オホーツクの大自然に抱かれて、人間(おのれ)の傲慢を恥じた時(その2)

          
女満別、豊郷、網走郊外の農場を見学させていただく。

     
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遠くに斜里岳の雄姿が望める

    
    
同じ北海道の広大さでも、この地だからこその個性ある景観に見とれ、
感激の方が先に立って、説明がなかなか耳に入ってこない。

ヨソ者、素人の恥ずかしさ・・・。

   
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この日は運良く知床連山を眺望することが出来た。地元の方の話では、しばらく振りだと言う

       

     
北海道と一口で言っても、各地が多様なことを認識させられる。
    

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畑の後方はオホーツク海の海岸。さらに知床連山だ

          
      

当たり前のことなんだけれど、これまでひとくくりにイメージしてた。

   

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後方は藻琴山

     

海外から観れば、ニッポンをひとくくりにイメージしているのと似ている。

    

    
東北や九州なら県があるから、
ある程度景観イメージや産物を区別しやすいことにも気づく。

     
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どこまでも続くビート畑
   

         

           

それにしても、ちょうど収穫の季節

            
            
ジャガイモ、玉葱、カボチャ、ニンジン、大根、大豆、小豆、そして延々と広がるビート(甜菜・砂糖大根)の畑は、息を呑むくらい壮観だ。

    
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玉葱の収穫現場

    
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夕日に映える大根の畑
   

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広大なニンジン畑
    

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しっかりしたビートの株が出来たそうだ

            

          
いわゆる大型機械化、大規模化、企業化した農業が眼前に広がっている。

  
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ジャガイモの収穫
   

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基幹産業としての力強さもあれば、
だからこその苦労や克服すべき課題についてもお話を伺い、
深く考えさせられることになった。

    

これまた、「農業」とか「大規模化」などの概念についても
ひとくくりでイメージすることの危うさを感じる。

     
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カボチャの生産農家さんから現場の声を聴く       

   
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小豆(ショウズ)畑。 その広さに唖然

         

いずれにしても、私たちにとって非常に大切な、そして
誇り高い産業のひとつであることと、
そこに従事している皆さんの笑顔だけは、
強く、強く心の底にイメージを焼き付けることが出来た。
                                   (次回に続く)

   
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田中 豊

地域の元気づくりと海外ビジネスを通じて、日本を元気にしたい行動派プロデューサーです。 海外ビジネスの参謀役として長年活動してきました。 とりわけ農林水産業を振興にすることで地域が元気になることを現場の生産者、支援者の皆さんと共に日々実践していることをとても誇りに感じています。 「地域を活かし、そしてつなぐこと」をスローガンに訴え、いつの時でもチャンス(chance)ととらえ、絶えずチャレンジ(challenge)し、チェンジ(change)を果たしていくことの「三つのC」をモットーにしています。

“オホーツクの大自然に抱かれて、人間(おのれ)の傲慢を恥じた時(その2)” への4件の返信

  1. 先日研修の帰り道,霧島から都城へ寄り道した際,小川沿いの田んぼの収穫風景にめぐり合いました。
    川沿いの湾曲した狭い土地にたわわの稲穂。収穫が終わった田んぼには稲わらがきのこのように立っている風景
    北海道の大規模とは雲泥の差ですね。

  2. ともっちゃさんコメント深謝。いえいえ南九州のダイナミックな風景は、これまた世界に無二の大切な宝。僕は北海道で活動することで、未知の新たな素晴らしさを発見すると同時に、九州で当たり前だと感じていた魅力と長所について外からの目線で再認識させられるのです。海外で気づくことと同じですね。もちろん北海道の元気な皆さんとも同様の視点で議論しています。

  3. 先日はお疲れ様でした。また全国いや全世界を駆け回る日々でしょうか?
    前のコメントで書ききらなかった事をブログにアップする予定です。

  4. 再びコメントありがとうございます。先日はご多忙中、JETROセミナーにお運び頂きまして、誠にありがとうございました。ブログをまた拝見できることを嬉しく思います。鹿児島には、ぜひ皆さんの発信力を実践してくれることを願っています。

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