台北でクリスマスと地震に遭遇

            
昨年末、ちょうどクリスマスの期間中に台湾を訪れた。
     
      

Dsc_9210    

        

最近はアジアの国はどこでもクリスマスを祝う習慣が出来て
商業・サービス業の方も一層熱が上がる。

    

Dsc_8946

Dsc_8907
ドラッグストアもXmasセールが

      

ここ台湾では、どうも年代で認識差があるようで
やはり若い人たちを中心に盛り上がるようだ。

     

Dsc_9360 Dsc_9382
世界一ののっぽビル「101」でもクリスマス一色  

    

        
24日のイブの午後ともなると、繁華街は人や車で一杯だ。
    

Dsc_9281    

      

特にカフェや洋食関連の店はどこも満員。
     

Dsc_9321
家族連れやカップルで一杯

      

洋風化の波はどの国もものすごい。    

 

         

おそらくは・・・

と、深夜、台湾最大の屋台街である士林観光夜市に行ってみたら
     

Dsc_9598

    

やっぱり!!
   

というか、予想以上の人出でごった返しており、通りに一歩も踏み込めなかったのには驚いた。

    

Dsc_9867

    

ここには何十回も足を運んだだが、
こんなにごった返した士林夜市を見たのは初めてだった。

     

Dsc_9618

             

若者パワーはどこに行っても物凄い。

    

Dsc_9874
屋台のカットフルーツもドンドン売れる

      

でも、どうも年配の人たちには、クリスマスはあまり関係がなさそうで、日本とも違って、家庭でケーキやチキンを囲んで団欒するというのもあまり無いらしい。

     

一様に「僕らの世代は旧正月を祝うんだ」と漏らす。

     

それでも、高級スーパーや百貨店を廻って見学したり、
専門家の方々に話を伺って、何が売れるのか、どのように使うのか、どんな背景があるのかなど多くの情報を得る事ができた。
      
      

東洋の習慣と西洋の習慣をクロスオーバーさせながら、
アジアの大都市の消費行動は、これからもどんどん変化していく
ようだ。

      

      *          *

      

そう言えば、帰国前日の夜8時半過ぎ、
台湾南部の恒春という町を中心に震度6.7の大地震が発生し、私も揺れを感じた。

   

居合わせた人たちもビックリして、しばらくは大騒ぎとなった。

    

台北の街は幸い揺れだけで済んだが、
恒春では、速報で死者2名、負傷者38名と報道された。
     
Twn
地震発生翌日の朝、現地で求めた新聞の一面

     

恒春百年大地震」とニュースでは夜通し緊急報道が続いた。

     

海外での天災遭遇は滅多に無い事だが、
台湾では夏に台風直撃も体験したばかりで、
難しい事だが、常に出張リスクも気にかけていなければならない。

       

天災は日本だけではない。
モンスーン気候、太平洋プレート上の東アジアは何処も同じ
   

地震も台風も大雨も旱魃も・・・
   

その結果、物資も商品もどんどん移動していく

      

今年もいろいろなことがあるのだろうか・・・

     

          

Dsc_9258 

    Dsc_9457  

Dsc_8747     

      

The following two tabs change content below.

田中 豊

地域の元気づくりと海外ビジネスを通じて、日本を元気にしたい行動派プロデューサーです。 海外ビジネスの参謀役として長年活動してきました。 とりわけ農林水産業を振興にすることで地域が元気になることを現場の生産者、支援者の皆さんと共に日々実践していることをとても誇りに感じています。 「地域を活かし、そしてつなぐこと」をスローガンに訴え、いつの時でもチャンス(chance)ととらえ、絶えずチャレンジ(challenge)し、チェンジ(change)を果たしていくことの「三つのC」をモットーにしています。