壁を越える

             

27日、「九州地域バイオクラスター計画」が始動した。

   
Dsc082610

      

九州経済産業局が中核となり、産官学で連携して機能性食品や健康食品の開発や量産化拠点作りを目指すもので、「環境クラスター」「半導体クラスター」に続く第3の産業クラスター計画だ。

      

クラスターとは、ブドウなどの「房(ふさ)」、魚などの「群れ」を意味する英語で、産業クラスターとは関連する産業や事業がお互いに結びつくことによって新たな相乗効果を生み出す産業・事業群の総称である。

   
Dsc082620
キックオフセミナーの会場には200名を越える参加者が集まった

       
    

九州は農林水産業の出荷額は全国の20%に達し、食料品製造業の工業出荷額も2.5兆円と、域内の自動車産業2.7兆円に次ぐ中心産業のひとつと言えるのだ。

      

また、みそ、醤油、黒酢、焼酎、鰹節などの醸造・発酵技術では日本を代表する蓄積もあり、豊富な農産物を活用する事で、機能性食品や健康食品を生み出し、今後の社会ニーズに合わせた「フード・健康アイランド」の構築を目指すことになる。

       

農業を農業だけですべてを完結させようというのではなく、加工、販売、サービス、物流、研究開発、観光、医療、ITなどと連携することで大きな可能性が広がるのである。

      

農業関係者もぜひ海外を含め、あらゆるネットワークを求めて、柔軟な発想と行動力で壁を越えていって欲しい。

      

バイオというと高度な医薬品をイメージするが、実は農産物や地域資源が核となる夢のある産業なのだ。

      

それも大都市ではなく、地方にこそチャンスがあるのだ。

      
    

Dsc_41790
羽田空港にて

  
   
今日から、羽田空港と上海虹橋国内空港との間にJALとANAのフライトが就航する。

      
我々ビジネスマンにとって、とっても便利になることだろう。

      

「成田空港は国際線、羽田は国内線」という固定観念の壁を打ち破り、そして行動を起こしたらこういうことだって出来るのだ。

    

    

そう言えば、あさって10月1日からいよいよ郵便局が民営化される・・・。

      

新聞に寄稿しました

      

ブログで初めて告知します。

       
来る8月12日日曜日の下記新聞朝刊のサンデー版に
農産物輸出に関して寄稿をしました。

    

もし良かったら、読んでいただけませんでしょうか。

     

     
掲載紙は、
北海道新聞、河北新報、東京新聞、中日新聞、北陸中日新聞、日刊県民福井、西日本新聞、琉球新報の各紙のサンデー版の中の見開きカラー2ページにわたる「大図解」というコーナーです。

     

このコーナーは、図版で構成されていてとても分かりやすいので、中高生の学校の教材に使われているそうです。

     

ですから、非常に平易に網羅的に記述していますが、
全国に広がる農産物輸出の現状についてビジュアルに把握できると思います。

      

また、昨年の5月からですが、
農業関連の全国専門紙である「日本農業新聞」にも毎月、農産物輸出に関するコラムを毎月寄稿しています。

     

今月分は9日に掲載されたそうです。

    

すでに2年目に突入していますが、全国の生産者、農業関係者の皆さんから多くの反響を頂き、私にとって大変大きな励みになっています。

    

良かったら、ご一読くださいね。

    

ついたち(一日)に想う

   
今日は7月1日。

 

2007年もはや半年が過ぎ、下半期が始まることになる。

   

忙しかったかのようにも思えるが、その結果
いったいどれだけ人様のお役に立てたのだろうか?

    

あっという間の時の流れに、不安と後悔ばかりが心をよぎる。

   

    
最近、ある方の紹介で
毎月一日の午前零時を過ぎ夜明けにかけての時間に
自宅から車で1時間ほどの神社で行われる朔日(ついたち)参りに参加するようになった。

   
Dsc_0053

     

ここは1600年前に創建された商売繁盛と開運祈願で広く有名な神社だ。

    
無事に過ぎた1ヶ月を感謝し、新しい月の無事を祈る習慣「朔日参り」は伊勢神宮が有名だ。
   
初詣で同様、誰でも参拝可能な年中行事。

   

月の末日の午後11時半を過ぎると、
この神社の境内に次々と人が集まってくる。

   

家族連れあり、カップルあり、商売人と思われる人あり・・・。

    
Dsc_0060

   

深夜ということもあるからだろうか、年配の人より若い人がとても多いのに驚かされる。

   

一日の午前零時と共に合図の太鼓が打たれ、一斉に賽銭が投げられて拍手(かしわで)の音が鳴り響く。

   
Dsc_0067
頭上の注連縄(しめなわ)は日本一だとか

   

気持ちが凛とする一瞬だ。

   

「先月も頑張りました。ありがとうございます。
今月もまたよろしくお守りください。」
と皆さん念じているに違いない。

  

Dsc_0011
神様とのご縁が結べる様にと五円玉を結ぶ

    
   
境内には季節によっていろいろ演出も施されて、参拝信心の晴れやかさと共に日本の伝統文化を再認識する機会にもなり、改めて日本の素晴らしさを体感するのだ。

    
Dsc_0029

   

先月6月1日は花ショウブが境内一面に飾られたが、今月は七夕飾りだ。

   
Dsc_0130
   

願い事を短冊にしたためる。

     
Dsc_0117
     
Dsc_0133

    
    

参拝を終えると、待ちに待ったお楽しみ―朔日餅(ついたちもち)を手に入れること。

   
Dsc_0096

   

毎月趣向を凝らし、季節に合わせたここでしか手に入らないプレミアムな和菓子を頂く。

   

実は、この有り難いお菓子を納品している会社の社長さんとご子息にこの朔日祭を教えていただいたのだ。

   

昨年3月、台湾の台北で福岡県産イチゴ「あまおう」のプロモーションを行った時に、あまおうを使ったイチゴ大福の実演をお願いしたところ一週間の計画で準備していたのが、3日で売切れてしまうといったレコードを作られた時からのお付き合いでいろいろ教えを乞うている方なのだ。

   
Dsc05475_1
てんてこ舞いの忙しさ  台北にて

   
Dsc05595
台湾でも高級イチゴとしての博多あまおうの認知度は抜群

   

自社ばかりでなく、近い将来、九州中の志ある多くの和菓子を世界に広めたいと大きな夢を持っておられることにとても敬服している。

       
とにかく、私は毎月この朔日餅が楽しみなのだ。

         
先月は葛で寄せられた菖蒲餅だったが、今月は特製ワラビ餅だそうだ。

    
Dsc_0088

   

接待所でも無料でお茶と共に頂けるのだが、必ず数箱買い求め、近所の甘党のお年寄りなどに配っている。

  

    

    
そういえば、先月24日、日本産のコメの中国向け輸出が4年ぶりに再開された。

    

わずか24トンのごく少量の第一便ではあるが、これが意味することは予想以上に大きな契機になるだろうと考えている。
   

様々なマスコミ関係者からもコメントを求められた。

   
Dsc01807
北京の大手スーパーのコメ売場

   
   

攻めの農業の本格的な行動開始とも、また新たな摩擦の始まりとも賛否渦巻くニュースではあるが、政府の外交交渉支援の下で、難度高いと言われる中国での販売事業に果敢に挑戦する人がいるということは事実だ。

    

この機会を生かすも殺すも我々の考えと行動次第。

   

折りしも、昨夜の経済新聞では、10年ぶりにコメの国際価格が上昇したと言う記事が目に留まった。

     

もっとも上昇したのは世界の9割を占める長粒種のことであって、日本の短粒種ではないのだけれど、世界的に資源保護、環境破壊、同時好況を背景に穀物相場がエネルギーと同じ運命にはならないとはもう言えないだろう。

    

時間を後戻しして分析することは比較的簡単だ。

    

今後半年、3年後、5年後、10年後の変化を読んで対応することこそ我々日本人に最も求められることだと思う。

    

Dsc_0050
ぽっかり浮き出た満月がとても印象的

    

      

一日(ついたち)零時の心のけじめは、私にとって、時の流れを再認識する絶好の機会にもなっている。

     

    

さあ、朔日餅を頂こう!!

     

変化する東京

      
私は東京と地方と海外の三重生活のような事になっていて、ちっとも落ち着かない毎日だから、生活者としてその土地の深いことはなかなか理解できない替わりに、移動するたびに新たな変化が刺激となって目に付く事も多い。

     
         

特に、ここ数年の東京の変化は目覚しい。
     

東京にどっぷり漬かっていないからそう感じることが出来るのかもしれない。

     
Dsc_5600
有楽町の東京国際フォーラムももう10周年だそうだ

      

これまでバブル崩壊後、20年近くも変化の少ない日本のシンボルのような存在だった東京の街も、改革の声を聞き始めた頃からか、変化が見えてきたように思う。

   

ニュースになるような商業施設や社会インフラの新設・更新もあるし、住民生活、ビジネス上のソフトインフラや新しい習慣などにも変化を感じる。

   

六本木、丸の内、新橋、品川、川崎など、すっかり変わっていてどこにそんな余地があったのかと驚いてしまう。

   

停滞感著しい地方とは対照的だ。

  
Dsc_5620
春の嵐の丸の内オフィス街を歩く

     
Dsc_5846
東京の真ん中でも青葉が美しい季節

     
     

トピックといえば、やはり4月27日にオープンしたばかりの「新丸の内ビル」だろうか。

    

薫風香る中、さっそく見学に行ってみた。僕もかなりミーハーか?

     
Dsc_5823
新丸の内ビルディング外観

     

テレビなどを見ていると、駅前商業ビルのオープンぐらいでそんなに騒がなくても・・・と内心思っていたが、足を踏み入れたらいやはや驚いた。

  

連休明けの平日の午後だったが、見学利用者でごった返していた。

    
Dsc_5788

    

百聞は一見に如ずだから多くは説明しないが、単なるトレンド情報だけでなく、テナント企業誘致の真骨頂を観た気がするし、情報発信力、統一感の演出など感じる事が多かった。

         
      
Dsc_5778

  

また、レストラン街もかなりのフロアスペースが割かれていて、これまで高級SCと言えば最新ファッションや高額商品がメインだった構成も、フード関連産業の進化ぶりを見るようで興味深かった。

     

はじめはセレブな施設やテナントの個性ある演出に目を奪われていたが、そのうち気になりだしたのは来訪者の姿である。
     
        
確かに、丸の内地区だからエリートビジネスマン、OLはもちろんのこと、各フロアをそぞろ歩く来訪者の多くが「イカした」人たちなんである。

      
Dsc_5700

           

特にカッコいいミドル、シルバーの人たちが目立つ
   
      
外来語はあんまり好きではないのだが、中年、初老と漢字で書くのと少し感じが違うから、やっぱり片仮名でミドル・シルバーとした方がしっくりいくような、そんな人達なのだ。
        
    
平日だからかもしれないが、とにかくここが東京の違いなんじゃないか、と考えてしまう。

       
     
僕も20代の約10年間、隣の大手町に勤務していたのだが、とうとうこのセンスを身に着けることなく、今に至ってるのが物悲しい・・・。

      

センスいいよなァ・・・
    

と思う人たちが、結構いるのだ。

      

子供・ペット連れでは行けない大人の男女の空間、ファッショナブルなシニアの空間を演出しているのは、施設だけでなく、そこに集う人たちそのものだ。

    

このような新感覚は、あっと言う間に香港や台湾など東南アジアの大都市にも伝播することだろう。

    
       
Dsc_5772

フロアのラウンジスペースから東京駅を眺める

     

それにしても、ファッションや行動のセンスの良い人たちというのは、きっと情報感度がいいんだろう。このようなホットポイントが出来るとすぐに体験にやって来るのだ。

     

人が一杯で面倒だ、ミーハーな感じがして気が進まないと感じているあなた、旬の話題のスポットに一度、意を決して足を運んでみられたら如何だろう。

      

もしかしたら、高感度人間に変身できる、・・・かもよ。

         

氷を融かす旅

    
中国の温家宝首相が来日した。

12日の国会での演説でも

「我希望我的這次訪問能成為一次“融氷之旅”」

(今回の訪日が、氷をとかす旅になることを願っています)

と発言した。

       

漢字の国らしい表現で、私たち日本人にも非常に分かりやすいフレーズだ。

      

Dsc000940
    

上下の写真は、2004年に橋本訪中団に団員として参加し、北京・人民大会堂で接見したとき撮影したものである。

    
Dsc000980
     

とても親しみやすく、飾らない理知的な印象だった。

      
    
温首相が今回の訪日前に北京でNHK記者のインタビューに答えて(新華網記事による)

「もし、昨年の安倍首相の訪中が氷を割る旅(破氷之旅)だとすれば、4月の私の訪日はその氷をとかす旅となることを願っている」
    

という発言に続いている。

  

氷と言えば、この5年間ほどの政治セクターの冷めた関係のことを指すのは周知の事実。
    

日本国民の対中感情も大きく変わった。

      
Dsc_2844
北京の街角で

      

しかし、今回の両国首相の相互訪問で、日中関係も新たな展開に移ひとつの契機になることは間違いない。

     

そのひとつの成果として、正式に日本米の中国向け輸出が今夏にも復活することになった。

  

もっとも、戦略的互恵関係と言うくらいだから、当然、わが国も何らかの門戸を開けるはず。

     

冷めても問題だが、熱くなるとまた摩擦も起こすはずだから、気が休まることはない。

   

でもこれは隣国としてはむしろ当たり前のこと。

  

氷が融けるといろいろな事も起こってくるのもまた道理。

    

Dsc_4753
日中間の氷が融けるのを待っているビジネスマンも多い

    

チャンスの側面にも目を注ぎたい。

     

私が中国にかかわった30年の間にも日中関係は何度も大きく揺れた

  

中国の格言にもあるが、「人間万事、塞翁が馬」。

   

「人間」とは正しくは「じんかん」と読み、中国語では世の中、世間と言う意味だ。
   
にんげんという意味はない。
    
   
ちなみに中国では「塞翁失馬」と使う。

    
Dsc_0202
現代の名馬? 上海・南京路にて

     

とかくこの世の禍福は、万事、あざなえる縄のごとし」という感じだろうか。

         
いちいち必要以上に一喜一憂することの無意味さを私は体感している。

        
    
Dsc_9986 上海の街角にて

    

この読者の皆さんは、中国に対して好き・嫌い、友好・不信の想いもあると思うが、私は一応、この国を含めたアジアを舞台にビジネス支援をする仕事人として、中国の事はもちろん嫌いではないが、好きだ、骨まで愛してるという感情なども特段ない

   
淡々とした想いで臨んでいる。 

    

中国ビジネスにかかわって2年目の24歳の時にこれを自覚した。

    

    
物事は常に変性流転し、相対的である。無為自然で臨め」とは、
20年前、私の中国人の老師匠にコンコンと諭された処世訓だ。

    
     
Dsc02479 江蘇省で

     

彼は戦前戦後、そして文革、改革開放をたくましく生き抜いていったネアカな鉄人である。

      
中国も中国人も奥が深い。
     

いつまでも果てることなく興味が湧く。

       

3度目の節目

   

今日から四月

  

新しい年度を迎えた。

   

関東以西は各地で桜の花が満開で
視覚的にも気分一新にひと役買っている。
   

Dsc_8625

 

結局はこの時期に無事、満開の桜を愛でる事ができたが、
今年は桜の開花予想では、直前になって不安になったりもした。

   

Dsc_8160

   

ずっと記録的な暖冬で、
3月半ばになり、開花予想が出た後になって
厳しい寒さに見舞われるなど、
本当に気象変化の複雑さにはかなわない。

      

Dsc_8156佐世保・中央公園

      

開花予想ですらそうだから、実際に自然に働きかけて従事する一次産業の難しさを感ぜざるを得ない。

    

とはいえ、この時期に帳尻が合うことの不思議さも感じながら、春の到来を喜んでいる。

    

Dsc_6691
Huis ten bosch

    

年の初めの正月と
仕事柄で縁の深い旧暦正月(中国春節)に加え、
4月の新年度の3回もリスタートを切れるのは、何事も三日坊主に終わる私にとって、とっても有り難い節目だ。

    

Dsc_7249

         

何かと億劫な寒さもなく
ただただ前だけを向いて新たな一歩を踏み出せそうだ。

   

Dsc_6998

    

この時期、入社、転勤、転任などで文字通り新たなスタートを切った方も大勢おられることだろう。

   

日本、いや日本人は、昨年ごろから明らかに変わってきている。

    

新しいことに挑戦することをワクワクしながら行動している人たちが急増していると感じているからだ。

   

Dsc_7153

 

これからの10年がとても楽しみになってきたのは、ひとり私だけではないと思う。

      

Dsc_8666 My small garden

         

      

昨年の農産物輸出実績

          

昨年(平成18年)の農林水産物の輸出実績(速報値)が公表された。

         

農林水産物全体の輸出額は対前年で+13.0%増加し
3,741億円になった
という。

    

このうち
農産物は+9.9%増加し1,947億円
林産物は-1.5%減少し90億円、
水産物は+17.7%増加し1,703億円となっている。

      

輸出先上位国・地域は、
     
1位が米国で662億円、2位が香港で610億円、3位が中国で585億円、4位が韓国で493億円、5位が台湾で408億円、6位がEUで192億円、7位がタイで188億円、8位がシンガポールで84億円の順。

   

近年中国の伸びが目立っているようだ

       
近年輸出額が増加している具体的な品目としては、

(援助米を除く)(4億円、13年比+497%)
ながいも(18億円、13年比+172%)
りんご(57億円、13年比+929%)
もも(4億円、13年比+4,558%)
緑茶(31億円、13年比+266%)
菓子(100億円、13年比+163%)
丸太(4億円、13年比+662%)
さけ・ます(177億円、13年比+452%)
さば(127億円、13年比+2,478%)
かつお(50億 円、13年比+205%)
ホタテ(102億円、13年比+186%)
    
などが挙げられている。

       

5年前に比べて大幅に伸びている品目があることがわかる。

   

絶対額で言えば、これからの品目が多いが、
昨年、全国の挑戦者たちが努力した成果も含まれる。

        

瞬間風速でなく、着実な実績となって欲しい。

   

(資料出所:農林水産省国際部)

      

正月の大フィーバー(その1)

         

中華圏では、新暦の1月1日ではなく
伝統的に旧暦正月を祝う習慣がある。

   

今年は2月18日が旧暦の元旦に当たる。

         

Dsc_0676
上海の目抜き通りで

     

出身地を遠くはなれ都会に仕事に出たり、
移民や仕事・留学のために世界中に散っている家族たちも
この季節は生まれ故郷に集合するのだ。

     

Dsc_7445
香港の花屋で

        

旧正月(春節とも呼ぶ)の一週間前となると、中国・香港・台湾などどの都市も歳末の買い出しで街中ごった返していた。

   

Dsc_6284
台北の市場で

      

感覚としては、普段の週末の混雑のそのまた2倍という感じだろうか。

     

Dsc_3614
台北の店先で

   

Dsc_4153
めでたい言葉を掲げる  台北

      

一気に街のいたることころに正月の飾りつけが施され、
中華圏ではおめでたい色である朱赤色の装飾でイッパイになる。
      

Dsc_6124
ホテルでもこのとおり  台北で

    

Dsc_7306
香港でも

   

Dsc_4392_1 
下着ショップもこの時だけは赤一色・・・  上海で

   

商店ではギフト用の商品が高く積み上げられ、
増員された店員やアルバイトが声を枯らして売り込んでいる。

    

Dsc_6551
台湾の正月用品(年貨)市場で

   
Dsc_8537

香港の百貨店でも売り場が一変する

      

豪華に見えないギフトは売れないから
パッケージの色も派手になる

   

Dsc_5791
日本とは明らかに色使いが違う   台湾にて
          

        
もちろん中身も重要だから、日本製の食品や飲料、酒類、健康食品も健闘しているようだ。

    

Dsc_5782_1
台湾中部の高級店にて

     

この時期に大いに高額商品が売れるのだ。

   

また、飾り物や食べ物などの正月用品を中国では「年貨」と呼び、庶民はこの時とばかりに抱えきれないほど買い込む。

   

Dsc_5775
台湾ではあちこちで「年貨大街」が設けられる

     

Dsc_5982
正月飾りの屋台が沢山でる  台北

   

Dsc_4796
おつまみ、キャンデー、ナッツ類も食品の年貨

  

Dsc_6467
鮮やかな色が眩しい台湾の正月飾り

  

Dsc_6438
カゴ一杯に買い込む  台北

  

Dsc_7328
ポチ袋だって年貨   上海で

    

待ちに待った年一度のイベントだけに家族みな賑やかで楽しげでもあるが、日本と同様、慌しくて大変だ。

  

Dsc_4832
コンビニでも  上海

   

師走”に類するような言葉はないのだろうか?

    

Dsc_6258
香港の花屋で

     

Dsc_9875
上海のホテルの装飾

     

    

車販売でも日本を抜いた中国

   
新年早々、あるニュースに目が留まった人もあるだろう。

    

昨年の中国での自動車販売数が日本を上回ったという記事である。

   

070207jutai
上海にて

    

中国汽車(自動車)工業協会の発表によると、
2006年の中国製自動車販売台数が、前年比25.1%増の721万6千台だったと発表した。

    

輸出を差し引き、輸入車を加えた正味の国内販売台数は約715万台で、日本の約574万台を抜き去り、堂々の世界第2位の市場となった訳だ。

   

070207jutai1

   

今年は800万台を越える見通しとされる。

    

ちなみに、米国は1,655万台と圧倒的な自動車大国だが、中国が1000万台の大台に乗るのは、上海万博が開催される2010年には実現しそうだ。

    

参考までに、中国の昨年の生産台数は、前年比27.3%増の728万台で、ドイツを抜いて、アメリカ、日本に次ぐ世界第3位になったとみられている。

    

070207hw
空港を結ぶ高速道路

     

     
今回も、上海の浦東国際空港から市街につながる数十キロの高速道路沿いにそびえる大型の広告は世界各国の自動車のものばかり

     
070207k
日本車

070207k1
ドイツ車

070207k2
アメリカ車

070207k3
韓国車

    

少し前までは、工業開発区や不動産の広告が多かったはずだが・・・。

        

街を歩くと自動車の洪水だ。
   

     
070207jutai2

       

観ているだけなら壮観な眺めなのだが、
実際にビジネスで移動するとなると、街中渋滞だらけでまったく時間が読めなくなってしまった。

  

070207toho
歩いた方が早い??

    

中心街では、移動手段としての自動車はもう期待できなくなりつつある。
   

070207hyoji
昼間は慢性的な渋滞の上海  

    

90年代のタイのバンコクを思い出させる。

  

また、夕方にもなるとタクシーも拾えない。
   

070207image

   

タクシーの台数は結構ありそうなのだが、市民が移動の足として気軽に使うようになり、繁華街などでは奪い合いなのだ。
     
バブル時代の新宿や渋谷がそうだった。

    

070207line2  

       

また、以前の中国は、一定の訓練を受けた職業運転手ばかりだったが、今は普通の市民が運転するようになったから、交差点や車線変更などで危なっかしいこと極まりない。
   

070207line

      

もちろん排気ガスのことを考えると大気汚染や温暖化のことが心配だが、日本人や欧米人ならいいが、中国やインド、ロシアの市民が自家用車の便利さは享受してはいけないという理屈はないはず。

   

070207cont

 

なんとか技術革新で環境対策を急ぐべきだろう。

  

070207stp

   

自動車や住宅は、経済牽引の役割を果たすものであり、その国の経済力を如実に反映している。

          

    
中国にもいよいよマイカーブームがやってきたようだ

   

070207show1

上海の高級ショッピングモールでは、新車のプロモーション活動も。

    
ライブ演奏も花を添える・・・

070207show

    

市民のライフスタイルも大きく変化していくことだろう。

    

070207koka

   
中国の車社会はどこへ向かうのだろうか?

              

フレーッフレーッ宮崎!

        

昨年末から、
にわかに全国的に話題を独占しているかのような宮崎県

    

近所のデパートで、面白い商品を見つけた。
    

070128manma

       

撮影したのは、あの東国原知事が当選した翌日だから、
偶然の産物であって、
受けを狙って作られたものではないだろう。

   

そのまんま食べられる金柑

  

実は、私も一年前、宮崎・日南市を訪ねて、
そのまんま口に放り込める完熟キンカン「たまたま」の存在を知り、
いっぺんにその虜になったのだ。
   

070128kinkan
キンカンの樹

   

一本の木に2%しか出来ないといわれる
直径3.3センチ以上で、糖度が16度以上あるものを厳選したものだけが「たまたま」と呼べるのだ。

   

余りに貴重なので普段私の口には入りません。

   

070128house
キンカンのハウスの中

   

すでに香港や台湾の高級店や卸売市場では
宮崎産の完熟キンカンが売られていた。

   

070128twn
台湾の市場で売られていた宮崎キンカン

   

台湾では、やはり咳止めや喉に良いと言われており、
これからの時期、たくさん市中に出回る。

   

070128tea
台湾の夜市でキンカン茶を注文。「ホットにする?それともアイス?」
      

また、「金」や「吉」という字が当てられるので、縁起物としても広く珍重されている。

       

それにしても、安心して「そのまんま」生で口に放り込める
宮崎のキンカンは素晴らしい。

  

最近、有名になった夏の宮崎マンゴーもいいが、
真冬の宮崎キンカンもスゴイと思う。

    

2月が最も美味しいとされるそうだが、
今から楽しみだ。
   

070128kinkan2
あと40日ほどで完熟する・・・

     

もうひとつ、これから3月にかけての季節、美味しくなるフルーツと言えば、「日向夏」がある。
   

070128natu
     

白い皮をつけたまま切って食べるのは結構有名だが、甘い刺身醤油をかけて食べるとイケることを知っている人は少ないのではないだろうか。

     

このような食べ方、海外でも通用するかなあ?

        

また、宮崎と言えば、「切り干し大根」。

美味しいですよね。

寒干しの風景は有名だ。

    

070128kiri2

   

070128kiri

   

夏は葉タバコの畑が、冬は大根畑となるそうだ。
     

延々と続く、干し大根の風景は
農業県宮崎の風物詩。

    

見事と言うほかない。感動ものだ。

   

そう言えば、台湾では、
切り干し大根を硬く戻したものに卵にとじて焼いた卵焼きが
とてもポピュラーな家庭料理だったはずというのを思い出した。

  

早速、台湾で売ってみてはどうだろうか・・・
      

    

道中、カブを集荷している現場に遭遇。

    

070128kabu
      

寒いのに冷たい水でしっかりと洗っているので、大変だなあと思っていたのだが、話を聞けば、結構汗だくなんだそうだ。

   
それはそれで大変な作業だ。

    

今、宮崎県は、清武町と日向市で鳥インフルエンザが発生し、大変なことになっている。

    

全国的にも有名な宮崎鶏が、このような被害に遭うなんて信じられない。

   

070128pat
清武町付近の道路には県警のパトカーが出入りの車をチェックしている

    

風評被害が無く、一日も早く元の状態に戻ることを祈っている。

    

070128point

    

早速、新知事の手腕が試される時が来たが、現場では多くの方々が、県民・国民の安全のために奮闘している。

       

がんばれ宮崎! 
     

そして海外にも、太陽に様に明るく元気な宮崎を売り込んで欲しい。

      

070128apt
いつ行っても陽光降りそそぐ宮崎空港