1年強ぶりに香川県高松市を訪れた。
JRマリンライナーで真夏の瀬戸内海を横断するのは、また格別。
今回の目的は、四国経済連合会主催の経済セミナーで、
圏内財界の皆さんとアジアビジネス、中国経済の動向について交流すること。
四国一円からお集まり頂き、とても有意義な会合だった。
高松駅前
7月26日に行われた全国財務局長会議でも
四国の景気判断は上方修正されることになった。
その場で話を伺うと、
特にアジア向け輸出が好調で、これが数字を押し上げることになったそうで、財界でもアジア経済の動向には極めて強い関心が払われている。
高松は海の玄関口でもある
化学品や重工業部門だけでなく、地域の特産品などの海外販路開拓に対しても官民を挙げて取り組む姿勢が、今回更に印象的だった。
ここ数年、四国各県、共に海外へのアクションは積極的だ。
四県共催の事業も始まっている。
四国4県そろい踏みの標識
交流がはや5年前にさかのぼる徳島県の皆さん、
土地柄だけでなく、支援も熱い高知県の皆さん、
逆風もなんのその、着実に歩を進める愛媛県の皆さん、
各地に素晴らしい思い出がある。
よさこいに阿波踊り・・・。 夏は元気一杯の祭りが続く四国
今回のセミナーでは、愛媛県新居浜市、西條市を拠点に海外販路開拓に頑張る芙蓉海運㈱の野間社長より先進事例として講演され、政情不安なタイ向けにも、地域商社として着々と実績を積んでいる近況を伺い、とても心強く感じた。
同社のO部長、西条産業情報支援センター(SICS)のIさんのふたりの元気人とも再会を果たし、エネルギーを頂きました。
高松といえば、最近テレビや経済雑誌などで度々眼にする高松丸亀町商店街の再生ストーリーはとても参考になる。
人が行き交う、心が通い合う、元気商店街
人任せでなく、当事者自らで考え、立ち上がり、
そして行動して多くのうねりを作り出した結果だというところが
特に「ニッポンを売る!」活動のためにも絶対に必要な条件である。
さながら東京のショッピングモールにいるかのよう・・・。
その気になって、信念を持って正しい方向でやり続ければ、
閉塞感打破だって、必ず成就する先例として大いに見習いたい。
自分は、日々刻々一生懸命だろうか?
ここ数年、四国を訪れ、多くの皆さんと交流するたびに学ぶことが多くなった。
地名に相応しく、枝振りの良い松が目につく
讃岐かがり手まり (保存会で)
うどんは生活の一部
印象的だった高松の夕景
田中 豊
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