19日、北陸農政局等の主催による「農林水産物等輸出オリエンテーションの会」が福井市で開催された。
対象地域は、福井、石川、富山の北陸三県と新潟県である。
午前のセミナーは、会場一杯の参加者を集め、
北陸地区での関心の高さを物語っていた。
札幌・大阪に続き私が前座を務め、今回の各国レポートでは、香港と北京の豊富な輸入販売経験を持つベテラン商社代表からとても有意義な最新現地報告を伺った。
同じ中華圏でも、参入はしやすいが競争が厳しい香港市場と、入り口の障害がとても厳しいが、これからの本命である中国北京市場の比較が浮き彫りになり、参加者は大いに参考になったと思う。
午後は、個別商談会と試食発掘会で、どちらもたいへん盛況であった。
時間ギリギリまで白熱した商談が繰り広げられた
あの名物「鯖のへしこ」も海外へチャレンジしているではないか。
行動を起こせば、道は切り拓かれる
発酵食品(=臭い物)好きの僕にとっては垂涎の珍味
実は恥ずかしいことに僕は、福井県は初めての訪問。
繊維、眼鏡産業の隆盛、豊富な食材については、知識としては知っていたが、現地訪問は初めてだ。
今年7月に発刊されたばかりの西川一誠・福井県知事の著作である「ふるさとの発想 -地方の力を活かす」(岩波新書)を事前に読んでいたおかげで、地元の皆さんとの交流を通じてさらに理解が深まった。
また、県庁の方から、「ふくいごはん」(ポプラ社)を頂戴した。
この大手出版社は当初、全国版の本をつくる予定だったのらしいが、福井県だけであまりに美味しいごはんのお伴(おとも)があり過ぎるので、福井版が出来上がったのだそうだ。
福井県は、どうも旨いものが豊富なようだぞ。
こりゃあ、短い滞在時間でも、なんとしてでも「体感」しなくてはならぬ。
6年来の福井の友人に、ぜひ案内してッと請い願い、
夕刻から郊外に繰り出したのである。
(次回に続く)
日本一の桜並木 福井市の中心を流れる足羽川(あすわがわ)

田中 豊

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ケノーベルからリンクのご案内(2009/11/29 10:09)
福井市エージェント:貴殿の記事ダイジェストをGoogle Earth(TM)とGoogle Map(TM)のエージェントに掲載いたしました。訪問をお待ちしています。
初めまして!なちゅらるあーとさまのリンクからブログにお邪魔しました。
『日本を売る』って言葉がとても心に響きました。
私は『青森県を売る』気持ちで日々奮闘しております。
まだまだ、勉強中ですが青森県の生産者さまが元気で輝いてくださること常に願ってます。
ブログを拝見させて頂きまして、元気を頂きました。
有難うございます。
新日本青果 盛さん コメントありがとうございました。なちゅらるあーとさんのブログを通じて立ち寄っていただいたんですね。嬉しいです。私が8年ほど前「ニッポンを売る!」活動を始めてまもなく、先進事例として真っ先に勉強に行ったのが青森だったんです。八戸、青森、弘前・・・、何もかもが新鮮で驚きの連続でした。その時の青森の皆さんのスピリットが今も私の志の中に息づいています。どうか、これをご縁に情報交換、情熱交換しませんか?
有り難うございます。
8年前の青森でのご縁とは凄いですね!!
熱い想いと情報の交換をぜひ宜しくお願いいたします。
そして、たくさん学んでいきたいと思っております。