旧正月(春節)までは、いつもと変わらないお祝い気分であった。
香港 1月
いや、むしろ我々は金融危機の影響なんて何にもないよ、
といわんばかりのアピールでもあった。
シンガポールで 1月
でも、一部の業界業種を除いて、やはり不況は深刻だった。
このころは不動産も下落してたっけ 香港1月
繁華街にだってシャッターが降りた 台北1月
ピンチはチャンス!
それまでデフレの発信源、不安定な政治経済などいろいろなレッテルを貼られ続けていた中国が、世界経済の救世主として大きく注目されるようになった。
自転車の洪水は日本に移り、中国は自動車の慢性渋滞だ。
地下鉄と自動車の普及で自転車がめっきり減った 北京11月
替わって、終日の渋滞が・・・ 北京11月
自動車の生産も販売も世界一をうかがい、GDPではいまや日本の背後に迫り、まもなく追い抜いて世界第2の経済大国の座を明け渡す。
日本では都心部ほど自転車がイッパイ 大阪なんばで
脅威と見るか、チャンスと観るか?
数えてみたら今年、中国、香港、台湾、シンガポール、タイなどアジア各国に14回行ってる。
へえ~ッ! なんて驚かないで欲しいな。
すでにアジアへの出張なんて、国内出張と同じ感覚になりつつあるんだよ。ホントだよ。
香港の地下道で
私の仕事は関係ないもん、なんて言ってるあなた。
香港でも鯛焼きブーム!?
あなたのお仕事こそ、
これからもっともっとアジアとの関わりが強くなるんですよッ!
(次回に続く)
この回顧は、あくまで私見に基づくもので、いかなる分析、事象と関係ありません。
田中 豊
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こうやって、ニッポンを売る!さんのお仕事を通して、アジアの国々を見るとマスコミでは計り知れない姿を垣間見ることができてビックリします。14回という回数にも・・・やっぱりビックリします。報道よりも体験された方のお話を伺えるのが有難いことです。私も国内のように、、、とは行きませんが、アジアの国々に行ってみたくなりました。
コメント深謝。僕は海外での仕事が本業ですから、かえって地域活性化の仕事で地方の知らない土地を訪ねると、大いに刺激になります。もしかするとはなさんのようなお仕事であれば、思い切って海外に行ってみるとアイデアや情報がたくさん落ちているんじゃないかなあ。それに普段使っていない部位の「脳の筋肉」が動くかもしれません。