先週は前半が沖縄、後半はシンガポール(星港)に出張していた。
日本は全国的に降雪や厳しい寒さに見舞われ、
本格的な冬将軍の到来に悲喜こもごもであるが、これら
気温が高い地域との行き来は、若くない体にはさすがにこたえる。
突然の29℃の蒸し暑さにはさすがに・・・
それでも沖縄とシンガポール。
自分の立ち位置から観れば、共に南の麗しい島。
訪れるたびに、新たな出会いに胸が高鳴る。
シンガポールも世界的な不況の影響もあってか、
今年はクリスマスの飾りつけも例年より早く立ち上げ、
賑やかさを演出しているそうである。
目抜き通りのオーチャードロード
夜は一変してロマンチックな世界へ
今年は世界中で青色LEDが演出 技術ニッポンのご自慢
高層ビルの屋上に立つと、あちこちでビル建設のクレーンを見つけることが出来た。
どこへ行っても建築現場に遭遇し、公共投資をはじめ、民間投資誘致などものすごいスピード感をもってすすめている印象だ。
業種によってはリーマンショックの影響なんて何も受けていないと豪語するビジネスマンもいれば、本格的な景気の回復は来年後半以降という観測をする人もいて様々だ。
今年の1月以来の訪問だったが、この間、ショッピングモールなど大規模な商業施設が約1万平米が開業したというのだからものすごい。
来年には鳴り物入りのカジノもオープンする予定だ。
多くの買い物客でにぎわう新装のショッピングモール
競争もきっと激しいことだろう。
消費不況に打ち勝つために・・・
それだけに差別化の図れる我が日の丸ニッポン商品やサービスも「現地消費者・需要家のニーズに対応できたもの」には、いまこそ引き合いを取れるチャンスだと、心強いコメントも頂いた。
外食天国 ―シンガポール
暑い場所ではこれがなきゃ!!
またシンガポールを通じて、近隣諸国やベトナム・カンボジアなどのアセアン各国へ様々なルートを通じてニッポン商品は少しずつ広がりを見せていることも確認できた。
アセアン諸国はこれからどんどん経済統合が進むのだ。
東洋の真珠のような存在のシンガポールや香港、そして沖縄。
ニッポンのプレゼンス発揮は、ODAや大企業の進出だけではない時代にすでに突入している。
地理的な要所であるこれらの地域はとても小さなショールームではあるが、単なる市場として捉えるのではなく、もっと多様な戦略拠点であることを強く認識したい。
田中 豊
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ニッポンを売る!さん、おかえりなさい。やっと私も日課のコメントをできるようになりました。前回の沖縄といえば、紅型という染物をご存知ですか?私は、この染物を型作りから染色まで工房で習っておりまして色々なものを制作しました。また新垣さん(沖縄には多い名前ですが)の壷屋焼のファンで日々愛用しています。玄関にも大きなシーサーが2匹番犬?しています。今回のシンガポールは、お花の色も虹のような色合いで、やっぱり異国の南国ですね。お魚の色、食べ物の色、クリスマスの色も。福岡に居てタイムリーな異国の風景を見せていただける幸せ・・・でもニッポンを売る!さんは、この一週間で見て、体感して、人に出会って・・・もっと幸せな方ですね。
はなさん お疲れのところコメントを頂き恐縮です。紅型や壷屋焼は名前くらいは知っているのですが、詳しくは何も知りません。ただ、とても親しみやすく、それに触れているだけで沖縄の空や海、土の香りのようなものを思い浮かべることが出来るような気がします。はなさんは福岡の方なんですね。仕事を通じて多くの人とめぐり合い、様々な体験が出来るというのは確かに幸せなことだと感謝しています。それもあって私は私なりに日々起きたことをこのブログで分かち合いたいとも思っているのです。はなさんの身の回りに起きたこともいろいろなツールでぜひ発信してくださいネ。