大分市で、「ブランドおおいた輸出促進協議会」総会が開催された。
大分県の農林水産物の輸出支援事業は、地域活性化や一村一品運動など商品作り、地域創りの本家だけあって、以前から独自性のある地域密着型のサポートを行なっており、早くから注目していた。
梨やスギ材、椎茸、水産物の輸出でも、産地と行政の連携による
地道な取り組みを続けている。
ジェトロ大分センター所長による講演も大変参考になった。
今後の展開が楽しみだ。
さて、前日来の北部九州を襲った激しい豪雨は、ここ大分県でも
猛威を振るい、この日も終日、列車のダイヤは大幅に乱れた。
ブランド梨やスギ原木の海外輸出も始まった日田地区でも水量が増していて全国版のニュースになっていた。
山林が健全だからこそ、下流域は洪水の被害に遭わなくて済む。
林業の重要性を肌で感じる時でもある。
さらに間伐材の需要開拓をして森林の健全な維持を目指すために、国内外の販路を切り開いていかねばならない。
先月も東京で夕方、二日連続して、このゲリラ豪雨を体験した。
日本も温暖化の影響で、熱帯型のスコールのような男性的な雨の降り方になっているのだろうか?
スコールといえば、今年の2月にとても苦い経験をした。
元気な農業法人の皆さんとシンガポールへ視察・商談に行った時のこと。
最終日の午後、つかの間の息抜きの自由時間をもらった。
僕はシンガポールでは最近、リトルインディアと呼ばれるインド人街にめっぽうはまっていて、3名の大切な団員さんを誇らしげに案内しようと調子に乗って遠くの方まで入り込んでしまった。
スリ・ヴィラマカリアマン寺院
折りしも、空が急に真っ暗になって、まさにバケツをひっくり返したような大豪雨に巻き込まれてしまったのだ。
道路の向こうもかすむ位の土砂降りで、全く動けず。
現地の人はいつものことと慣れたもんだが、
こっちは集合時間も過ぎていてパニック状態。
結局、全身ずぶ濡れになり、
ほうほうの体でバスに戻ったという次第。
生半可で得意になってると落とし穴が待っている
という教訓でした。
南洋スコールのシャワーを浴びせてしまったHさん、Iさん、Kさん、
本当にあの時はゴメンナサイ。
また、僕の愛機のカメラを丁寧に布で包んで、
懐で守ってくれたHさん、心から感謝しています。
今でも思い出すたびに、ヒヤッとするくらい申し訳なく思ってます。
田中 豊
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いえいえ、これも懐かしい思い出です!あのときの豪雨はすごかったですよね~マーライオンに雷も落ちるはずです(笑)でも普段は体験できないこんなこともあるから旅はやめられません!
私にとっても旅は生きがい!!ですから・・・
7月末のオレゴンもどんな旅になるやら。。。
シアトルのマーケットもしっかり!覗いてきま~す!!
inoさん コメントありがとうございます。
本当にあの時はゴメンナサイね。
でもこれに懲りずに、もう一度Singaporeにいく機会があったら、ぜひまたリトルインディアにも足を運んでくださいね。
まずはポートランドとシアトルでしたね。
大自然と多民族アメリカの社会を体験してきてください。レポート楽しみにしています。