日本から一番近いヨーロッパへ行く(その1)

  
物流ビジネスの視察を目的に
ロシアのウラジオストクに出張した。

初めてのロシア訪問である。

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ロシアと言っても、世界一の面積を持ち、
いわゆる極東沿海地区のウラジオストクなら
実は、九州からでもわずか1時間50分で着いてしまう距離なのだ。

  

これなら東京へ行くのとほとんど変わらない。

  

もうひとつ、今年3月、新北九州空港が開港し、
8月と9月の時限つきでウラジオストク間の定期便が就航
西日本のビジネスマンにとってはグッと身近な存在になったのである。

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JR小倉駅から新北九州空港までバスで約40分間、
海上に浮かぶ新空港がお目見えだ。

コンパクトで機能的な感じだ。

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ウラジオストク航空カウンターで手続きをする。

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乗客は少ないだろうと思っていたら、年配の団体観光客らしい人たちで機内はほぼ満席

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機材はツポレフ154Mだそうな。昔の中国やベトナムで乗ったことがあり、少々不安。

  

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約30分遅れで離陸。急上昇してすぐに急旋回するという何ともいえないスリル。

エンジン音はうるさいが、上空に達すると結構安心して乗れた

   

機内食にピロシキが付いていたのもロシアらしい。
   

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ウラジオストックの地名は、
ヴラジェイ(征服・支配) ・ヴォストーカム(東方)ということで
かつての皇帝が言った「東方を征服せよ!」に由来するという。
(総領事館HPより)

  

さてさて、これからどんな東方の姿が私たちを待っているのだろうか?

(続く)

    

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田中 豊

地域の元気づくりと海外ビジネスを通じて、日本を元気にしたい行動派プロデューサーです。 海外ビジネスの参謀役として長年活動してきました。 とりわけ農林水産業を振興にすることで地域が元気になることを現場の生産者、支援者の皆さんと共に日々実践していることをとても誇りに感じています。 「地域を活かし、そしてつなぐこと」をスローガンに訴え、いつの時でもチャンス(chance)ととらえ、絶えずチャレンジ(challenge)し、チェンジ(change)を果たしていくことの「三つのC」をモットーにしています。