第二の古都を訪ねて(その7)

                         
最近は台湾でも中国・香港でも復古調の路地や街並みを再現した商業エリアの出現が目立つ。
   

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鹿港にも「鹿港老街」と称する昔の街並みを再現した観光通りが整備されており、古都の風情を感じながら、往時の賑わいに少しだけタイムスリップさせてくれる。

     
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路地の両側には、木造家屋やレンガ造りの家が軒を並べる。

    
きっとかつての日本とも そんなに違わないはず。

   
      
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今、鹿港老街と呼ばれている一帯は、もともと「古市街」と称されていた。

  
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烏魚子とは「からすみ」のこと。台湾でも名物
   
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どこの国でも子供のおねだりは微笑ましい
   
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手彫り彩色のゴムパチンコ。懐かしい。ひとつ190元(約600円)なり

         

この一帯は、清朝乾隆年間に鹿港が最も栄えていた頃の、
埠頭街の貿易商で賑わっていたエリアだそうである。

  

Dscn2075       中国大陸とも僅か200kmほどだったんだ

         

中国大陸から続々と移民が入り、
米や砂糖、農産物などを中心とした貿易を活発に行っていたようである。

  
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当時の豪商屋敷にあったと言われる「半辺井」。 とても貴重な井戸も、半分は自分の家で使い、半分は往来の人々にも分け与えたという、往時の栄華と鹿港人の美徳を表している遺産と言われている
    
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台湾の地方に行くと、最近、
食の分野で「古早味」なんて言葉をよく見かける。

           
台湾や福建閩南地方でよく使われる言葉で、「懐かしの味」といった意味だろうか。

    
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ここにも古早味の文字が…

   
          
街歩きの好きな人なら、いくら時間があっても足りないだろう。

   
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とにかく日差しが強くて暑かった。

  
鼻の頭が日焼けで真っ赤になってしまった。
    
季節違いの鹿港版トナカイさんだ。

   
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木を愛する人々でもある
   
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ここにも路地裏を見つけた。つい足を踏み入れたくなる
    
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(次回に続く) 
               

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田中 豊

地域の元気づくりと海外ビジネスを通じて、日本を元気にしたい行動派プロデューサーです。 海外ビジネスの参謀役として長年活動してきました。 とりわけ農林水産業を振興にすることで地域が元気になることを現場の生産者、支援者の皆さんと共に日々実践していることをとても誇りに感じています。 「地域を活かし、そしてつなぐこと」をスローガンに訴え、いつの時でもチャンス(chance)ととらえ、絶えずチャレンジ(challenge)し、チェンジ(change)を果たしていくことの「三つのC」をモットーにしています。