いよいよシーズンが始まった。
そう、台湾産のアーウィン(愛文)種マンゴーの
海外輸出の季節がまたやって来たのだ。
台湾新幹線・台南駅で
台湾のブランド名産地である台南市玉井区の選果場では
輸出向けマンゴーの選果、蒸熱処理、事前検疫の作業が
始まっていた。
今から7月いっぱいまで食事を摂る時間もないくらいの
多忙に追われている。
今年も立派なマンゴーが日本や韓国、中国などに向けて
化粧を施されて航空便の出荷を待っている。
今年から無添加のドライマンゴーも商品化され
先ずは台湾市場に売り出されるのだが
早くも注文に追い付かないほどの人気ぶりだそうだ。
無添加で1年間保存でき、しかも素晴らしい食感を呈するその製造ノウハウは、驚くほど緻密な温度管理にあった
見よ、この飴色の光沢を! 出来立てのアツアツは生果を凌ぐほどの濃厚な美味しさだ
そろそろ首都圏でも台湾産のアップルマンゴーを見つけたら、
最新鋭の処理機器と日本の検疫官が常駐する
この選果場から大切に送り出されたものである可能性が高い。
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田中 豊
地域の元気づくりと海外ビジネスを通じて、日本を元気にしたい行動派プロデューサーです。
海外ビジネスの参謀役として長年活動してきました。
とりわけ農林水産業を振興にすることで地域が元気になることを現場の生産者、支援者の皆さんと共に日々実践していることをとても誇りに感じています。
「地域を活かし、そしてつなぐこと」をスローガンに訴え、いつの時でもチャンス(chance)ととらえ、絶えずチャレンジ(challenge)し、チェンジ(change)を果たしていくことの「三つのC」をモットーにしています。
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