古都恋情(その3)

(前回より続く)

          
赤崁楼だけでなく、台南には
約300年前までタイムスリップ出来る史跡があちらこちらに点在している。

    

まるで町全体が歴史文物館のよう。
   

いつかプライベートで、ぜひじっくり散策したい街なのだ。

   

それぞれ駆け足でプロジェクトのメンバーと一緒に訪ねた史跡を解説していたら、ガイドブックになってしまいそうなので、数枚の画像とコメントを加えてみますね。

     

    
安平古堡(こほ)

安平(アンピン)という地区に、1934年にオランダ人によって建てられた台湾最古の城塁だ。

     
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ゼーランディア城(熱蘭遮城)とも呼ばれていたそうだ。

   

オランダにはゼーラント州ってあったよね。

   

解説によると、
ニュージーランドも最初に発見したのはイギリスではなく、オランダ人だったそうで、
「ノヴァ・ゼーラント(新しいゼーラント)」と名付けたところから、
のちの英語のニュージーランドとなったそうである。(「台南」日経BP企画より)

     

    
この史跡も那覇の首里城のように、
僕にとってはパワースポット。

   
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日本統治時代に、残った城壁もほとんど取り壊されてしまった。

    
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ここにも“あのお方”がいらっしゃった

   

   
でも、時代を超えてこの地に存在し続ける、秘めたパワーを
足全体を通じて大地から、
手のひら全体を通じて触れた史跡の遺物から
エネルギーをチャージしている感覚なのだ。

  
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でも夕暮れ間近かとはいえ、外気温は32℃を超え蒸し暑いんだけどね。
        

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田中 豊

地域の元気づくりと海外ビジネスを通じて、日本を元気にしたい行動派プロデューサーです。 海外ビジネスの参謀役として長年活動してきました。 とりわけ農林水産業を振興にすることで地域が元気になることを現場の生産者、支援者の皆さんと共に日々実践していることをとても誇りに感じています。 「地域を活かし、そしてつなぐこと」をスローガンに訴え、いつの時でもチャンス(chance)ととらえ、絶えずチャレンジ(challenge)し、チェンジ(change)を果たしていくことの「三つのC」をモットーにしています。