「まず、お決まりの民俗資料館へ行って、
鹿港のアウトラインをつかんでもらいましょうか?」
少しインテリチックな運転手さんがこう切り出した。
文物館の正面は、バロック風の洋館
鹿港民俗文物館は、もともと台湾名門である辜一族の屋敷である。
1990年代に台湾代表として中国との劇的会談を取りまとめた辜振甫(こ・しんぽ)さんの生家であることを初めて知って驚いた。ここ鹿港出身だったんだ。
奥のレンガ造りは、200年の歴史を持つ福建閩南式の古風館
ササっと流し観るつもりが、あまりに興味深い展示物ばかりだったので大幅に時間超過してしまった。
待ちくたびれたドライバーさんが、
それでもニコニコしながら
30℃を超える炎天下で待っていてくれた。
何処を訪ねても素朴で面白く、とても時間が足りなかった。
街の中心にある鹿港青果市場
それに、今回一眼レフを持ってこず、携帯コンパクトカメラだったので大いに後悔した。
あれ、ここでも端午の節句のちまきが売ってるぞ
(次回に続く)
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田中 豊
地域の元気づくりと海外ビジネスを通じて、日本を元気にしたい行動派プロデューサーです。
海外ビジネスの参謀役として長年活動してきました。
とりわけ農林水産業を振興にすることで地域が元気になることを現場の生産者、支援者の皆さんと共に日々実践していることをとても誇りに感じています。
「地域を活かし、そしてつなぐこと」をスローガンに訴え、いつの時でもチャンス(chance)ととらえ、絶えずチャレンジ(challenge)し、チェンジ(change)を果たしていくことの「三つのC」をモットーにしています。
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