仕事も順調にすすみ、半日空き時間が出来たので
小樽へ案内していただいた。
札幌からも電車で約30分。こんなに近いとは思わなかった。
美しい雪景色から、突然北海の大海原が開けたときは感動した。
小樽は最近、観光誘致にも成功していて
レトロな雰囲気漂う石造りの建築物や運河沿いに並ぶ倉庫群は、一度は訪ねてみたい所ではないだろうか。
JR小樽駅から歩いて直線10分余りですぐに運河沿いの通りに至る。
天気も冷たいけど気分上々。
ゆっくり見物するか、と思いきや、韓国人のツアー客がいくつも来ていて、耳から入ってくる歓声は韓国語ばかり。
いやー、ビックリした。
お喋りなオバさん達から声をかけられたりするが、
何を言っているのかサッパリわからない。
でも、皆とにかく楽しそうで、僕もツアーの塊の中に入り込んで
訳もわからずハシャギまくった。
それにしても路面が凍っていて危ないことおびただしい。
韓国の人なら母国でも慣れているからいいかもしれないが、台湾や香港の人はどうしているのだろう。
まっ、それもいい体験か・・・。
写真撮影スポットで韓国の人たちと写真を撮り合っていたら
突然、吹雪きだして、前も見えないくらいのモノ凄さになった。
温度計の数字は、マイナス1℃。
体感温度はもっと低い。
ツアー客の人たちは、すぐに待機していたバスに乗ればい が
私はただただ右往左往するばかり。一瞬で体に雪が積もるほど。
タクシーに乗ろうという同行の方の勧めを断って
吹雪の中の小樽観光ロードを歩ききった。
日銀小樽支店
吹雪の中をこんなにはしゃぐ九州人を見て
あきれ果てた事でしょう。
ゴメンナサイ。
でも、雪の少ない地方の人間だからこそ、
台湾や香港、中国、東南アジアの人たちが北海道に行きたがり、また感動する気持ちがよくわかるのです。
今、世界的に流行しつつある「Japanese Sushi」でも
ここ小樽は憧れの街。
つくづく発信力のある街だと思った。
その日の夜、札幌に戻り、
さらにアジアパワーに驚かされる事になる。
田中 豊
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僕も昨年8月末に旭山動物園に行った帰りに小樽も定番コースだったので観てきました。東京にいたときから二回目。夏の北海道は30度近くあって九州とさほど変わりませんでした。寒いのは苦手だけど写真を拝見していると、やっぱり北海道を体感するのは冬ですねえ~。一度冬にも行ってみたくなりました。小樽ではお土産にガイドさんのお勧めで「醤油が滴らない」ガラスの醤油ビンを買いましたよ。
ラッより