昨年末から、
にわかに全国的に話題を独占しているかのような宮崎県。
近所のデパートで、面白い商品を見つけた。
撮影したのは、あの東国原知事が当選した翌日だから、
偶然の産物であって、
受けを狙って作られたものではないだろう。
そのまんま食べられる金柑
実は、私も一年前、宮崎・日南市を訪ねて、
そのまんま口に放り込める完熟キンカン「たまたま」の存在を知り、
いっぺんにその虜になったのだ。
キンカンの樹
一本の木に2%しか出来ないといわれる
直径3.3センチ以上で、糖度が16度以上あるものを厳選したものだけが「たまたま」と呼べるのだ。
余りに貴重なので普段私の口には入りません。
キンカンのハウスの中
すでに香港や台湾の高級店や卸売市場では
宮崎産の完熟キンカンが売られていた。
台湾の市場で売られていた宮崎キンカン
台湾では、やはり咳止めや喉に良いと言われており、
これからの時期、たくさん市中に出回る。
台湾の夜市でキンカン茶を注文。「ホットにする?それともアイス?」
また、「金」や「吉」という字が当てられるので、縁起物としても広く珍重されている。
それにしても、安心して「そのまんま」生で口に放り込める
宮崎のキンカンは素晴らしい。
最近、有名になった夏の宮崎マンゴーもいいが、
真冬の宮崎キンカンもスゴイと思う。
2月が最も美味しいとされるそうだが、
今から楽しみだ。
あと40日ほどで完熟する・・・
もうひとつ、これから3月にかけての季節、美味しくなるフルーツと言えば、「日向夏」がある。
白い皮をつけたまま切って食べるのは結構有名だが、甘い刺身醤油をかけて食べるとイケることを知っている人は少ないのではないだろうか。
このような食べ方、海外でも通用するかなあ?
また、宮崎と言えば、「切り干し大根」。
美味しいですよね。
寒干しの風景は有名だ。
夏は葉タバコの畑が、冬は大根畑となるそうだ。
延々と続く、干し大根の風景は
農業県宮崎の風物詩。
見事と言うほかない。感動ものだ。
そう言えば、台湾では、
切り干し大根を硬く戻したものに卵にとじて焼いた卵焼きが
とてもポピュラーな家庭料理だったはずというのを思い出した。
早速、台湾で売ってみてはどうだろうか・・・
道中、カブを集荷している現場に遭遇。
寒いのに冷たい水でしっかりと洗っているので、大変だなあと思っていたのだが、話を聞けば、結構汗だくなんだそうだ。
それはそれで大変な作業だ。
今、宮崎県は、清武町と日向市で鳥インフルエンザが発生し、大変なことになっている。
全国的にも有名な宮崎鶏が、このような被害に遭うなんて信じられない。
清武町付近の道路には県警のパトカーが出入りの車をチェックしている
風評被害が無く、一日も早く元の状態に戻ることを祈っている。
早速、新知事の手腕が試される時が来たが、現場では多くの方々が、県民・国民の安全のために奮闘している。
がんばれ宮崎!
そして海外にも、太陽に様に明るく元気な宮崎を売り込んで欲しい。
いつ行っても陽光降りそそぐ宮崎空港
田中 豊
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東国原知事(そのまんま東)について
元タレント、そのまんま東知事、まいにちTV出てますね。
自民分裂のおかげで通っちゃったみたいなとこありますけど。 どこまでがんばれるか?こうご期待ってとこですかね?