震災での誓い

             
今、東北沖大震災の被災地から遠く離れた場所に住んでいる自分に出来ることは何かを一生懸命に探して、そして私なりに行動しています。

       
    
先月も仙台に行ったばかりで、旧交を温めたり、新たな出会いをしてメールをやり取りしている仲間たち数名と連絡が取れません。
     

皆の無事を信じて、やはり今、出来ることを探します。

      

    
    
僕は、世情を注意深く観察することも仕事の一部ではありますが、
この救済期間中は特に
絶対に、批判、批評、評論、愚痴、軽蔑、悪口などの思いを一切、口にもしないし、耳にもしないと心に決めました。

     

      
命を懸けて、原子炉に水を注入している作業員の方々がいます。
   
余震と津波の再来の恐怖と闘いながら、タイムリミット迫る人命救助に当たる救援隊や自衛隊員の皆さんがいます。
      
自分の家族が不明なのに救助に当たる消防員や役場の職員がいます。
   
事故や渋滞の心配がある中を必死で電車やバス、車を走らせている公共交通機関の乗務員がいます。
      
批判の集中砲火を受けながら、出来るだけ電気を止めてはいけないと、停電計画を練っている東京電力や東北電力の社員がいます。
   
批判の的になりやすい政府関係者や官僚、自治体職員、報道マスコミも、その「大多数」は、それぞれの立場で不眠不休で必死の努力をしているはずです。

      
           
      
今、国内外から励ましの言葉や涙を誘う話など、ニュースやネットで広がっており、共生互助、秩序優先、正直・誠実・優しさなど、日本人、アジア人、地球人としての素晴らしい本領が発揮されています。                              
             

      
今回が世界最大級の大震災なら、
僕らの力で世界最大級の復興を果たしてみせようではありませんか。
         

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田中 豊

地域の元気づくりと海外ビジネスを通じて、日本を元気にしたい行動派プロデューサーです。 海外ビジネスの参謀役として長年活動してきました。 とりわけ農林水産業を振興にすることで地域が元気になることを現場の生産者、支援者の皆さんと共に日々実践していることをとても誇りに感じています。 「地域を活かし、そしてつなぐこと」をスローガンに訴え、いつの時でもチャンス(chance)ととらえ、絶えずチャレンジ(challenge)し、チェンジ(change)を果たしていくことの「三つのC」をモットーにしています。

“震災での誓い” への4件の返信

  1. この前、どうもありがとうございます。
    地震の時、私は中国に居ましたが、被害地の写真を見た時、本当に心を痛めました。
    大好きな日本がハヤク元気を取り戻せるよう、心からお祈りしています。
    日本加油!!!

  2. 全く同感です!
    僕は、ニッポンを売る!さんのように多くの方に影響を与えることは出来ないかもしれませんが、目の前で僕に助けを求めてくれる友人・知人だけでも全力で助けたい気持ちです。
    世の中の批評や批判などしている暇はありません!!!

  3. shakankaさん コメントありがとうございます。中国で地震のニュースを知って、よく日本へ戻ってこられましたね。本当に責任感が強い人です。僕がshaさんだったら出来ないかも。ご家族もさぞやご心配でしょう。これからも、益々中国の支援も受けながら日本も復興するはずですから、ぜひ日中の架け橋となるよう、よろしくお願いします。

  4. 三方よしさん コメントありがとうございます。もう待った無しの状況ですね。三方よしさんの行動や知恵が求められる時が来ました。食と農業、エネルギー、環境、便利生活、生き方、すべて三方よしさんの哲学を今実践に活かす時だと思います。短期的には円高にもなるし、緊急輸入は急増するし、外貨は入らないしで逆風ですが、非常時ですからそれに相応しい対応をするよう頭を切り替えましょう。お互い頑張りましょうね。

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