星港に向けて

             
農水省の発表によると、

シンガポール向けの国産牛肉と豚肉の輸出が解禁されたそうである。

    

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魚尾獅(マーライオン)と高層ビルの夜景

           

    

これは一昨年の香港向けに続くもので、厳しい経済情勢ではあるが、付加価値が高く、品質競争力あるアイテムだけに輸出の増大が期待される。

   

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シンガポールのWet Market

     

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精肉売り場もすっかり衛生的に変わった・・・

  

    
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ここにも佐賀県産の化粧箱が・・・

   
   Dsc_0966
世界中のフルーツ事情にめっぽう詳しかった果物屋のお兄さん

  
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また、ほかにも、中国やタイ、ロシアに対しても国産肉類の輸出実現に向けて政府は交渉しているそうである(報道より)
            

輸出促進のため、国は行なうべきことを着々と進めている。

      
     
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この街はいつも芳しい花々で溢れている

   

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牛車水(チャイナタウン)にて

    

          

シンガポールは人口的には限定的なマーケットではあるが、広くアセアンやインド地域などに対するショールーム効果が高い商業・金融都市でもあるので、チャレンジする産地も出てくるだろう。
       
    

ぜひ戦略的に頑張ってもらいたい。
    

    

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街頭にもデザインがあるほど、寿司は普及している

  
      

          
ンガポールと言えば、マレーシアからの独立後、驚異的な成長を遂げた国であり、また最近は中国との活発な経済交流やバイオ、医療、ITなどへの重点政策で世界中から注目を浴びている。
     

    

現に、2007年の実質GDP成長率は7.7%で、一人当たりの名目GDPは36,384ドル(外務省HPより)で、なんと日本を抜きアジアナンバーワンに躍り出た。
      

        

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観光業も重要な産業

   

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もっとも、アジアにおける金融・貿易の中心地でもあったため、昨年の金融危機以来、成長にブレーキがかかっており08年の成長率も1.2%へと下降した。    

      
        

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急成長も一服

       

           

しかし、いつも柔軟・合理的でスピード感ある政策を採る国だけに、ピンチをチャンスに変えて意外に早く立ち直るのかもしれない。

     

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このSingapore smile さえあれば大丈夫 !

 
     Dsc_9992
      Clarke Quayにて

       

     
私たちも緊張感とスピード感を持って、これに対応していこうじゃないか。

         

      
   
アジア一お金持ちのお客様に、もっと日本を、そしてローカルを知ってもらおう!!

      

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ここ どーこだッ!?

       
マカオ編をアップしている間、

実はこの一週間、初めて訪ねるある国に行っていた。

    

    

すっかり虜になっちまった・・・。

     

    

これからお見せする写真で、

ここがどこだか当ててみて欲しい。

     

    

答えは、次のエントリで。

    

   

とは言え、また今日から2週間の長丁場で海外を渡り歩くので

いつアップできるか定かではありませんけど・・・。

    

    

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まだまだあちこちで建築ラッシュは続いていた・・・

    

    
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あちこちから豊富な農産物が「集まって」来る
     

   

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本物はやっぱ違う・・・

    

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さすがフュージョン和食の雄 !!

      

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この地域の特産と言えば、これでしょう

     

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ワッッ!目の覚めるような美貌!!
でも、この国に美人が多いかどうかは「見るだけでは」解からない!?

         

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地元グルメも「向学のため(!?)」堪能してきましたよ

      

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  あった あった!! 福岡産「博多あまおう」がここでも大人気

        

頑張るニッポン

        
上海で最も読まれている日本語情報誌のひとつである
最新12月号の表紙タイトルがこれ。

   
   Photo

      

どこかで見たような・・・。

       

偶然なんだろうか?

      

「ニッポンを売る!」スピリットがこのような形で取り上げられるようになった事は、内心チョッピリ嬉しい。

    
    

      
上海で最大級の規模を誇る国際食品商談会

FHC CHINA"を視察した。

   
           Fhc2008

  
       
もう形容しようが無いほど広大な会場は、幕張メッセや東京ビックサイトと比べても遜色ない。

   
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入場受付には朝からこの人だかり

    
     

ここに世界中からの食品サプライヤーたちが集結して、中国人バイヤー相手に強烈な売り込み合戦を繰り広げることになった。

   
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中国各地はもちろんのこと、世界各国がブースを出展し、盛んに試食やデモンストレーションを行なっている。

    
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このようなキッチン・デモ形態が多い  シンガポールブースで

    
Dsc_1774 Dsc_1781
      

さながら食材販売のワールドカップ

         

       

しかも、各国とも相当の熱の入れようである。
        
     

特に目立ったスペイン、イタリア、アメリカなどは、かなりの広さのブースを確保して販促を展開。

     
   
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スペインの力の入れようはモノ凄かった

     

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食材の宝庫イタリアのプロモーションは本当に勉強になった

    

    
とりわけ目を引いた商品は、ワイ・、・・・、・・・、・・・・。

      

      

それらに共通する、最近、中国で受ける商品の特性は、
     
○△●×◎□なもの。

    

     

止めておこう。

     

      
はるばる上海にやって来て、この商談会に参加した人たちが知り得る情報でもあることだし・・・。

    

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メキシコやチリなど中南米勢も健闘していた

        

ほかにも、プロモーションの仕方、アピールの方法論、受けるブース設計、などなど様々な勉強をさせてもらった。

   
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世界各地で逆風の中国食品も確実にレベルを上げている
                        …絶対に侮ってはいけない

    

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あなたは“全羅南道”と言われて何かイメージするだろうか?

    
   
県名でのアピール戦略をもう一度検証してみよう。

      
     

       
さて、我らがニッポンはどうであったか?

   
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私の率直な感想を言えば、

他国に負けず劣らず予想をはるかに越えて奮闘し、頑張っていた

      
快いショックを受けた。

     

        
オープンセレモニーには、農水省、ジェトロの主管部門の責任者、報道陣も駆けつけ、気合が入っており、まず意気込みを感じた。
   

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日本ブースも結構スペースを確保しており、装飾にもこだわりを見せていた。

       

地域的には九州、中四国、東北などの積極性が目立っている。

    

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上海進出に力を入れる福島県は今回も積極的

   
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二十世紀梨の輸出で頑張る鳥取県も

    

九州は、全県で構成される九州貿易振興協議会が取りまとめて出展しているからでもある。

    
   
県名でなく九州をアピールしているのが特徴的だった。

      
    
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なんとも頼もしい。 

      

アジアに近いという意識がチャレンジ精神を醸成しているのだろうか。

    

     
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中国市場にはすでに150銘柄ほどの焼酎が輸出されているらしい

    

日頃、海外でご一緒したり、お手伝いさせていただいている企業の皆さんも大勢参加しておられ、異国の地でお互いに強いエールを送り合った。

   
    
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福岡県は5年に及ぶ赤梨の輸出実績に加えて、
今回、数年企画を温めてきた新兵器を投入した。

              
    
     
また、参加企業もお付き合い参加や単なる情報収集というような雰囲気は無く、積極的に売り込む姿勢をみせている様子だった。

     

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ひとたび海外へ出れば、単なる地域代表だけでなく、
あなたもJAPAN代表” 侍ジャパンになるのだ。

    

中国市場開拓活動も短期間で随分と変わったもんだ、と驚いた。

    

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日本ブースでも様々な仕掛けやイベントが盛り沢山

       

             

2003年にSARSが流行した年に、僕は日本人単独一人でFHCに乗り込み、世界はおろか中国企業もほとんど参加しておらず、閑散としていた様子をレポートにして農水省とジェトロに送った時の事がうそのような光景だ。

      

      
障害多い中国市場の開拓と言われて久しいが、今後の大きく予想される成長を見込んで果敢にチャレンジする日本の元気人たちが声を張り上げ、少しでもアピールしようと頑張っていた。

     
      
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真剣に商材を探す中国人バイヤーたち

        
   
日本の各地のみならず、世界のサプライヤーのこの熱気に触れると、

すでにアジアにおけるマーケットの中心は東京から上海に移りつつある、とも言えそうなくらいの勢いを感じた。

     

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世界のシェフたちによる創作競演風景
将来、NYに並び上海が食文化の発信地にもなる可能性が・・・

          

        

 13億人の胃袋を狙えッ!!

     
    
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試食にもよく反応する中国人 

   
        

不確実な時代を迎え、常に未開の市場を目指して行動する世界の食品、および関連産業の意気込みをまざまざと感じ取った一日だった。

     

     

負けるなッ ニッポン!!
      

ローカル・ニッポン!!

  

地球最大の農商工連携(その2)

(前回から続く)

   
続いて、サトウキビ由来のバイオエタノールの製造プラントを視察した。

    
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需要の急増で設備更新もすすむ工場施設の詳細画像はアップしないのがマナー。

  
ゴメンナサイ。

   
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とにかく広大な丘陵地帯に突然現れた巨大秘密基地のような壮観な施設に終始圧倒され続けた。 

   

しばらくの間、そのあまりの巨大さにあっけに取られていた。
    

    
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サトウキビ原料をプラントに運び込む大型トレーラーもこの通り渋滞

     

    

この工場では、直接エタノールを生産するのではなく、まず食品用原糖を製造して、その後蒸留にかけて工業用と燃料用エタノールを精製するのだが、副産物として排出される搾りかすは、発電用燃料としてボイラーでたかれ、工場の自家発電はもちろんの事、系統にも売電されている。

    
また、上澄み液や廃液はそのまま有機肥料として再度畑に散布されるなど、徹底的に循環型リサイクルシステムの完結に取り組んでいる。
    

   
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搾りかすは発電用の燃料となる

   

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発酵上澄み液は、有機肥料として大地に還される。
とってもダイナミックな光景

   

    

生産されたエタノールは、国内はもとより、専用バースを通じて日本を含む世界中に輸出されている。

    
    

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これは地球最大の農商工連携だッ!!

    
    
思わず心の中で叫んでしまった。

   

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有限な化石燃料ではなく、再生産が可能な植物由来のエネルギーだ。
    

製造過程におけるCO2の発生も極力抑える努力をしている。

    

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    視察の時に支給された安全ヘルメットとゴーグル

     

     
よく報道で、ブラジルはアマゾンの原生林を伐採してエタノール用のサトウキビを植えまくっているとの批判めいたものがある。

   

「割り箸は森林資源を破壊するから一律にダメ」式のレベルの類だろうか。

          

       
  
もとより高温多湿に弱く、特に冬場の降雨に弱いサトウキビ栽培は熱帯雨林地帯には適さない。ブラジルではほとんどが、この南東部に栽培が集中しているそうだ。

      

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このような土地を好むサトウキビ

   
   

また耕作可能地で、未利用の土地が日本の8倍の面積もある

       

現に、この数年もブラジルは食糧用穀物の生産量は減少していないという(直接未確認)。

     

     
他国の事情は別として、ブラジルの現場の声にも冷静に耳を傾ける必要があろう。    

(ただし事実の根拠や見解にはいろいろあるのでここでは断定しない)

     

     

現在、ブラジル国内で販売される自動車用のガソリンにはすべて25%のエタノールを混入させることが法律で義務付けられているほどの徹底振りである。

   
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右の価格のガソリンにもエタノールが混合されているはず

    

またエタノールが0%から100%の任意の混合率でも走れるフレックス車も急速に普及しており、資源大国であり、同時に環境大国としても着実に歩みだしている。

    
   
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後ほど行く、イグアス国立自然保護区でも自然環境をそのまま手をつけずに守る徹底ぶりは目を見張るものがあり、
     
   
もしかしたら

    
10年後の環境共生社会をイメージしたければブラジルを見よ!

   
とも言えるのではないか。

                             (連載終わり)

      
     

地球最大の農商工連携(その1)

       
ラジルは世界でも有数の資源大国、農業大国だと言われる。

  
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            豊富な果物    リオデジャネイロの市場にて

    

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サンパウロ郊外のハウス群

       
     

昨年から顕著になった原油をはじめとする資源の高騰、異常気象や新興国市場の台頭、投機資金の流入などで、特に資源国のポテンシャルが際立って高くなった。ブラジルは、中東やロシアと並んでその筆頭だろう。

    
       

    
サンパウロから車で一時間半ほど郊外にあるブラジル最大のバイオエタノール製造工場を視察することが出来た。

   
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サンパウロ市街から郊外へ抜けるハイウエー

   
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1時間もすると見渡す限りサトウキビ畑に  壮観!!

   
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地平線までサトウキビ    ブラジルならではの光景だ

   

かつてはサトウキビを原料とする砂糖の製造メーカーだったが、世界的な需要の低迷、そして70年代のオイルショックを契機にサトウキビ由来のバイオエタノールを自動車用の燃料とする国家戦略が始まった。30年近くも前の話である。

   
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ブラジルのガソリンスタンド  Gはガソリン、Aはアルコール

     

その後、石油価格の落ち着きからこのプロジェクトは一時低迷したが、昨今の石油高騰、とりわけ資源の有限性、地球環境保護の大きなトレンドは一時のブームではない根本問題となった。

    

その情勢下でブラジルのバイオエタノール事業は世界中の注目を浴び、一気に世界の最先端に躍り出ることになったのである。

   
  
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付近の丘陵地帯一帯に延々と広がるサトウキビ畑。あまりに壮観で言葉が出ないほど。

    
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土耕や収穫機械の都合上、等高線に沿って植えられているのが面白い。

   
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続いて、人力と機械双方による収穫の様子も見せてくれた。

   
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炎天下での相当に辛い仕事だ

   
Dsc_9662 Dsc_9664

   
人手で刈り取る時は、葉が危険で邪魔だから予め火を着けて焼き払っておく。(上図)
      
    
これがCO2を発生させる要因となるので近いうちに刈り取り機を完全導入して焼畑を禁止にするらしいが、そうすると一気に失業者が増えてしまうという新興国ならではの問題にも直面している。

   
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生活保護か、環境保護か?    ブラジルのジレンマ

   
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突然の轟音と共に、地響きを鳴らしながら巨大な刈り取り機が眼前に現れた。

    

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そのド迫力とスケールに驚いた。

   
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大量のサトウキビがみるみる刈り取られていくぞ

    
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まるで巨大ロボットだ

     
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カマキリのような巨大な刃に圧倒される

 
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超巨大トレーラーいっぱいのサトウキビが運び込まれてくる

    

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砂埃、赤土、轟音・・・    とっても男性的な光景だ

     
   

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いよいよブラジル最大のエタノール工場とご対面だ!

                             (次回に続く)

      

遠くて近い国へ(その5)

(先回より続く)

セー広場から、しばらく歩くと隣接しているのがサンパウロ市の
リベルダーデ(Liberdade)地区

   
     
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リベルダーデ広場前
     
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広場はちょうど工事中で立ち入ることが出来なかった

      

     

ここは、今回の出張で僕がどうしてもじっくり訪ねたかった場所のひとつである。

    

東洋人街と呼ばれているこの地区は、かつての日本人街で、
いまでも系人の重要なコミュニティーを形成している。

    
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聞くところによると、最近は中国人の進出が目覚しく、店舗のオーナーや家主が商売上手な中国人の手に渡ってしまい、日本人ではなく東洋人街として移り変わっているらしいのだ。

    
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日本人としては少々残念

   

    
それでも街のレイアウトや店の構えは、まだ日本の面影を数多く残している。

    
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通りの入り口は朱の鳥居も

   
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こういうセンス たまらないねぇ

    

さあ、一軒ずつ店舗探訪だッ。

   
   

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調味料だけでもこの品揃え

    
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ブラジル産だろう。日本式の野菜が数多く並んでいる

   
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おやっ!? デコポンが売られているぞ!
熊本県の皆さん!ブラジルまでその名が轟いていますよっ

    
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日本酒類もこのとおり

    
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おおおお~っ!? イチゴが売られているぞ。

   

日本から持っていければ売れるだろか?

   

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サンパウロでも寿司ブームのようだ。

  
日系人というよりも、白人の方が関心を示していた。

    

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       半生和菓子類も良く売れていた

    

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ジャポニカ短粒種の米も山積みされている。
寿司専用米というのもあった

     

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麺類も豊富

       

加工食品がメインだけれども、ものすごいアイテム数にビックり。

   
この通りだけには、日本の空気が流れいる。

     

つい、地球の真裏にいることを忘れてしまいそう。

   

  
日系人はもとより、白人、中国人、韓国人など非日系人も数多く買い物をしていたのが印象的だった。

    
   
ここブラジルでも日本食材は人気なのだ。

    

      
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文字通り日系社会を構成している。 「ココ ヤキウ」は面白い

                
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面白いブランドがあるもんだ

         

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ハチミツや強壮剤プロポリスはブラジルの特産品

      

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人通りは非常に多い。人種に区別は全く感じられない

    
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東洋人街のメインストリートであるガルボン・ブエノ通り

  
鮮やかな夕陽を浴びながら、僕はこの通りにかかる大阪橋と呼ばれる橋のたもとで30分以上も物思いにふけって立ち止まってしまった。

 
長年にわたる日系移民の開拓者精神
思いを馳せながら・・・。

   

それを思えば、この精神はニッポンを売る!という新たな思想として、今も脈々と僕の体に息づいていると思えばよいのではないだろうか?

     

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すでに相当の距離を歩ききっているのに、
脳内アドレナリンは噴出しっぱなし

     

それにしても「ニッポンを売る!」ための本能的行動は
たいしたもんだ
、と自分の事ながら驚くやら、あきれるやら・・・。
   
(本当は時差ボケも加わっていて、かなり参っているはずなのだ)

       

        
        
そして、今からちょうど100年前にあたる1908年にここから約70キロ離れたサントス港に笠戸丸が着岸して、日本人最初の移民が上陸したのである。
                                 (次回に続く)

       

ダイナミック農水産業の拠点で

(先回より続く)
         
札幌市で「北海道農商工連携フォーラム」に参加させていただいた。

http://www.hkd.meti.go.jp/hokic/noushoukou_f/index.htm

    
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会場のホテル

      

会場は300名を大きく越える参加者が集まり、さすが北海道は農林水産業の一大拠点であることを再認識した。

     
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高橋北海道知事も駆けつけ、先頃行なわれた洞爺湖サミットを通じて世界中に北海道の素晴らしさを発信でき、これを契機に厳しい状況から大きな発展に換えていこうとエールを送った。

     
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はじめに農商工連携88選の道内関係者の授与式が行なわれた。

http://j-net21.smrj.go.jp/expand/noshoko/88/01.pdf
(農商工連携88選)

           
    

地場産小麦を使った高品質麺の開発やIT農業の実践、酪農用自動給餌システムなど7団体などだが、ユニークかつ日々の挑戦と努力が結集した生産者ばかりで、その謙虚な姿勢にもとても共感した。

    
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基調講演は慶応大学大学院(札幌)の林美香子教授による「農都共生のすすめ」。

       
    

しっかりしたフィールドワークによる説得力ある研究成果とキャスター出身の見事な話術に、つい引き込まれてしまった。
      

     
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後半は農商工連携支援施策の説明とパネルディスカッション

      

ディスカッションの中のやり取りの中で、北海道と九州を比較するような話題となり、

私が、

九州から観ると北海道の農水産品の層の厚さとバラエティーさ、作り込みの巧さに、国内のみならず海外でも引っ張りだこでうらやましい と水を向けたら

    

コーディネーターの林さんに

北海道のスケソウダラの卵が辛子明太子として付加価値を加え、全国で有名な特産品に変えた九州の商売上手には適わない と切り替えされたのには面食らった。
     

博多名物辛子明太子もなるほど、考えてみたら確かに原料は北海道産だ、と言われてみればその通りだが、正直これまで考えてみたことも無かった。

       
    

でも同じような事は、大産地の鹿児島や宮崎の緑茶が静岡ブランドになっていたり、九州産の南高梅が紀州ブランドになって価値を上げていたりしてもいる。
   

    
それに、九州に旅行に来る台湾の人たちが、福岡市の中心街にある札幌出自のレストランに大勢押しかけて、大好物のタラバガニの鍋料理を頬張りながら、
     
  

やっぱり本場の[E:cancer]カニは旨いッ!!

      

などと喜んでいるのを観ると、なかなか興味深いものである。

     

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パネルディスカッションの壇上で  皆さんユニークな発言で面白かった

右は㈱イソップアグリシステムの門脇社長、右2は㈱ナチュラルアートの鈴木社長
左奥はコーディネーターの林さん  

     

     

いずれにしても、北海道や東北と九州・中四国という北と南のエリアが頑張ってこそ、真に日本は動き出すのかもしれない。

      
   

北端と南端で連携して、ものすごい事は出来ないだろうか???

        

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北海道の空と大地は、本当に包み込まれるように雄大だ

     

     

いつもはのんびり構えている僕の脳みその一部がメラメラと動き始めてきたゾ。
                           

        

政治も動き出した

   
先月、東京永田町の自民党本部で開かれた
日本の活力創造特命委員会」で講演させていただいた。

   
   
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同委員会は、今年4月に発足したもので谷垣禎一政調会長を委員長、根本匠議員を座長として、自民党政策通の衆参両議院40名から構成されている。

    

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メンバーには、園田博之(委員長代理)、御法川信英(事務局長)、石原伸晃、山口俊一、加納時男(以上常任幹事)ほか、石原宏高、岩屋毅、木原誠二、山内康一、佐藤ゆかり、佐藤正久、岸信夫代議士などが名を連ねている。

     

一昨年、クアラルンプルとシンガポールでの日本産農産物常設店舗オープンセレモニーでご一緒した、宮腰光寛農水省副大臣(当時)も特命委員会幹事である。

     

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シンガポールでの式典で挨拶する宮腰農水省副大臣(当時)

         

       

Dsc_0586_2 この特命委員会は、昨今の内需停滞、外需不安定の中、経済が踊り場状態に陥っているとし、これから脱するために眠っている力を活かし、これまで捉え切れていない「新時代のニーズ」をつかむために固定観念にとらわれず処方箋を議論し、それに応じた政策パッケージを検討するという主旨で発足し、骨太方針2008に提言を反映させるという重責を担う委員会である。

   

その「新時代のニーズ」とは

  
①先進環境技術

  
②農業とサービス業に関する海外需要 
  (特にアジアの成長力を取り込む)

   
③新世代資源戦略 

    
④国民の安全・安心や健康のための新技術

    
の四分野が議論されることになったのである。
    

   
私はこの会合で、日本産農林水産物の海外輸出と農商工連携の展望について紹介・解説させていただいた。

   
   
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左一が谷垣委員長、左二が根本座長、右一が御法川事務局長

     

       

国会議員、中央官庁担当官、秘書の皆さんの前で講演をするのはもちろん初めてだから少々緊張したが、終始熱心に耳を傾けていただいて、ついつい熱がこもってしまった。

   
    

驚いたのは、会議の開始のセレモニーだ。

   

僕は政治家の会議だから、冒頭はいろいろ挨拶や背景説明など能書きが多いのだろうとのんびり構えていたら、

       
なんと

「皆さん、ご苦労様です。さっそく特命委員会を始めます。今日のゲストはニッポンを売る!さん(仮称)です。経歴はお手元の資料にあるとおり。それではニッポンを売る!さん、お願いします。」

     
と根本座長より、ものの10秒もしないうちにマイクを渡されてビックリした。

   
  

これは参考になる。会議はこうでなくちゃ、と後でそう思った。

      

日本企業の会議はその多くが無駄が多い。開会や閉会の挨拶なんて要らない。   
     

選挙演説か結婚式スピーチでしか知らなかった政治家の意外な一面に触れた。

     

     
また、講演後は、次々と質問が飛んでくる。
   

「うちの選挙区でも海外輸出をしているが、生産者の収入増には結びついていないのは何故なのか?」

    

「さらに輸出を伸ばすために、政治セクターは何をすればよいのか、もっと提言して欲しい」

   

「輸出するためには人材育成も必要。そのような組織を作ってはどうか?」

     

一時は私もタジタジとなる場面も。

   

やっぱり会議はこうでなくちゃ!

    
普通会議では質問をぶつけてこない。

時間ばかりかけて何をしているのか解らないものが結構多い。

    
  

常に選挙区で生産者や市民から具体的な政策提言を求められる国会議員の現実に触れた。   

  

    
この日の会合で一番勉強になったのは、ほかでもない、この私である。

        

          *              *  

         

その後、各領域の一線級専門家による会合を8回重ね、この6月5日に「日本の活力創造総合戦略」として中間報告が承認されたという。

   
   

この中で、農林水産物の輸出額を現在の2倍強の1兆円に拡大させる政府目標を後押しすることが新たに盛り込まれ、6月下旬に策定される骨太の方針」に反映させるよう政府に働き掛けられることになったのだそうだ。

   

また、コメの需要拡大についても、この特命委員会の提言から農政が動き出しているようである。

    

ほんとうに心強いことだ。

   

   

詳しくは、それぞれのHPを参照されたい。

  
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200805280066a.nwc
(自民特命委、成長戦略で中間報告 環境技術・日本ブランドなど柱)

        
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/modules/bulletin4/article.php?storyid=391
(日本農業新聞)

       
http://www.t-nemoto.com/gallery/0805082.shtml
(根本匠TheWeb)
   

http://hirotaka-ishihara.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_23d8_1.html
(石原ひろたかのブログ)

     

       

私が農水産物輸出のサポートをひっそりと始めた8年前のことが信じられない感覚である。
    

政治セクターが国家戦略としてこれを全面支援する時代がやってくるなんて・・・。

      

とはいえ、現実は今でも厳しい。そして今後も甘くは無いだろう。

     

しかし、未来の日本を切り開くテーマのひとつに挙げられた「ニッポンを売る!」も全力を尽くして難局にぶつかっていこうと、いま決意を新たにしている。

      

太陽の子

         
(先回より続く)

もうひとつ、予想外の出来事が起こったことも紹介しておこう。

     

    
この写真をご覧あれ。

  
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あの初物が東京市場で20万円という破格値をつけて大いに話題となった宮崎産マンゴー「太陽のタマゴ」が今回、台湾にも出品された。

   

化粧箱入り2個で5688元(新台湾ドル)。

     
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マンゴー通の台湾人曰く「白い斑点がはっきりしていて多いほど甘くて美味しい。これはスゴイ!」

      

このとき1台湾ドルが約3.53日本円だったから、
     

およそ日本円で約20,000円なりィ~っ!?

     

       
驚くのはまだ早い。

ここ台湾は、高級マンゴーの名産地なのである。

    

同じこのお店で、「愛文マンゴー」というブランド品が同じく2個で89元。

   
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ここは高級店舗でだから、これでもお高いのだ

     
愛文(中国語の発音でアイウェン)マンゴーというから、おそらくアーウィン種マンゴーの音訳ではないだろうか(未確認)。俗に言う果皮の赤いアップルマンゴーである。太陽のタマゴと同じか兄弟分にあたる。

    

日本円で約314円!?

   

なんと宮崎の太陽のタマゴの64分の一である。

    

これが、一般の果物屋となると、さらに600グラム(およそ一個分強)で29元(約102円)なんていうから、もう比較のしようも無い

   
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台北市内の地場スーパーでも愛文マンゴーは人気

    

このようなマンゴーの本場中の本場、しかも旬の真っ只中のシーズンに約60倍の値段で殴り込みをかけたことになる。
    

なんという怖いもの知らず!!

    
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青果市場でもこのシーズンの中心商品だ

  
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シーズン真っ盛り

   
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もちろん日本でも台湾産愛文マンゴーはすでに輸入されている。

  
日本が攻めて(輸出)も攻めなくても、だ。

      
    

     
さて、売り場では・・・

多くの買い物客が太陽のタマゴの前で足を留めている。

    
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「5688元だってよッ! 一体どういうマンゴーなの??」

   
これだけで、もう宣伝広告としては成功。

     
    

「飛行機で運んでくるからかしら?」

       

そういう間違った憶測をするお客様には、僕もついシャシャリ出て解説したくなる。

     
「いえいえ、そうじゃあないんですよ、奥様」
     
   

「じゃあ、なぜなのか教えてよッ」
   
       

「これは完熟マンゴーと申しまして、実がつくと網で吊るしまして、自然に落下するまで木の上で完熟するまでじっと待つのでございます。」
    
    

「しかも、糖度は15度以上を保証、大きさや外観の美しさにも厳しい規格がございマスもんで。」
   

       
「ヘエ~ッ、そういうもんなの???」

       
僕の日本人訛りの中国語の説明を聞いて解った様なわからないような表情をして、食べてはみたいがとても手が出ないという複雑な、でもあっさりと諦めの面持ちをする。

     

それが普通というものですよ。奥様。
    

私たちだって、本気で売れるとは思っていませんから・・・。

    
          *       *       *

 
    
さて、知事来訪の前日、地元台湾のテレビ局3社が、宮崎フェアを取材に来た。
       

「ニュース的」に注目されたのは、やっぱり太陽のタマゴ。

   
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もう足が地面に張り付いたかのように、商品を前にして動かない。

  
           
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太陽のタマゴの特長を正確に伝える絶好のチャンス  
    

      
その日の晩に早速、台湾中にオンエアされたらしい。

      
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なんと翌日は、ニュースを観たと思しき人たちが、朝から次々と売り場に現れ、携帯電話やデジカメでパチパチやっているではないか。効果抜群。

   

シャワー(集客)効果だ、
人さえ集まってくれればそれでいい・・・

    

    

などと思っていたら、そのうち、売り場から大きな拍手が湧き上がった。

   

なんとお買い上げのお客さまが現れたのだ。

       

ウッソーぉッ!!

      

にわかにフロアがざわめいた。

      

どんな人なのかすぐに観察しようというのが僕の習い性。

    

はっきり言って、どうみても金持ちとは思えない格好の家族連れだった・・・。
     

そう、台湾は、他の国や地域と違って、お金持ちなのかどうかは着ている服装など外見からなかなか判断がつかないことが多いと言われている

    

          

それからは売り場も大騒ぎ。

   

さらに、東国原知事の来訪を挟んでこの2日間で用意した6ケースが

       
なんと完売御礼!!
   
    

フェアは始まったばかりで会期を10日も残していると言うのに・・・
   

一番驚いたのは、話題の種になればと赤字覚悟で仕入れた地元の卸し屋さんだった。

    
   
「こんなことなら、もっと沢山仕入れとくんだった!?」
   

とウレシイ苦笑い。
             

後の祭りとはこのことか。

    
    
これはもう説明も分析もしようがない。
         

ただただ、売れたという事実があるのみ。

      
          

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台湾産も頻繁に補充される

              

物事はやってみなければわからない・・・。

   

自称海外販路開拓の専門家として、こんな結論しか出せないのが悔しいが、だからこそチャレンジ人間がチャンスを迎える時代になったのだと実感した。
       

もう既存の理論や理屈じゃ簡単に計れない。

    
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今が一番美味しいとされる日向夏も好評だった

     
    
少々の信念と行動力と知恵と忍耐力を備えた、
日本では「変わり者、非常識」と呼ばれる僕等のような人間にもわずかの光が当たるようになった、そんな時代が訪れているのかもしれない。   
        
          
大相撲でもテニスでも野球でもサッカーでも。
                
       
     
「変わらずに生き残るためには、変わらねばならない」
     

とは、最近ある日本の政治家が引用した映画の一節だ。

    

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もちろん僕も未だに太陽のタマゴを食べたことは無い・・・。
  
                            (シリーズ終)

    

久々海外からのライブブログ

       
暑いッ!! もうたまらんッ!

    

体に突き刺さるような強い日差しがこの街全体に降り注ぐ。

  
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いつもと様子が違う。

今回は、何かが起こるに違いない・・・

   
     
ひと月ぶりの台北(タイペイ)の街にやってきてそう直感した。
   

近年、何度ここを訪れても雨模様か、どんよりした曇りばかり。

こんな晴天、記憶にない。

   
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しかも湿度が高くて蒸し暑い。

   

ジリジリッ、ジリジリッ

   

いつもと違う、いつもと違う…

    

ブツブツつぶやきながら、行き慣れたはずの道をさ迷い歩いた。

     
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バイクが多いのはいつもと同じ

     
   

中心市街の高級ショッピングセンターに行けば、
香港の有名アクションスターのジェット・リー(李連傑)がイベントに出演しているのに出ッくわす。

  
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彼の主演するカンフー映画をどれだけ観たことか・・・

   

環境キャンペーンらしく、エコバックを推奨しているようだ。

   
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これでも十分に珍しい事だが、まだなんとなくこの違和感から抜け出せないのであった。

    

ヤッパリいつもと違う・・・
                              
                                 (次回に続く)

       

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日本は入梅、台湾は一足先に夏の到来だ・・・