立春の南国4話(その2)

             
市の中心部に行くと、
水面越しに何やら見慣れないモニュメントのような巨大な建物が鎮座している。
       

        
大きな3本の柱の上に、サーフボートのような天井部が「のっかって」る。

   
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 「行ってみようよ!

 

決めるのに時間はかからなかった。

    
        
建物に近づくと、まさに巨大なオベリスク。
    

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そう、ここが一昨年4月にオープンした複合娯楽施設「マリーナベイ・サンズ(Marina Bay Sands)」だ。

  
      
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建物内部もユニーク
         

           
巨大会議場、ブランドショップモール、2560室を誇るホテルに加え、目玉はカジノ。
    

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規則が厳しいことで知られる、ここシンガポールでカジノとは、
これまた時代の移り変わり、
変化への機敏な対応力をまじまじと感じる。

      
         
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大規模モールは、ショッピング好きにはたまらないはずだ

  
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屋内運河とゴンドラもカジノの定番!?

       
       
貿易、物流、石油化学、金融、バイオ、医療、

そして商業、カジノ。

 

建国以来、
時代の変化と共に機敏に産業構造をシフトさせていくシンガポール。

 

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国土が微小で、水すら資源もなく、あるのは人による知恵だけという条件の下で、国際競争力は世界一、一人当たりGDPだって日本と完全に肩を並べる。

          
            
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金銀宝飾店にはどこも中国人観光客が集まる

   
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東南アジアのグルメを中心に世界の食が楽しめるフードコートも
                

            
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一流施設には必ず日本の“SUSHI”が定番アイテムに
                  
          
         

                   
 「行ってみようよ!」

          
         
57階の空中庭園に登って、
このダイナミック・シンガポールの全景を俯瞰したいと思うのに、やっぱり時間はかからなかった。
                                     (次回に続く)
 

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田中 豊

地域の元気づくりと海外ビジネスを通じて、日本を元気にしたい行動派プロデューサーです。 海外ビジネスの参謀役として長年活動してきました。 とりわけ農林水産業を振興にすることで地域が元気になることを現場の生産者、支援者の皆さんと共に日々実践していることをとても誇りに感じています。 「地域を活かし、そしてつなぐこと」をスローガンに訴え、いつの時でもチャンス(chance)ととらえ、絶えずチャレンジ(challenge)し、チェンジ(change)を果たしていくことの「三つのC」をモットーにしています。