

???

    
ところどころ路面が出ている。

    
    
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なんだ、大したことないじゃないか…。

   

    

日の暮れた札幌の中心街に着いても同様。

   

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大雪のニュースを見て勝手にロマンチックな雪景色を想像をしていたよそ者が、大寒の北海道に驚くまで、ほんのしばらく時間を要した…。 (続く)

        
       
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年が明けた

         

年明けましておめでとう!

元旦から20日以上も経っているからって
おかしくなった訳ではない。

    

旧暦で祝う中華圏やアジアの国々では、

今からわずか数十分前に新しい年が明けたのである。

    

深夜の今でも、メールや電話などで
あちこちからおめでとうの挨拶が送られて来る。      

     
       
新年快楽 恭喜発財 身体健康 万事如意 

生活愉快 工作順利 生意興隆 心想事成 などが一般的で

    

龍馬精神 金玉満堂 なんてのもある。

  
いつかまた解説しよう。

   

  
昨年は、東日本大震災で、
一生懸命に応援、支援してくれる人たちのおかげで
改めてアジアと日本の絆もさらに深まった。

  

今年も、アジアの諸国、市民の交流と友誼の念が一層深まることを心から願ってやまない。
      

  
祝 万事吉祥如意!

           
 万事めでたく順調でありますように
       

人に教えたくない店

                
誰にも一軒くらい人に教えたくない旨い店というものがあるんじゃないだろうか。

         
今、僕は台北にいるけども、
この街にその教えたくない店というのがある。

 

ただし、僕の場合意味が少し違う。
          

            
おそらく誰に教えても、あまりに地味すぎて喜んでくれないと思うからである。

 

           
       
この店は、もちろん僕の大のお気に入り。
            

復興南路にあるどこにでもあるような台湾料理の大衆食堂である。

          
おばちゃんたちばかりで切り盛りしている
いわゆる台湾版オフクロの味というやつだろうか。

     
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僕が食べたいおかずが、トコトン揃ってるんだ。
      
                      
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「涼韮菜」  柔らかく茹でたニラに鰹の削り節を乗せただけのシンプル料理。この店に来たら、必ずこれを所望する

 

味も濃すぎず、薄味傾向なのもお気に入り。

   
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「肝連肉」  スープを摂ったあとの出汁ガラのようなもの。まったく油っ気が抜けている。味も素っ気も無いパサついた肉を、たっぷりの刻み生姜ととろみの効いた旨タレで頂く。スソものを美味しく食べる台湾人の知恵。C級グルメだな。
         

           

そして何よりも一人で頼んでも、おかず一品の量が少ないからいい。
         

    
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メニュー兼注文票 自分で書き込むフォーム
               

        
海鮮やら精肉など派手な食材は一切なし。
          

     
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「台湾版揚げ豆腐」  熱くて舌が焼けそうだ。臭豆腐ではない。外はカリカリ中はトロトロ

 

         
野菜や豆腐、臓物、魚などばかり。

    
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最近僕がはまっている虱目魚(サバヒ)という魚の生姜味スープ

           

加えて僕が行くと、どのおばちゃんも親切にしてくれるほどの仲良し。
            

もっとも一度だって安くしてもらったり、一品余計に付くなんてことはない。
         
親しげに話しかけてくれること。ただそれだけ。
       

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唯一の卓上調味料が黒酢ときているから、酢好きの僕には最高!

 

           
とにかく安心して食べられる店なんだけど、
人に教えても、絶対に気に入ってもらえることはないこと請け合いである。

         
だから教えたくない店なのだ。
          

でもこの日も駆け込むように初日から立ち寄ったのだが、
今回は時間がとれそうにないので、一度で終わりそうだ。

 

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僕は今、馴染みの店というのは、日本の地元より
アジアの街の方が多いと思う。

            
         
聞いても無駄だよ。

僕が直接案内しないと教えてあげないんだから…。

 

フラッシュバック TAIPEI

                         
タイペイ いいとこ 一度はおいで

   
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南国風情 のんびりと

     
     
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ここにもあります 赤ちょうちん
      

      
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姐さん 屋台で 夕御飯

         

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日式つけめん 長蛇の列で

       
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ここは大和か フォルモサか

    
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父さん ストレス溜まってる

   

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紆余曲折は いつものことさ

   
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兄さん それ チト 無理がある

   
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母さん やっぱり 無理がある

   
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吉野家さんも お祭り好きで

   
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ヤクルトおばさん 日本と同じ

      

   
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大河がここでも 始まった

   
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ヒロイン 訪台 プロモーション

        
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どこかで 観たな と 思っていたら

       

   
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いたいた さわやか 一番搾り

    
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おちゃめな 人たち 憎めるもんか

   
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ありがと TAIWAN 忘れない !!
         

TAIPEI LIVE

             
今、台湾の台北から発信しています。

 

  
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景気対策? 大規模な公共工事があちこちで見られた      
           
      

                  
11月というのに、日中は30℃に達し、まだ真夏のような日差しだが、朝夕は23℃くらいになり、湿度も春先ほど高くないのですっかり凌ぎやすくなった。

     
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街頭のあちこちで、オレンジ(柳丁)の生絞りジュースのスタンドを見かける。いよいよ台湾も柑橘の季節を迎える    

                     
週末の繁華街は多くの人で賑わい、中国大陸や日本からの観光客と相まり
結構旺盛な消費活動をしているように見受けた。

 

              
それを裏付けるような新聞報道を見つけた。

   
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下半期の台湾の景気は、「外冷内温」という4文字で表現されるという。
      

すなわち外需は冷え込み、内需は好調ということらしい。

 

 

双D」 二つのD すなわち ディスプレイとDRAM需要の世界的な減退で、台湾経済の牽引車である電子産業が軒並み赤字の見通しだ。
代表的な企業の減俸、一時帰休、リストラが懸念されている。

 

一方、流通、商業などは好調で、先回のエントリで紹介した
先月から今月にかけて展開される「週年慶(創業祭)」商戦は強気の観測が現実味を帯びている。ある大手食品メーカーは来年給与を5%引き上げることを早々と表明している。

                        
僕のサポートビジネスも、電子関係の調整、「ニッポンを売る!」活動の急展開といい、今回の滞在も予想以上の収穫を得ている。

 

       
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日本から船便で届いた農産物の検品を行った。着荷状態も良く、ホッとした
        

        
             
               

               
さて、地元紙朝刊のスポーツ面に目を通していると、

日本職棒太平洋連盟季後賽第2輪で、
軟體銀行鷹が西武獅を第8局松中の満貫全塁打で大勝!
」とある。
      

意味はお解りだろうか?

頭を柔らかくして考えてみてね。

 

 

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答えは
「日本プロ野球パシフィックリーグ・クライマックスシリーズ第2戦で、
ソフトバンクが西武を8回の松中の満塁ホームランで大勝」
という内容だ。

 

昨日日本シリーズ(総冠軍賽)出場を決めたソフトバンクホークスは、軟體銀行鷹となる。

 

西武に許銘傑という台湾出身の投手が出場しているので
記事の扱いも大きい。

        
ちなみに、セリーグ(中央連盟)の中日は「中日龍」、ヤクルトは「養楽多」と表記する。

 

すべて漢字に直す中国語も面白いでしょ。

 

 

                   
               
地元の友人に連れられて、台湾で初めて淡水魚専門の料理屋で、鯉を使った鍋をいただいた。

      
     

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鯉の頭や身から摂れたスープが、海水魚にない深いコク味を出していた。

     
薬味に散らされている青いのは、ネギではない。
      
ニンニクのトウの部分である。台湾ではよくカラスミに添えられていて、程よい辛さと香りが料理の旨さを一層引き立てる。

              
「蜀魚館」という名のこのレストランは、場末の食堂のような店構えだが、実は30年以上の歴史を持つ四川料理の隠れた名店で、昼間もあっという間に満席となってしまった。
                                 

100周年記念に染まる街

            
国内の話題がしばらく続いたので、海外ネタを。

      

10月10日は台湾の建国記念日。
     
双十節とも呼ばれている。

  
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今年はちょうど建国100年という節目にあって
僕が訪問した10月8日段階では、あちこちで慶祝行事の準備が進んでいた。

   
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もっとも台湾を中国の一部と認めている立場からは
建国という言い方をせず、辛亥革命100周年と言っている。
    

1911年10月10日に起こった辛亥革命の口火となった武昌蜂起にならったものとされている。

   
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台湾総統府前の通りでもパレード拝謁ステージの準備が進んでいた

   
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では、その台湾ではどうかというと、
外省人と呼ばれる人たちは、もちろん
中華民国建国100年を感慨を持って祝う立場であるが、
いわゆる本省人と呼ばれる人たちにとっては
辛亥革命だろうが、中華民国の建国だろうが
それは100年前に中国大陸で起こったことで
台湾とは直接関係ないから、特に祝うことはないというスタンスとなる。
(注:更に複雑な立場、主張があるから、特に決めつけて論評するつもりはない。)

    

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街のあちこちに青天白日旗がはためいていた。

   

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10数年ぶりに中正記念堂に行ったら、様々な慶祝行事を行っていた

   

国父・孫中山(孫文)が描いていた100年後の未来は
どうだったんだろう?
    

あれだけ半封建、半植民地化していた中国は、今や
香港、台湾も含めると、世界に大きな影響を与えるほどの巨大な政治経済大国に変貌した。

    

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ここを訪れるのは、本当に沢山の中国大陸からの観光客。時代はすっかり変わってしまった

      

僕らはまさに、これからの10年後を見据えて、
この中華経済圏と向き合うことを迫られている。

      

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与党系日刊紙。発行日は民国100年となっている

  
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ちょうどこの日、スティーブ・ジョブス氏の訃報が全世界を駆け巡った

   
     

僕なりのイメージはある。
     

それはユートピアでも、分裂混沌でもない。
     

15億の生身の人間社会がそこにある。

      

   
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台湾の路地裏で見つけた道路標示。いったいどんな意味なんだろう?
まっ、いいや。これから先は、いろんな道があるんだという風にポジティブに解釈しよう!

     

       

そんなお固い話題は関係ないとばかりに
台湾のデパートでは、創業祭のシーズンで、
地元のご婦人やお嬢さん方は、お得なバーゲンに連日夢中である。

  
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「週年慶」が、創業祭・アニバーサリー・セールというような意味

           

実は旧正月に次ぐ、ギフト商品が売れるタイミングなので、
この商戦に照準を合わせて「ニッポンを売る!」ベテラン地域も少なくない。

  
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この期間は、買い物客で終日ごった返す    

     

僕も、3日から再度台北入りして仔細に見守っているぞ。

   

   

移動の時、中華路を歩いていたら、
西門町の「鴨肉扁」の前を通りかかる。

   
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ここにも10年以上ぶりに訪れたら
相変わらず満員のお客さんでごった返している。

     
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「鴨(中国語ではアヒルの意)」という看板だが、実はガチョウ(鵞)肉で有名な店。

   

日本人はどうしてこんなに美味しいガチョウを食べないのかねぇ」と台湾人の友人にいつも不思議がられる。
     

  
きっと日本人は、肉よりも羽を使った羽毛布団の方がお気に入りなんだよ」と、いつも返すことにしている。

       

もちろん僕も鵞鳥(がちょう)肉は大好物。

   
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少しも脂っこくなく、しかもパサつかずしっとりしたコクのある旨味の柔らかな肉質は、もう絶品。
     

しかも、早くて安いと来たもんだ!!  
     
     
       
台湾料理万歳!
               

IGOSSOH ②

           
実は、これで4度目の高知入りになるのだが、
あの桂浜には一度も行ったことが無かった。
         

多くの日本国民から歴史通の外国人に至るまで、
強力なパワースポット、いや聖地とも言えるあの場所に。

       

今回、無事用件を終え、飛行機の時間まで余裕があったので、
いよいよ足を運ぶことにした。

去年は大河ドラマの影響もあってか、
ぜひとも行ってみたかったが、ようやく念願かなった。

    

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いつもテレビなどで見慣れた龍馬サマの御姿

    

   
日曜日ということもあって続々と観光客が訪れてくる。

その数物凄い。

   
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現代の龍馬はデジカメを使いこなしていた・・・。

    

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でもこの日、僕にはさほど大きな期待が無かったのだ。
      

あれだけ憧れていた銅像なのに・・・。

     

     

実は、別の目的があったのだ。

        
前日の晩、あの土佐いごっそう氏から話を聞いて、龍馬像だけではなく、すぐ近くの秘蔵スポットに行ってみよ、と指令を受けていたからなのだ。

   

     
龍馬像の背中の中心後方の延長線上100mほど先の林の中に
こんな石碑があることを皆さんは知っているだろうか?

     
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これは、旧制高知高校の数え歌「豪気節」の一節を描いたものである。

        

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僕は、この碑の前でどれくらいの時間過ごしただろうか。

     
おそらく30分以上、ずっと見とれていたに違いない。

   
この石碑には、僕以外誰も立ち寄る人はいない。
    
邪魔されずに結構なものだが、
そばにはあれだけ観光客がいるというのに。
     

   
スケールの大きな、男気のするフレーズじゃないか。

   
心が震えずにはいられない。

九つトセ~、この浜寄する大浪は、

カリフォルニアの岸を打つ。

そいつぁ、豪気だねぇ~っ

  
     

この豪気って言葉がいいよねぇ。

 

  
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この桂浜に打ち付ける浪が、カリフォルニアの岸に届くんだ。・・・これからも、こんなスケールで構想し、行動していきたい。

      

今年に限って、我が国はこの浪によって大惨事を呼んだ訳だが、
そこは空気が読めないノボセであることをお許しいただきたい。

     
        

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念願の龍馬像とのご対面も感激したが、
この石碑の存在は、これまで高知で知り合った友人たちの熱い心と澄んだ眼差しとが重なって、僕の心の印画紙に、しっかりと焼きつくことになった。

       
    

でもここは、そんな熱苦しく男臭いだけのスポットではないぜよ。

   
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浜辺では、何組もの龍馬とおりょうがいたよ

   
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どうも桂浜では、男を龍馬に、女をおりょうに変えてしまうみたいだ?

     

  
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それにしても高知の街では、呑むところ、食べる所が多いよね
      

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深夜まで路上の屋台では、賑やかな声に包まれる
   
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Dsc_9520今回も美味しいものに沢山出会ったが、なぜか朝、明るい笑顔が素敵なお姉さんに運んでもらったモーニングの味の清々しさが印象的だった      
         

IGOSSOH ①

              
昨夜、四国中のお茶の間で醜態をさらしたついでに
四国にちなんだ話題をひとつ。

       
     
今月初め、6次産業化の研修会で高知に行った。

    

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研修会の会場となった高知大学キャンパス

     
    
高知県と言えば、アツい情熱とクールな頭脳を併せ持つFさんをはじめ
熱血人の友が多い街。

   
    

今回もまさにTHIS is KOCHI人そのもの、
いわゆる「いごっそう」との邂逅(かいこう)を果たした。

     
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龍馬ふるさと博「とさてらす」で

        
普通なら、研修会が終わった後の懇親会などで
親交を深めるものだが、研修会の前日の晩から居酒屋でまず知り合って
飲み語り合うなんて、高知ならではの豪快さだったよ。

        

        
彼等の特長(あくまで個人的で極端な見解)は、まず
    

○声がデカい。
大きいではなく、デカい。

    

○身振り手振りが大きい。
    
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○とにかくよく酒を呑む。
飲むではない、呑む。
     

○大言壮語する。
本気で世界や日本を変えるような話を平気でする。
僕はまたこれが大好きなんだ。
    
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○常に戦略思考で考え続けている。
鹿児島の人も戦略思考的だと思うが、大方の日本人が欠けている能力である。      

○ビシッと相手の目を見て物を言う。

     

○明日から、これから直ぐにでもやろう! と、今にも立ち上がろうとする。
       
かなりせっかちである。
これまた僕が好きなのだ。
    
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「明日から始めるぞッ。一緒にやるよな、なッ!!」

      

     
まあ、僕もかなりの大法螺吹きではあるが、
その晩のN志士はじめメンバーの発想の大胆さや奇抜さは、
僕も完全に意表を突かれた。
           
本当に龍馬や慎太郎並み。

      

まさに幕末にも似た昨今だが、黒船はアメリカだ、中国だ、脅威だ、なんて特定の国をあげつらうようなスケールの小さな人間は、ここには一人もいなかった。

       
先が見えない乱世の時代になると、
やっぱり高知や鹿児島、帯広なんか日本の端に位置する地域から
変革人材が輩出されるのかもしれない。

   
空気なんか読めなくったっていいじゃないか。
(でも女性には嫌われたくないけどね)

         
アドレナリンが出っぱなしだった。

       

       
隣のテーブルでは、地元の学生たちが楽しそうにコンパをやっている。
     

「知っちゅう! それ知っちゅう!!」
      
とあのネイティブな土佐弁が聞こえてくるたびに
何故だかだんだん嬉しくなっていった・・・。

   
ぜひとも彼ら立志の青年たちに、この世の中を変えていって欲しい。

    
ニッポンが変わらずにいい国であり続けるために・・・。

      
          

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国宝・高知城

    
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このチャンバラ貝と呼ばれる肴で鯨飲し、そして熱く語り明かす
   
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竹串で器用に身を取出し、この尖った部分を必ず外してから口に放り込む

  
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藁炙りのカツオのたたきももちろん美味しかったが、名物「焼き鯖寿司」や「うつぼの唐揚げ」も、いごっそう的旨さだと思う 
               

自然の宝が生まれる町

               
桜島が浮かぶ錦江湾の反対側を目指していくと、
福山町(現・鹿児島県霧島市に合併)にたどり着く。

  
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Fukuyama
wikipediaより抜粋

   

    
ここは、誰もが知っているあの天然黒酢の里なのだ。
     

          
さっそくカメ仕込みの現場を見学させていただいた。

   
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錦江湾を広々と見渡す斜面に
ズラリと並べられる仕込みカメ。

     
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錦江湾の向こうには、鹿児島のシンボル「桜島」が間近にそびえる

   
   
      
その数1万4千個を超える。

   
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天空からは、薩摩の日光がふんだんに降り注がれている。

   

     
そう「天日静置製法」と呼ばれる天然醸造酢の製造現場なのだ。

   
     

ここにも、長年の経験を積む、誇るべきマイスターがいる。

  
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伝統の技を懇切丁寧に教えていただく

     

    
十分な日射、清らかな水、適した米。
   

この風土3条件がそろった上で、歴史に受け継がれた伝統技術が加わって、奥深い味わいの黒酢が出来上がる。

   

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仕込んでから4か月ほどたったカメの内部。
表面に酢酸菌の膜が張り、ここでようやく品質が安定し始める。
舐めてみると突き刺すような酸味に驚くが、これも意気の良い青年を感じさせるような味わい。これから本格的な熟成に移る。

     

     
「自然任せの製法だから、きっと品質にばらつきが出るんじゃないか?」

   

素朴な疑問だが、やはり微妙な違いまで、とことんコントロールしているらしい。

    

だったら、理想的で安定した人工的な室内環境を作り出し、
大きなタンクで衛生的に均質に製造すればよいものを…。
    

でも、ここ福山町ではそうはいかないのだ。

   
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来週から、この現場で秋仕込みの作業が始まるそうだ。

   
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多忙を控え、仕事師の皆さんの緊張と誇りを感じる。

     

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素晴らしい自然遺産、技術遺産を生かして、
今や全国的に広まった天然醸造黒酢がこの場所で日々熟成されている。

   

株式会社福山物産様、ご指導ありがとうございました。
          

一面に降り注ぐもの

                         
北海道を離れて翌々日に
鹿児島中央駅に降り立っていた。

ほんの数時間のトランジットで(!?)。

       
   
訊けば、昨日までおよそ20日間も桜島の噴煙の灰が市内一円に降り注いていたらしい。 
       

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快晴の蒼い空を見上げてもにわかに信じがたい。

     

    
街角のどこを歩いても、清掃した灰がビニールに詰められ、
うず高く積み上げられていた。

   
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鹿児島のいわば日常風景。

   
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目につき厄介な灰だけに、市民の皆さんは苦労も多いことだろう。

      
   
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1月末に噴火した新燃岳の降灰被害を受けた宮崎県の生産者の皆さんにも思いを馳せる。

        

          
さらに、目に見えない放射性物質の飛散に苦しむ福島県を中心とする
東北・関東の皆さんのことを思うととてもやりきれない。

      
    
       
降灰直後といっても、鹿児島の中心市街地は注意していないと気付かないほど綺麗に清掃されていた。

     

このノウハウを除染に応用できないものだろうか。

   

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