最近、海外や国内地方の出張が続き、
久しぶりに東京で一週間ほど活動している。
(東京はもともとホームグラウンドでもあります)
新宿界隈
今回は、主にIT関連の事業のためだったが、
農水産品の輸出案件に関わるようになってから
普段の生活に新たな習慣が加わった。
それは、都心に出ると、必ずデパートの地下の青果物売場を覗くことだ。以前は、人がごった返していて閉口していたのだが…。
わずか数週間のことだが、季節の果物や野菜がすっかり入れ変わっていて、季節の移り変わりが目に見えて判る。
“都会で感じる旬”である。
いま店頭に並んでいたのは、山形のサクランボや山梨の桃、
岡山のブドウに、佐賀のハウスミカンなどなど。
全国から選りすぐられた商品が所狭しと並んでいる。
最近は、国産青果物の産地表示をしているお店が多いから
判別がしやすい。
もっとも私が観察するのは
食欲を満たすためではなく、
情報収集と頭のトレーニングがもっぱらの理由だ。
この店頭に並ぶまでの物流や商流は?
都心のデパートに扱ってもらうための宣伝や工夫は?
ブランド戦略の有無、消費者の反応は?などをチェックしながら
これを海外で販売するにはどうしたらよいのだろうか?
とイメージを膨らませる。
アジアの量販店では、どうしても米国産や豪州産等の
リンゴやオレンジがドーンと積まれているが、
日本お店の品数の豊富さやディスプレイの多様さには、
独特の素晴らしさがある。
よく観察していると、やはりアジア系の人たちも
1000円前後の果物などを嬉しそうにかごに入れている姿を目にする。
このブログでもたびたび紹介している
国の輸出支援機関である「農林水産省輸出促進室」を訪ねた。
先月6月末に公表されたばかりの
「農林水産物等輸出倍増行動計画」に関する内容など
いろいろと情報交換させていただいた。
農水省のホームページにも掲載されているから
ぜひ一度目を通して、国の支援事業の理解の一助にされてみては如何だろうか。
「農林水産物等輸出倍増行動計画」
http://www.maff.go.jp/yusyutsu/k_02/itiran.html
7日にロンドンで発生したテロの影響だろうか、
新宿や池袋、羽田空港など、都心ターミナルや交通拠点などでは
特別警戒をしているのが目立った。
中国やアジア諸国では
このような警戒警備に遭遇するのは以前からも時々あったが、
日本でも世界でコトある度に緊張感を強いられるのも
「特別」ではなくなりつつある。
田中 豊
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田中さん、大変ご無沙汰しております。お元気そうでなによりです。
この記事にトラックバックをしてみたのですが、うまくいったかどうかわかりません。私の近況はwww.watanabe.net にあります。
田中さんのことについても触れさせて頂いておりますが、もし、お邪魔なようなら削除(写真または記事全部)致しますのでご連絡下さい。
本当に暑い日が続きますが、ご自愛下さい。