七草の日に思いを馳せる町(その2)

                     
(前回より続く)

    
愛媛県西条市は、名水も全国的に有名だが、僕がこの地を三度も通って、未だに強い思いを残しているのが、「西条産業支援センター」(通称サイクス)に集う元気な面々である。

  
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個性豊かな会員企業の経営者・担当者、そして使命感強いサイクス事務局の皆さん。
    

一人ひとりの顔がすぐに思い浮かぶほど名優(!?)ぞろい。

   

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毎週開催される「うちぬきサロン」は、さながら梁山泊に集まる水滸伝の英雄たちの百家争鳴状態である。

   
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もっと近くに住んでいたら、ぜひ仲間に入れてもらいたいと熱望するほど羨ましいグループだ。

   
        
    

豊富で清浄な水を有していることから、半導体や食品工業など大手の製造業が集積しており、西条市の工業出荷額は高知県全体を上回るという。

    

合併により農業地区も加わり、農商工連携が唱えられるずっと前から、工業技術と農産物栽培や加工を行う面白いプロジェクトが次々と展開されている。

   
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また3年ほど前から、地域や四国産の農産物や加工品をタイや香港などに向けて輸出も始めているのだ。

         

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自分たちのもつ地域資源や技術をしっかりと把握している

       

          
決して人真似でも、押し付けでもない「熱い志を持ったプレイヤーのいる」元気集団のこれからの活躍に期待したい。

   
   
熱々の七草粥をすすりながら、西条の名優(盟友?)たちに思いを馳せたのだった。
             

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田中 豊

地域の元気づくりと海外ビジネスを通じて、日本を元気にしたい行動派プロデューサーです。 海外ビジネスの参謀役として長年活動してきました。 とりわけ農林水産業を振興にすることで地域が元気になることを現場の生産者、支援者の皆さんと共に日々実践していることをとても誇りに感じています。 「地域を活かし、そしてつなぐこと」をスローガンに訴え、いつの時でもチャンス(chance)ととらえ、絶えずチャレンジ(challenge)し、チェンジ(change)を果たしていくことの「三つのC」をモットーにしています。

“七草の日に思いを馳せる町(その2)” への4件の返信

  1. ポースターを拝見しただけでも、全国1位が3品目もあって、水も豊かな西条市なのですね。愛媛=みかん=伊予柑くらいしか知らなかった私ですが、地域の産物以上にニッポンを売る!さんを虜にする『西条の名優』さんたちのお話も楽しそうです。自発的に集まるメンバーだからこそ、より現実的な話ができ、実を結んで行くのでしょうね。

  2. はなさん 愛媛は奥深いと思います。本当はお一人おひとり紹介したいんですが、お許しを頂いていないもんで。このグループの皆さんは、これからも大いに面白いことをやってのけることだろうと期待しています。与えられたテーマではなく、日常のコミュニケーションから課題が見えてきて、皆で協力して解決するというサイクルがあるのです。

  3. こんばんは!
    昨日は岡山でお会いできて本当に嬉しかったです!
    それにしても、こんなにご丁寧な西条市の紹介をブログでして頂いているのに、気づいていなかった私をお許しください><
    元気な面々は今日も元気に、課題を抱えつつも前進していますよ。
    またぜひ西条に来てくださいね!
    4月頃どうでしょう~(笑)
    改めてご連絡いたしますので^^

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