北海道の水産の流通現場で本当に沢山の情報や知識を学んだら、
今度はもう一つの現場、
そう、食卓で再現される水産物の各要素の違いを学ぼうということになった。
世界遺産知床・斜里港の秋ジャケや羅臼のホッケ、根室港の黒カレイ…。
北海道の多様な品目や水揚げ港もたくさん学んだ。
早い話が「食べ比べてみよう」、ということなのである。
ここは札幌市から車で約2時間半離れた某市の料亭を借りての試食会である。
広いテーブル上には、すでに一部の隙間もないくらいの大小の皿が並んでいる。
うおおおおおおおおお~っ!
僕は水産品の専門家でもなんでもないから、
素人そのままの感受性むき出しに絶叫してしまった。
憧れの北の海の幸が180度の視野でドッカ~ンと飛び込んでくる。
これがビジネスの現場でなかったら、絶対におのれの頬をつねっていることだろう…。
(次回に続く)
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田中 豊
地域の元気づくりと海外ビジネスを通じて、日本を元気にしたい行動派プロデューサーです。
海外ビジネスの参謀役として長年活動してきました。
とりわけ農林水産業を振興にすることで地域が元気になることを現場の生産者、支援者の皆さんと共に日々実践していることをとても誇りに感じています。
「地域を活かし、そしてつなぐこと」をスローガンに訴え、いつの時でもチャンス(chance)ととらえ、絶えずチャレンジ(challenge)し、チェンジ(change)を果たしていくことの「三つのC」をモットーにしています。
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