今まで以上に動けっ!(その6)

                        
バルセロナ Barcelona

   

スペイン第2の都市、商業の中心でカタルーニャ州の州都である。

   
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1992年の夏季オリンピック開催都市で、
水泳の岩崎恭子、柔道の古賀・吉田の金メダル、マラソン森下・有森、体操池谷幸雄の銀メダルというと思い出す方も多いだろう。

      
      

もちろんスペインは今回が初めての訪問であるが、
一昨年に訪ねたアルゼンチンのブエノスアイレスの街に一目惚れしたので、宗主国としての同じ文化に強い興味を持っていた。

   
正に期待に違わぬ素晴らしい街だった。

      
         

詳しい訪問記は機会を改めて紹介することにしよう。

   
      
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サン・ジョセップ(ボケリア)市場

    

     
この街でもフランスボルドー同様、市政府、対外貿易支援機構、見本市事務局、起業インキュベーターほか、バルセロナの誇る基幹産業の事務局などを訪ねたが、どの幹部からも東日本大震災に対する丁重な見舞いと協力支援の暖かいメッセージを受け取った。

   
    

目抜き通りであるランブラス通り。
   

昼夜を問わず、そぞろ歩きをする人たちで賑わっている。
     

   
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ここを歩いていても、
日本の震災や原発関連の雑誌や記事が溢れていた。

    
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また、バルセロナといえば、シンボル的な存在で世界文化遺産であるサグラダファミリア教会がある。

     

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ここもたぶん後述すると思うが、
その威容の荘厳さと言葉を失うほどの心の震えを感じる衝撃を体全身に受けた。

    
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教会の関係幹部(実はすごい日本人)によると、
今月下旬に、ここサグラダファミリア教会で、
日本の震災犠牲者を追悼するための大規模なミサが開かれるという。 
       

          
       
それほどまでに、今回の日本の震災は世界の至る街に衝撃と哀悼、そして地球人としての連帯感をもたらしたのであった。
                                     (次回に続く)

    

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サグラダファミリア教会の塔上からバルセロナの街を眺める
          
  

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田中 豊

地域の元気づくりと海外ビジネスを通じて、日本を元気にしたい行動派プロデューサーです。 海外ビジネスの参謀役として長年活動してきました。 とりわけ農林水産業を振興にすることで地域が元気になることを現場の生産者、支援者の皆さんと共に日々実践していることをとても誇りに感じています。 「地域を活かし、そしてつなぐこと」をスローガンに訴え、いつの時でもチャンス(chance)ととらえ、絶えずチャレンジ(challenge)し、チェンジ(change)を果たしていくことの「三つのC」をモットーにしています。

“今まで以上に動けっ!(その6)” への4件の返信

  1. 世界行脚、ご苦労様です。
    今、小職のまわりでは、かつてない危機感が漂っています。
    先の見えない状況の中、一歩先で、ニッポンを牽引する「ニッポンを売る」さんの行動力に、只々、脱帽、最敬礼を贈ります。

  2. mikihikoさん コメントありがとうございます。昨年度も本当にお世話になりました。いつもながら感謝しています。危機感ですか。なんとかmikihikoさんの情熱で新しい時代の扉を開いて頂きたいと思います。理屈や企画などで新しいことが出来る時代は終わりました。mikihikoさんのような情熱と知性を併せ持つ人が活躍する時です。もう一度いっしょにワクワクするような事業しましょう。また関西に行きますね。興味が尽きない元気な土地です。いろいろ教えてください。

  3. お久しぶりです。久々にブログ拝見しました。相変わらず命がけの行動、感服いたします。
    私は災害派遣隊として、岩手に行ってました。みな必死ですよ。現地で避難する人も、復旧作業する人も、捜索活動する人も。
    明るい日本を取り戻すために、私も今まで以上に動きます。

  4. FUJIKIさん ご無沙汰しています。 コメントありがとうございます。岩手に行かれたのですね。行動力と地域への思いに頭が下がります。FUJIKIさんは、これからの日本を支える人物ですので、現場に接しながら、同時に未来像を構想することをぜひお願いします。「必死の経験」が輝かしい未来の日本や世界を想像する力となりますように。

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