農水省の発表によると、
シンガポール向けの国産牛肉と豚肉の輸出が解禁されたそうである。
魚尾獅(マーライオン)と高層ビルの夜景
これは一昨年の香港向けに続くもので、厳しい経済情勢ではあるが、付加価値が高く、品質競争力あるアイテムだけに輸出の増大が期待される。
シンガポールのWet Market
精肉売り場もすっかり衛生的に変わった・・・
ここにも佐賀県産の化粧箱が・・・
世界中のフルーツ事情にめっぽう詳しかった果物屋のお兄さん
また、ほかにも、中国やタイ、ロシアに対しても国産肉類の輸出実現に向けて政府は交渉しているそうである(報道より)。
輸出促進のため、国は行なうべきことを着々と進めている。
この街はいつも芳しい花々で溢れている
牛車水(チャイナタウン)にて
シンガポールは人口的には限定的なマーケットではあるが、広くアセアンやインド地域などに対するショールーム効果が高い商業・金融都市でもあるので、チャレンジする産地も出てくるだろう。
ぜひ戦略的に頑張ってもらいたい。
街頭にもデザインがあるほど、寿司は普及している
シンガポールと言えば、マレーシアからの独立後、驚異的な成長を遂げた国であり、また最近は中国との活発な経済交流やバイオ、医療、ITなどへの重点政策で世界中から注目を浴びている。
現に、2007年の実質GDP成長率は7.7%で、一人当たりの名目GDPは36,384ドル(外務省HPより)で、なんと日本を抜きアジアナンバーワンに躍り出た。
観光業も重要な産業
もっとも、アジアにおける金融・貿易の中心地でもあったため、昨年の金融危機以来、成長にブレーキがかかっており08年の成長率も1.2%へと下降した。
急成長も一服
しかし、いつも柔軟・合理的でスピード感ある政策を採る国だけに、ピンチをチャンスに変えて意外に早く立ち直るのかもしれない。
このSingapore smile さえあれば大丈夫 !
Clarke Quayにて
私たちも緊張感とスピード感を持って、これに対応していこうじゃないか。
アジア一お金持ちのお客様に、もっと日本を、そしてローカルを知ってもらおう!!
田中 豊
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ビジネス面はさておき、このカメラセンスにはいつも感心させられます。旅先でこのとうな写真を撮ろうと思うと、かなりの勇気がいるはず。。私も前回の旅で、ここの写真を思い出し撮ってきましたが、まだまだ・・相当の勇気を要します。
『写真集』出したら、良いビジネスになるかも??
saranさん コメントありがとうございます。写真のことですが、これは腕ではなく、おそらく写した情景がsaranさんのフィーリングに合っているからなのだと思います。一眼レフで撮れば「僕でも」撮れます。上手な人はたくさんいます。でも誉めてもらってとても嬉しいです。文章も誉めてもらえるようにならなきゃいけませんね。写真を写すためだけに一度街を歩いてみたいのですが、そうはいかないので悩んでます。これでは上達しませんね。saranさんの詳しい韓国をぜひ訪ねてみたいです。