山深い里で農産物の輸出とはこういうもんだと知らされた(その3)

ここはベトナム南部地区。

 
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ホーチミンから北東に約200km離れた街
ファンティエット(Phan Thiet 潘切 )に向かう道中。
 
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延々と続くかのようなゴム園を横目に快走する。
 
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広い大地のような景観になると
突然、奇妙な幽霊サボテンのような植物の畑が続く。
 
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それはもう、壮観そのもの。
 
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そう、
ここはベトナムでも有名なドラゴンフルーツの産地として名高い一帯。
 
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早速見学させて頂いた。
 
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ちょうど収穫が終わった直後で、熟した果実は見れなかった。
 
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これがその巨大な花のつぼみだ。
 
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月下美人の花のように、夜中に咲くのだという。
 
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ドラゴンフルーツ(中国語名火龍果)という呼び名のとおり
まさにしなやかな躯体の龍を思い起こさせるフォルムだ。
 
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ここはもちろん海外輸出がメインの産地で
使用農薬から収穫・出荷まで厳しい管理下に置かれている。
 
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なかには、グローバルギャップ(G-GAP)
ベトナム版GAPの認証を受けいてうる圃場も沢山あるそうで
ますます厳しい安全管理が
アジアでも標準化されつつあることを思い知らされた。
 
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通りには、おそらく100台を超える超大型輸送用冷蔵トレーラーが待機していた。
 
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年間を通して、ここから全世界に向けて出荷されている。
 
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一体何台のトレーラーと冷蔵倉庫を見たことか?
 
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沿道のあちこちで収穫されたばかりの果実を売っていた
 
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そのスケールの大きさと
海外輸出に向けた徹底した取り組みの姿勢に
ただただあんぐりと口を開けて見入るばかりだった・・・。
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田中 豊

地域の元気づくりと海外ビジネスを通じて、日本を元気にしたい行動派プロデューサーです。 海外ビジネスの参謀役として長年活動してきました。 とりわけ農林水産業を振興にすることで地域が元気になることを現場の生産者、支援者の皆さんと共に日々実践していることをとても誇りに感じています。 「地域を活かし、そしてつなぐこと」をスローガンに訴え、いつの時でもチャンス(chance)ととらえ、絶えずチャレンジ(challenge)し、チェンジ(change)を果たしていくことの「三つのC」をモットーにしています。