オホーツクの大自然に抱かれて、人間(おのれ)の傲慢を恥じた時(その4)

(前回より続く)

                
日本の風景で、一度でいいから、ぜひ観ておきたいものというのが
いくつかある。

        

なぜか今、そのひとつであるオホーツク海に向きあっている。

   
Dsc_2669
海の向こうには知床連山が

      
    

海岸で、仁王のように両の脚を横に踏ん張って。

     
Dsc_2683

    
    
ゴオ~ッとお腹の底に響き渡る音と共に、白い大波が砕け散る。

   

Dsc_2673        

    
オホーツクの風と潮香を体一面に受け止める。

    
      
Dsc_2687

     

大海のオーラ、パワー、そしてイオンを取り込む。

   
Dsc_2693

   

   
男気を連想させる九州の冬の玄界灘とは全く異なり、
横にも奥にも、ただならぬ広さ、そして計り知れない遥かさを感じる海だ。

   
Dsc_2738

   

    
毎年1月になると、遥か1000キロ離れたアムール川から運ばれてきた流氷が、この一面に接岸されるのだという。

        

一体どんな光景なのだろう?

      

Dsc_2709

       
       

           
天都山にあるオホーツク流氷館では、
今年接岸した流氷に触れることができる。

   
Dsc_1049        

      
Dsc_1073
これが今年産(?)の流氷の実物だ

      
      
     
流氷が展示してある零下15℃の室内では、
濡れたタオルをグルグルと2~3度振り回すと、
瞬時にカチカチに凍ってしまう。

   
Dsc_1105
    
Dsc_1117           

        
     
いわゆる「シバレ」の体験が出来る。

        
       
         
念願のオホーツク海を眼前にする目的は達成したのだが、
ぜひこの目で一度、本物の流氷とやらを拝んでみたいと、
新たな願望が湧き上がってきてしまった。

    

つくづく僕は欲が深い・・・。
     

          

Dsc_2727
いつもながら、感動の光景を前にすると言葉を失ってしまう    
           

The following two tabs change content below.

田中 豊

地域の元気づくりと海外ビジネスを通じて、日本を元気にしたい行動派プロデューサーです。 海外ビジネスの参謀役として長年活動してきました。 とりわけ農林水産業を振興にすることで地域が元気になることを現場の生産者、支援者の皆さんと共に日々実践していることをとても誇りに感じています。 「地域を活かし、そしてつなぐこと」をスローガンに訴え、いつの時でもチャンス(chance)ととらえ、絶えずチャレンジ(challenge)し、チェンジ(change)を果たしていくことの「三つのC」をモットーにしています。

“オホーツクの大自然に抱かれて、人間(おのれ)の傲慢を恥じた時(その4)” への2件の返信

  1. 南国のエメラルドグリーンの海からすれば,荒々しく,荘厳さを感じるような海ですね。
    友人からバイクで北海道旅行を誘われているのですが,こういう風景を眺める事ができるのはいつの事やら。

  2. ともっちゃさん、ぜひぜひバイクでこのオホーツクや北見、帯広などを縦走してくださいよ。きっと素晴らしい思い出になること請け合いです。ご一緒した香港や台湾と対照的です。絶対にお勧めです。

コメントは受け付けていません。