自分にムチ打つ

             
久々のアップとなってしまった。
     

申し訳ありません。

    
     

弁解をすれば、
実は新年明けて1月6日より毎週、海外に一回、国内に一回と出張を繰り返しており、海外には駆け足で延べ9都市を周り、金融危機後の経済動向、旧正月商戦の推移、新たな注目すべき動きなど情報の収集・発信をしている。

   
この活動を4月中旬まで続けるつもりである。
                         (体力・気力を鍛えなきゃ。)
                          
          

      
Dsc_2441
春節前でごった返す香港・ネイザンロード (1月)

    
       

中国・東南アジアの各大都市でも予想に違わず、どこも景気が急減速しており、いまだ底が見えない不透明感が漂うが、その中でもビジネスマンや市民たちが懸命の復興を模索している姿をあちこちで見かけた。
   

    
Dsc_5072_2
目抜き通りでも、数多くの空き室が目立つ   台北 (2月)

    

        
一方、国内でも、今年は年明け早々全国各地で、地域活性化、農商工連携、海外チャレンジ等積極的なテーマをもった事業が展開されており、毎週本当に多くの元気な皆さんとの新たな出会いや再会に興奮しっぱなしである。

       
        

先10日、沖縄県那覇市で、農水省の委託事業である輸出オリエンテーションの会が開かれ、単独県での開催としては円高・不況という時勢にもかかわらず、多くの「ニッポンを売る!」マインド一杯の事業者の皆さんが一堂に集まり、海外バイヤーとの間で積極的な交流が展開された。

   
Dsc_9256
       

     
Dsc_9266_2
那覇でも積極的な商談・情報交換が行なわれた

      
Dsc_9780_20
“輸出商品発掘会” 皆さんショートプレゼンが上手
      
    
    

       
Dsc_9744
沖縄の恵みを・・・

    
      

このように内外で懸命の景気の建て直しに、多くの官民元気人たちがアクションを起こしているのだが、毎週帰国するたびに日本の報道に接すると、国会での高級官僚の天下り問題やら不正問題の暴露のようなものばかりで、この大切な時期に経済通と言われる総理大臣が何のビジョンも示せないでいることに、本当に憤りを感じている。

       

       
僕らは百年に一度のチャンスだ!と叫んでいるのに、下を向きっぱなしの国民とよそを向きっぱなしの上部構造の姿を観て、違和感を通り過ぎ「ああ、またこのまま20年を無駄にするのか」、と
ため息が出てしまう。

   
    

もう一律バラ撒き、政策下賜の時代はとっくに終わっているはず。

           
       

小さなこと身近なことでも、自分でアイデアを見つけ、仲間を集め、アクションを起こしていく人たちにしかチャンスも支援も巡ってこないことは明白。

       
         

変わるべきは政治や行政でもあろうが、

私たち国民が今こそチェンジしよう。

       
        

一部の条件に恵まれない方々を除いて、政治や行政は活用するものであり、依存するものではないゾ。

     

Dsc_6591
高雄港(台湾)を高台から望む (2月)

               

     

   
ピンチの時こそ、その人の真価が明らかになる。

     

いま、前を、上を向いて、自らの足で歩み出している人は輝いている。

      

Dsc_4109
マカオにて (2月)

                

      

暴風吹き荒れる世界(その2)

    
(先回から続く)
        

台風「黒格比」(ハッカビー)と共に、アメリカ・ウォール街から来襲した「リーマンショック」が、アジアのグローバル化先進地である香港を襲った。  

    

この日、香港の株価指数であるハンセン指数が700ポイント近く急落。

    

リーマンブラザーズの個人向け小口債権を買った市民たちが決起に集結したり、風評により、ある有力銀行の取り付け騒ぎが起こったりして終日混乱した。

   
Dsc_7419_2
風評の大きさを知る

     

銀行の取り付け騒ぎはその後も数日続いたが、
報道によると1997年のアジア通貨危機で銀行倒産に追い込まれた時以来ということである。

   
Dsc_7420_2

        

     
また、もうひとつメラミン入り粉ミルク問題が火を噴いた。

    

まず小さな子供を持つ家庭で混乱が起こり、政府が指定病院・保健所での腎臓結石等の無料検診を発表したところ、多くの親子連れが検査に訪れ大混乱した。

    

関係の病院にも足を運んでみた。
    
   
心配そうな親子の表情、時折泣きじゃくる乳児など緊張感が伝わる。 ※報道人や写真家ではないので、さすがにカメラを向けることは出来なかった。

     

その後、菓子や加工食品、業務用食材、外食メニューなどから次々とメラミン検出の報道が相次ぎ、日本の比ではない食品パニックが起きている

    

事は乳幼児の食べ物ということもあり、中国大陸産食品の安全性に対し、決定的な不信感を増長させる事件となっているようだ。

   

日本産粉ミルクが引っ張りだこになったりプレミアムがついているが、現地のプロの流通マンは、日本の畜産業の現状、原乳等の供給が決定的に少ないことも知っている。
     
今はデンマーク産やニュージーランド産も打診している業者もいる。

   

それにしても日本製品の安全性に対する海外の信頼度の強さを改めて知らされた

   
国内の消費者同様、海外の消費者も日本産を求めているのである。

むしろ、より高い価値を認めているようにすら見える。

    

Dsc_6768
香港でも秋果実が並び始めた。甘柿は人気。

   
Dsc_6794
日本種のかんしょ(サツマイモ)も香港ではすっかり定着

          

      

金融危機の方は、まだほんの始まりに過ぎない。
      

僕はつい2週間前にNYCウォール街で生の声を聞いたばかり。
      

香港でも、まだ債権や保険など直接米国産金融商品を購入した人だけが騒いでいるが、これから地元金融機関のリストラや減給、もしかしたら再編劇も十分に考えられ、これが製造・サービスなどあらゆる産業に波及し、長期の消費不況、高額商品の敬遠などの状況が予測される。

   
    
Dsc_7152_2
「ウォール街時代の終焉」と大見出し  蘋果日報経済面から

     

一方で、日本以上にアジア各地では中国産商品への不信、日本ブランドへの要求がより強まる傾向もあるだろう。

    

これからはますます、日本国内、香港、台湾、シンガポール、中国など全世界の経済・金融情勢の行方を固唾を呑んで注視し、果敢にチャレンジすることでのみ、自らの生きる道を切り開くことができるのだ。

      

        

金融も農業も、今静かではあるが日本は海外から求められているとみて良いと考える。

      

今こそ、内向きにならず、世界に拓くべし、 だ。
                            
                             (シリーズ終わり)

   

    

Dsc_6146
香港は食糧自給率ほぼゼロ。
一人当たりGDPは日本に急接近している。

   

    

歴史の大転換点の現場に立って

       
先々回の9・11グラウンドゼロ編に続き、
2度目の臨時ニューヨーク編を。

      

ブラジルからの帰路も僕は再びニューヨークに滞在したが、その間ロンドンと並ぶ世界金融の心臓部ウォール街のアナリストと面談していた。

    
Dsc_2151

   

面談の時の僕の問題意識は、サブプライム問題の実像と大統領選挙の動向を現場の声で感じることだった。

     

そのアナリスト氏は、多角的な観点から様々な観測を披瀝してくれたが、結論としてはサブプライム問題の実相は、報道で言われているような生易しいものではなく、根も深く長期的な影響を世界にもたらすほどの深刻なもので、もしかしたらブラックマンデーに匹敵する混乱もありえると声を荒げていた。
              (あくまで当人の個人的観測であることを予めお断りしておく)
              
         

Dsc_2185
ニューヨーク証券取引所(NYSE)の入口    
     
     

その面談から、わずか10日も経っていない日本時間9月16日に、アメリカ証券業第4位のリーマンブラザーズの破綻、そして17日には米保険最大手のAIGの公的支援が発表され、世界を震撼させた。

     

15日のアメリカの平均株価だけ観れば、確かにブラックマンデーの時と同じ500ドル超の急落となり、そのとおりとなってしまった。
     

もしかしたら当のアナリスト氏本人がビックリしてるのかも知れない。

   

   Dsc_2172
   アメリカ経済に赤信号が燈ったのだろうか? 

   

僕も日本に帰国した後、講演の機会や知人に会うたびにアメリカのサブプライム問題は予想以上に深刻だという見解があるということを伝えていたのである。
    

    

アメリカ(米国)金融危機と三笠フーズの汚染米流通問題というふたつの「米」問題がわが国を揺るがせている。
    

    
Dsc_2505
一方的なクライシス(破壊)だけは御免被りたい

    

僕は、資本主義社会である以上、金融の果たす役割は大変重要なものと認識しながら、複雑な金融工学を駆使した大量の資金が利ざやを求めて瞬時に世界を駆け巡るというバーチャル経済の過度の膨張には一貫して慎重な観方をしている。

     

このブログでも何度か訴えているように、知恵を絞り、汗を流してモノを作り、これを売っていくという実体経済の主人公が真に報われる社会を再構築しなければ、地球環境が破壊される以前に経済社会全体が破綻してしまうんじゃないか、と心から憂いている。
    

      

天然資源である石油ですら、リーマンショックの報道から100ドルを割り込んで軟調である。振り返ってみれば価格の乱高下ではないか。

    

     Dsc_2396
この日も株価が下がり、経済ニュース解説番組をライブ収録していた

      

そのために世界中の生産者・流通業者・サービス業者、そして消費者が被った有形無形の損失は計り知れない。

    
    
           

僕はニューヨークのウォール街に自分の足で立ってみて、
次の10年に向けた新たな志を立てたその直後に
歴史的転換点ともいえるこの大事件に今、遭遇しているのだ。

     

    
Dsc_2597
世界はさらに進むべきか、それとも一度立ち止まるべきなのか?

    

     

南端から北端へ

       
二日前に上海から帰国して、その日は早朝から新幹線つばめ号鹿児島に出張。

     

       
Dsc_3077
大河ドラマ篤姫バージョンのつばめ号

    
     

もう禁句である“暑い”を通り越す、暴力的な天候だ。

でも、この時期当たり前か…。

      
Dsc_1415

      

桜島が今日はひときわ男性的に見えた。
     

Dsc_1456

      

     
Dsc00511
思わずニンマリしてしまう焼酎のラインナップ

       
Dsc_2939
種類の多い鹿児島産サツマイモ -改めてその凄さに驚いてしまう

        
 

鹿児島の人はシロクマを喜んで食べる???

    
Dsc_2820
     

暑い時はこれが一番!

            

      

   Dsc_2533
    現代の篤姫たち???

     

      
午後5時までミーティングのあと、鹿児島空港からなんと挑戦的にもそのまま札幌へ向かった。

    
       

羽田では乗り継ぎ時間0分という綱渡りで、しかし、なんということなく新千歳空港に無事到着。

        

        
しかし、だ。

    

最近特に頭の回転が鈍くなっている上に、さっきまで桜島を拝していたら、もうまもなく時計台???

    
   Dsc_4103

       

  オツムがまったく切り替わらないッ。
         

          
札幌駅に降り立ったら、街全体がクーラーが効いているかのような爽やかさ。 23℃くらいじゃなかろうか。
      

    
Dsc00564

      
    
家路に急ぐ札幌のサラリーマンは、お付き合いでクールビズにしてるんじゃないかというくらい。

        

        
駅前でも、大通公園でも、ドでかいビアガーデンで何百人という若い男女が盛り上がっているじゃないか。
           

        
Dsc01072

        

       
こんなに外が快適なら、きっと夏バテ知らずなんだろうなあ。

            

Dsc00571
     

しゃぶしゃぶをつついているグループも大勢いる!!!

    

    

狭い日本。そんなに急いでどこへ行く

などというが、これで結構広いのかも。

     
    

急いでやって来た分、感動もひとしおだ。

   
一粒で2度美味しい一日だった。

                              (次回に続く)

交易拠点都市の新アジア戦略

           
福岡最大の夏祭り「博多祇園山笠」のフィナーレである追い山が15日早朝に行われた。

      
Dsc_0067_2 Dsc_0038_2
画像は昨年の様子。今年は参観する時間が取れなかった。残念・・
今年の模様は盟友ブログ「
博多っ子の元気通信」を参照されたい。http://blog.livedoor.jp/luckymentai/archives/cat_1466542.html
       
        

       

その翌16日、福岡市で「アジア戦略アドバイザー会議」が開催された。

   
Dsc_3244_2
福岡市庁舎
    
Dsc00421_2

    
   

Dsc00423_3この日、吉田宏福岡市長、副市長をはじめ、市の経済・国際担当幹部の 方々と共に、九州大学の教授2名、アジアビジネスに精通するコンサル社長と私“ニッポンを売る!”の計4名がアジア戦略アドバイザーとして一堂に会し、約2時間にわたって福岡市の新たなアジア経済・ビジネス交流戦略について意見を交換した。      冒頭挨拶する吉田市長

        

       

福岡市は1970年代からアジアとの経済文化交流を市政戦略の柱としている政令市で、中国の広州市との間で姉妹都市(友好都市)締結が行われ、来年ではや30周年を向かえる。

  
最近は韓国プサンや中国上海・大連との都市間交流にも実績が上がっている。

      

この間、福岡市はアジアゲートウェイ都市、国際交流拠点都市、東アジアのマルチクロスポートなどのスローガンを掲げ、積極的にアジア各地との経済文化交流事業の実績を積み重ねてきた。

    
Dsc_3125
博多港アイランドシティー深水バースで荷役する大連船籍のコンテナ船
       

    

考えてみれば、古代では大陸文化吸収の拠点であり、中世には交易の窓口であったことから、ある意味当然なのかもしれない。
      

       
福岡市が日本発祥とされる事物には、稲作農業、禅宗、茶、饅頭、そば・うどん、そしてセーラー服まであるとされる。

      
        
Dsc_3349
現代の商業の中心  -天神地区

       
       
言ってみれば、「新しいもん好き」の風土があるのだ。

      
    

Dsc_3155
福岡(博多)のシンボル的な風景 -中洲
    

昨今、日本の外交、通商のパートナーが欧米に加えアジアの比率が高まるにつれ、その意義はますます強まっていくことだろう。

   

    
日本の沿海各都市が、そろってアジアとの交流拠点・窓口を標榜している今、先行・福岡市はさらにステージアップされた新らたなアジアとの経済交流のコンセプトを打ち出す方針だ。

     

福岡市は以前から結構「住みやすい街」として、国内だけでなく海外からも評価されている。

    
   

Cover15 最近も、イギリスの情報ビジネス誌である「MONOCLE(モノクル)」の7月8月合併号で「世界で最も暮らしやすい25都市」ランキングで、福岡がショッピング部門で第1位、総合でも17位に選ばれた。
    
(画像は福岡市公式サイトから引用)    

               

ショッピング部門で世界一というのは正直驚いたが、日本からは東京(総合3位)、京都(同20位)と並んで3都市がランクインしている。

      

ちなみに、総合1位はコペンハーゲン、2位はミュンヘンだったという。

     

どういう基準なのか定かではないが、世界的には知名度の低い福岡市がランクインしたことは嬉しい限りだ。

      
   
今後、どんどんニッポンを売り込んでいくためにも、ここ福岡市は「プロモーションシティー」として商流・物流の拠点の役割が期待されること、

そして、アジア各国の人たちの日常的なライフスタイルの一部に福岡がその快適な空間やサービスを提供する街になることを戦略化して欲しい事を、この日の会議で提起させていただいた。

      

   

10年ワイドの都市戦略を練るということは極めて高い構想力、イメージする能力が求められことを実感した。
      

     
アクション重視が伝統の福岡市が打ち出す新たな戦略に注目だ。

   

     
Dsc_3132

    

    

動く沖縄

   
の季節。
    
もうひとつは春の選抜高校野球の季節でもあるが、
今年は沖縄尚学高校が9年ぶり2度目の優勝を飾った。
    

Dsc_1102
この時はまだ甲子園大会の真っ最中。   ゆいレール駅で

     
   
ここ数年、沖縄県勢の強さが目立っており、
すっかり強豪勢のひとつとなった。

    

さて那覇市で農林水産物等の海外輸出促進に関するセミナーが開催された。

   
Dsc_0866Dsc_0905
移転したての新庁舎が会場に

   

講演では沖縄県物産公社の名城開発部長さんからの輸出への取組みが紹介された。
   

物産公社はわしたショップの展開で全国的にもよく知られており、県産品と文化を世界に広めたいという理念のもと、海外輸出に対してもすでに取組みを始めている。
     

海を越えて本土各地での沖縄県産品の販路開拓事業を通じて
すでに十分に実務的で、ビジネスとして組織的に動いているだけに
極めて実践的な哲学、戦術論を聞くことが出来た。

   
Dsc_1101
那覇・新都心はこの日も抜けるような青空が広がる
    

沖縄県の事業者は何処も事業規模があまり大きくなく、
また生産基盤が弱いから組織的な量産体制がとれないと
あくまで冷静だが、その弱点を果敢なアクションに変えて
機動的なビジネス実践の経験を長年にわたり積み上げているのである。
    

海外輸出の動機や背景は地域によって異なっており、
これをきちんと捉えた戦略構築の重要性を改めて認識した。
     

4月のもうひとつの話題と言えば、
3日から那覇―香港間に定期航空路線が開通したこと。
   

聞けば、昨年来、香港からのチャーター便利用の観光客が増加していたのだそうだ。
   

きっと貨物需要も増えることだろう。

   
Dsc_0797
この日も生花が積み込まれていた
    
Dsc_0815

       
また、今年からいよいよ那覇空港をアジア向けの国際航空貨物の中継ハブ空港(マングースが天敵のあれじゃないよッ!)として整備される構想が始まることもあり、これからますます沖縄から目が離せない

   

Dsc_0825
那覇空港ターミナル内

      

アジアに近い!

      
昨年11月から全国各地で展開されていた農水省主催の農産物輸出支援事業である「輸出オリエンテーションの会」もいよいよ最後のブロックである九州地区でも熊本市で開催された。

  
Dsc_4094
会場となったホテル

       
九州地区だけが唯一、越年開催となり、
特に中華圏での旧正月商戦後のタイミングであったにもかかわらず、九州全県から180名を越える多数の参加者を集め、商品の出展者もおそらく全国で一番多かったのではないかと思われる。
     

海外からの招待バイヤーも、中国、香港、台湾、シンガポール、中東、ロシア、欧州と多彩を極め、日本側の輸出者にとっては相当の情報収集、人脈構築に貢献したのではないだろうか。

          
事前準備の周到さや時期タイミング、企画進行など関係者の尽力大であることに加え、アジアに近いという環境が、日本側輸出チャレンジャー、海外側バイヤーともに積極的な意識醸成も背景に、この数年は非常に活発な動きが展開されているように思う。

      
午前のセミナーでは、中国、台湾、シンガポールからの招待者が「消費者思考と定番化」というテーマで最新の消費動向や継続的な輸出のための的確な提言を行なった。

   
Dsc_4156
     

コーディネーターの櫻井研先生による専門的でも平易で、歯切れの良い進行で、充実したパネルディスカッションとなった。

     
   
午後は、まず「発掘会」と銘打った試食会を兼ねた出展者によるプレゼンテーションが行なわれる。

   
Dsc_4185
     

とにかく参加者が多く、会場中で自己紹介やアピールを行なうから、もう「積極的」を通り越し、「熱気」に近い雰囲気だった。

   
Dsc_4214 
   
Dsc_4269
   
Dsc_4163
会場内は所狭しと熱気に覆われた
   
    

九州7県はすべて、官民挙げて海外との経済交流に熱心で、裾野も広く各JAや中小企業も海外販路開拓の可能性について関心は強い。それだけに各県がしのぎを削っているから結構シビアな競合状態でもある。

   
Dsc_4198

   

九州で一元化して取り組む考え方もあるが、農産物輸出もまだまだ滑走段階であるだけに、むしろスピード感をもって活発に動くもの一法かとも思う。

   
Dsc_4212

独自の工夫を凝らして懸命にアピールする
    
Dsc_4296

         
県民益、地域益のために支援する組織の牽引から、ビジネスベースに移行するプロセスで自ずと次のフェーズが見えてくるはずだ。

地域連携はまもなく個別に現実化してくることだろう。

     

続いてメインイベントの商談会である。
   

ここ九州でも15分刻みの限られた時間での個別商談だが、スケジュールはビッシリ
     
事務方に聞けば、それでも枠が足りないくらいの応募があったそうだ。
    

Dsc_4318
   

私も相談コーナーを設けて頂いたが、結局、昼から夕方の閉幕まで次々と面談をこなし、トイレに行けなかった。もう膀胱炎寸前だった。
    
    

他のブロックでも商談時間が短い、すべてのバイヤーと接触できなかったという意見があったからだろうか、商談終了後に、フリーの名刺交換会が設けられた。
          
意見あれば、すぐに改善する。とても重要な事だ。
   
    
Dsc_4349
    

最後まで残っている人たちがとても多いことにもビックリした。

     
参加者が多いだけでなく、終日のプログラムを十分に活用する人たちが多いということは企画が有効だったという証しだろう。
     

現に、解散直後に海外、日本側参加者にコメントを求めたところ、すべての方が参加して良かったと評価していた。 

     

イベントの内容もさることながら、輸出を自分の問題として主体的に情報収集し、人脈開拓し、プレゼンするという九州の事業者のマインドに触れ、心強く感じた。

     

輸出実現の可否はともかくとして、九州はアジアの元気を取り込みながら、自らも元気になりつつあるようだ。

       

追い風?向かい風?

   
今日の関東地方はもの凄かった。

   
Dsc_3235
地上60階から観た関東平野

      
平年より9日遅れの春一番が吹き荒れたのだ。
春一番と言えば、文字通り春の訪れを告げる季節の風物のように思えるが、とんでもない! 台風並みじゃないかと思うほどの強風だったのである。

     
立って風上に向かって歩けないほど。
   

Dsc_3487

    

東京の北西部では畑の土が舞い上がり黄砂のように一面がまっ黄色。

   
Dsc_3271
    

細かい砂埃が容赦なく目や鼻から突き当たってくるからたまらない。
    

鉄道ダイヤまで大幅に乱れるくらいだから、ホントに凄かったのだろう。

    
Dsc_4026_2
西武線沿線で 

     
        
ころで、20日から22日まで東京ビックサイトで
2008スーパーマーケット・トレードショーが開催された。
    
      
Dsc_2657
    

バイヤーや流通、食品などの関係者約7万人の来場が見込まれる本格的な展示商談会で、会場は熱気に包まれていた。
     
Dsc_2644
    

フードショーなどと違って一般来場者がほとんどいないので、プロの関係者がじっくり商談できるイベントといえる。

    

実は、今年から地域資源活用プログラムの事務局でも専門コーナーを設け、認定された全国の企業が出展して積極的なプロモーションを行なった。

   
Dsc_2891

    

私がお手伝いしている企業も3社参加し、プロのバイヤーの眼に適うかどうかチャレンジしたのである。

   
Dsc_2903

   
Dsc_2797
     

おりしも中国冷凍餃子問題が発生し、食品・流通業界に大きなインパクトを与えた直後だっただけに、流通バイヤーは全国に埋もれている優れた商材を発揮しようと地方の食材、食品に対して、いつもより増して真剣に情報収集している様子を肌で感じ、これはスゴイ追い風になるかもしれない、と強い手ごたえを感じた。

   
Dsc_2874
さっそくチャイナフリー(中国回避)を前面に押し出してきた・・・

    

同時に、食の安全性、トレーサビリティー(記録性)や情報の公開性(アカウンタビリティー)、法令の遵守(コンプライアンス)に対する需要家の要望はこれまでになく厳しく、単に素材のこだわりや国産の良さなどを工夫なくアピールするだけではとても相手にされないな、と逆風にもなりかねない厳しさも身にしみた。

     
Dsc_2741
今年は各県のブースも特に人気

        
   
春一番の強風を追い風にするか、向かい風になるか、それとも乱気流なのか? そんな事を考えた一日だった。

       

新たな異国情緒

新年早々記事のアップが滞ってしまった。
申し訳ありません。
   

実は松の内明けからアジアを駆け廻っていたのだ。

年明けから海外に向けてアクションとは俺もやるじゃねぇかと思っていたら、すでにあちこちの都市で「ニッポンを売る」行動が展開されていた。
   
スタートダッシュを切っている人たちが沢山いるということだ。
    
   
Dsc_2376
九州・沖縄・山口9県が連携して上海でプロモーション活動を―
新たな方法論を模索する・・・

  
クリスマスや正月を挟んで輸送や通関などで大変だったと思うのだが、多くの日本の皆さんが一所懸命チャレンジしているんだ。
   

去年は60年に一度の「金猪年」ということで大いに金儲けの舞台となった上海も、そのままの勢いで年を越したらしく、景気の良い強気の話題ばかりで、日本では近年感じたことのないようななんとも「変な異国情緒」を味わうことになった。

       

Dsc_2550
夜通しのインフラ工事も当たり前  

    
Dsc_2265
相変わらずバブリーなコピーが目に付く上海の中心街

    
Dsc_2677
一挙奪金は中国に在り」  ポジティブな言葉が並ぶ
   
今年はいよいよ北京オリンピックを迎える

       

ベトナムスピード(その2)

         
(前回から続く)         

ホーチミン市の中心街はもとより、
郊外に出るとさらに変化の動きが明らかになる。

     

いたるところで造成工事が行なわれていて、
オフィスビルや高級マンション、戸建て住宅が次々と建設中だ。

    
Dsc_2777
    
Dsc_2793
     
Dsc_2791

     

同時に道路が新たに敷設されていたり
社会インフラの整備もすすんでいるようだ。

    
Dsc_7509

    

国道沿いには、建設機械の販売かリースだろうか、ディーラーがあちこちにあり、建機需要が旺盛なことを知る。

   
Dsc_7551
    
Dsc_7603

     
    

去年、証券会社を訪れた時は、
朝から株価のボードに釘付けの人たちでごった返している情景を目の当たりにして驚いた。

   
Dsc_6185
朝9時の証券会社のボード前はベトナム個人投資家でイッパイ
     
Dsc01523

    

今度は不動産も動き出している。
    
Dsc_4271
      

中国と同様、所有権と使用権が分離しているが、
海外からの投資、製造業の進出が一巡しないうちから過熱するのだろうか?

    
Dsc_7687
建材を満載したトラックを頻繁に見かける

      
Dsc_7464
都市周辺部は大型貨物車などで慢性的な渋滞だ

      
    

中国以上にショートカットすることが起こりうるのかどうか、今後の動きから目が離せない。